話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は「甲鉄城のカバネリ」「進撃の巨人」などのWIT STUDIOが制作するオリジナルテレビアニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-(ヴィヴィ-フローライトアイズソング-)」です。シリーズ構成・脚本の長月達平さんに、作品の魅力などを語ってもらいました。
--作品の概要と魅力は? サンマグノリア共和国という国を舞台に繰り広げられる物語です。<レギオン>という完全自律無人戦闘機械による侵攻を日々受けている戦時中の国です。戦争の発端は物語の9年前、隣国の大国によるものなのですが、その歴史はここでは割愛させていただきます。開戦からわずか半月で壊滅状態となった共和国は、<レギオン>からの侵攻を防ぐため、85の行政区の周りにグランミュールという壁を築き上げ、要塞(ようさい)を作り上げます。その壁を建造するため、そして<レギオン>と戦わせるために、アルバという人種のみを85区内に残し、それ以外の人間を“エイティシックス”と名付け、兵役と労役を課し、壁の外へと追いやりました。 どうしても世界観の説明のために用語が多くなってしまって恐縮なのですが、その壁の外、86区で<レギオン>たちと戦う少年少女たちエイティシックスの精鋭部隊を率いる少年・シンと、彼らを壁
――作品の概要と魅力は? 2011年に放送された「魔法少女まどか☆マギカ」を原典とし、スマートフォンゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」として生まれた作品のテレビアニメです。ある意味では先祖返りのような、作品、プロジェクトとしての横の広がりが本作の大きな魅力だと思っています。「まどか☆マギカ」ではできなかったことや、あったかもしれない世界や時間軸を原典アニメの制作スタジオでもあるシャフトさんに描いていただいています。 ――アニメにする時に心がけたことは? テレビアニメ作品として面白いものにする、というのが企画進行段階からの課題でした。特にゲーム原作となると、システムの構造上、説明や要素が必然と膨大になります。その部分をカバーするためにアニメオリジナル要素を足したり、テキストでなく映像でうまく取り入れることで、極力シームレスで見ていただけるアニメ作品として完結するものを制作し
--作品の概要と魅力は? MF文庫Jで刊行されているライトノベルが原作のテレビアニメーションです。主人公はコンビニの帰り道に突如、現代から異世界へとやってきてしまったスバルという少年。定番とも言える展開に、てっきりいわゆるチートな能力を授かっていると思ったスバルでしたが、残念ながら魔法はおろか特別な力は何も与えられておらず、途方に暮れてしまいます。そんな時、スバルの前にエミリアという一人の少女が現れます。彼女に窮地を救われたスバルは、どうにか彼女に恩を返したいと考えます。 スバルはエミリアと行動を共にして、彼女の探しものに付き合うことになりますが、その途中で何者かの攻撃を受けて、命を落としてしまいます。意識が途切れ、目を覚ますとそこは見覚えのある景色。無力な普通の少年だと思っていたスバルに、たった一つ備わっていた特別な能力……。それは死して時間を巻き戻す死に戻りの力でした。スバルは誰にも打
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、一迅社文庫アイリス(一迅社)のライトノベルが原作のテレビアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめふら)」です。井上圭介監督に、作品の魅力などを語ってもらいました。 【写真特集】話題作「はめふあ」 衝撃の展開の連続 個性的なキャラ続々 名場面を一挙公開 乙女ゲーム世界の悪役令嬢の子供時代に転生してしまった女子高生の主人公が、ゲームで起こるいろいろな破滅の危機を回避するために奮闘するお話です。主人公は、なんの特殊能力も持ってなく、ちょっとおバカですが、並外れた行動力で無自覚に周りの人たちを幸せにしていきます。
――作品の概要と魅力は? くしゃみをすると出てくるハクション大魔王、アクビをすると出てくるアクビ、おならをすると出てくるプゥータ。この3人が人間界の男の子、カンちゃんのもとでいろいろなことに立ち向かいます。家族みんなで見れる、家族で会話が弾むアニメです。 ――アニメにするときに心がけたことは? 50年前と今を比べて、どれぐらい生活や文化が変わったかを取り入れて、親子三世代で昔はどうだった、今はどうだと家族の会話につながるポイントを盛り込んでいます。50年前の小学生と今の小学生の違いや、生活、技術の進歩を考えて、ストーリー作りや設定を組み立てています。 ――作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは? 基本設定は50年前に考えられたもの。これが今でも通用するのは、旧作ハクション大魔王を作ったスタッフのすごさです。50年前はいろいろなことを手助けしてもらうという魔法の使い方でしたが、
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く