5月4日にウクライナ軍がパトリオット防空システムを用いてロシア軍のキンジャール空中発射弾道ミサイルを撃墜していたと5月6日に公式発表していましたが、5月9日にアメリカ国防総省報道官パトリック・S・ライダー空軍准将がキンジャール撃墜の事実を肯定、そしてウクライナ当局は5月10日にキンジャール撃墜の証拠の残骸を新たに公開しました。 操舵翼はキンジャール/イスカンデル系で確定 ウクライナで取材中の独ビルト紙のパウル・ロンツハイマー記者によってキンジャールとされる残骸を撮影した動画がTwitterに投稿されています。写っている操舵翼の部品はキンジャール/イスカンデル系の物と完全に一致しています。 参考比較:イスカンデルの操舵翼(2008年の南オセチア紛争) アメリカ海軍より、2008年の南オセチア紛争でジョージアのゴリ市に着弾したイスカンデル キンジャールは極超音速兵器を名乗っていますが実際にはイ