「あめんぼ あかいな あいうえお」が歌い出しの『あめんぼの歌』は、演劇の役者や声優、アナウンサーなどの発声練習・滑舌トレーニングに用いられ、かつては小学校の国語の教科書にも掲載されていた。 作者は、『からたちの花』、『この道』、『ゆりかごのうた』など、数多くの名作を残した詩人・童謡作家の北原 白秋(きたはら はくしゅう/1885-1942)。 同じく発声練習・滑舌トレーニングの教材として有名な『外郎売(ういろううり)』の意味や解説についてはこちら。 あめんぼ あかいな あいうえお (水馬 赤いな あいうえお) うきもに こえびも およいでる (浮藻に 小蝦も 泳いでる) かきのき くりのき かきくけこ (柿の木 栗の木 かきくけこ) きつつき こつこつ かれけやき (啄木鳥 こつこつ 枯れ欅) ささげに すをかけ さしすせそ (大角豆に 酢をかけ さしすせそ) そのうお あさせで さしまし