コロナ禍にお笑いを始めた芸人たちが、台頭してきた。結成3年で、この4月からプロとして活動をスタートした「破壊ありがとう」は、次世代のコント師として、にわかに注目を浴びている。 物騒なトリオ名とは裏腹に、彼らは繊細な手つきで、身近なシーンから種を見つけ、新鮮な笑いを生み出している。 2020年末の結成ながら、東京のコントシーンの隆盛にひと役買う「ユーロライブ」での単独ライブも成功させた「破壊ありがとう」に、いまだ記憶に新しい初舞台の話や、お笑いを始めたキッカケを聞いた。 若手お笑い芸人インタビュー連載<First Stage> 注目の若手お笑い芸人が毎月登場する、インタビュー連載。「初舞台の日」をテーマに、当時の高揚や反省点、そこから得た学びを回想。そして、これから目指す自分の理想像を語ります。 目次初舞台のネタは“実話”「普通の大学生活」と「バンザイ同盟」への違和感破壊ありがとうの指針は『