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アートアニメーションの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 決しておすすめしない、日本のアニメ監督の撮った実写映画ベスト5 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    日本のアニメならではの特異な現象として、アニメーション監督が平然の実写映画に進出するのが多いことがある。いや、海外でも少なくはない現象ではあるのだが、日本の監督の場合、アニメの進歩の目的での実写や「現実を捉えるもの」としての実写などなど、どこか別々にしきれていない点で異質さがある。 というのも、例えばディズニーやピクサーの監督たちやアートアニメーションの監督たちはアニメーションと実写映画は表現は完全に別物だとしているし、アニメにとっての実写とはロトスコープでアニメートするためや、より生き生きとした演技をさせるためであったり、湯浅中村みたいにデザインのエッセンスに使うなどアニメに生かすための材料でしかない、と考えるほうがいい。アニメにとって実写は最終的な進化の目的地、と一部考えられがちだが、実際はアニメの下位のものと考える方が健康的。 ディズニーの名作アニメのメイキング。俳優に動きを演技して

      決しておすすめしない、日本のアニメ監督の撮った実写映画ベスト5 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
    • アニメーション「就活狂想曲」

      「就活狂想曲」animation "Recruit Rhapsody" ごく普通の大学生として何となく過ごしてきた主人公。ところが近頃友人たちの様子がおかしい。聞けば、彼らは噂の"就活"に躍起になっているらしい。それが一体どのようなものなのか見極められぬまま、主人公もまた「ニッポン式就活」の渦中へと引きずり込まれて行く。 吉田まほ 2012年度作品。 https://www.instagram.com/damahogram/ http://blog.goo.ne.jp/damaho

        アニメーション「就活狂想曲」
      • 映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA

        今年から、『新潟国際アニメーション映画祭』が開催される。本映画祭の特徴は、これまで、公の場ではあまり批評の対象とされてこなかったエンターテイメント作品も取り上げている点だ。「商業」「アート」の垣根なく作品を評価し、アニメ文化を守り継いでいくために開催される本映画祭。第1回目の審査員長を務めるのが、1970年代からアニメ業界で作品をつくり続けている押井守氏だ。今回は、幸運なことに押井氏にインタビューする機会を得て、アニメ業界への課題感や映画祭の意義についてうかがった。 撮影込み30分という限られた取材時間のなか、押井監督はひとつの質問に対してほぼノンストップで語り続け、60分インタビュー並の分量に。その発言内容にはアニメ業界に対する厳しい意見も多分に含まれているが、そうした言葉の根底にあるのは、スタッフが心血を注ぎ込んで作品をつくっていることに対するたしかなリスペクトと、その仕事が報われてほ

          映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA
        • 珠玉のアート・アニメーション 個人的な5選 - チェコ好きの日記

          最初に、ものすごく感覚的な話から始めてしまうんですけど、人が「アニメ」という単語を聞いたとき、おそらく個人によって想定するものが3種類くらいあると思うんですね。 1つが、みんなに愛されているいわゆる「ファミリー系のアニメ」で、ディズニーやジブリがこれに該当します。もう1つが「オタク系アニメ」で、私はこのジャンルはまったく知識がないので具体例をなかなかあげられないんですが、『新世紀エヴァンゲリオン』とか、深夜に放映しているアニメ(ものすごくざっくりですみません)が、このイメージ。そして最後に、私のなかでは「アニメ」といったらまずこれを想定するんですけど、「アート・アニメ―ション」があります*1。 もちろんすべてが3種類にかっきり分類できるわけではなくて、それぞれの中間点に位置するものとか、グレーなものもたくさんあると思います。が、私はこの「アート・アニメーション」というやつがなぜか大好きで、

            珠玉のアート・アニメーション 個人的な5選 - チェコ好きの日記
          • 「長編アニメーションの新しい景色」主催・土居伸彰氏が語る21世紀のアニメーションの世界とは?

            今月13日より渋谷のシアター・イメージフォーラムにて公開されている「長編アニメーションの新しい景色」は世界各国の長編アニメーションを特集上映する企画だ。この特集上映を主催するのは、海外の映画祭に足を運び、日本国内に世界のアニメーションを紹介する活動を続けている土居伸彰氏。同時に評論家として活動しており、昨年には新しい視点から現在のアニメーションを見通した「21世紀のアニメーションがわかる本」を上梓している。 今回は日本国外のアニメーションにおいて、多彩な活動を行う土居氏に特集上映をはじめ、現在の世界のアニメーションを取り巻く状況についてもお話をうかがった。 土居伸彰氏、画像はNEWDEER公式サイトより アニメーション研究者が「面白い作品が日本に紹介されていない」現状に気づいた ー土居さんの活動はアニメ―ション評論家のほかにアニメ―ション映画祭に関わるなど、ひとつに括れない多彩な活動をされ

              「長編アニメーションの新しい景色」主催・土居伸彰氏が語る21世紀のアニメーションの世界とは?
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