クロアシネコ、遺伝子変異多く 腎臓などの病気「アミロイドーシス」―アフリカ南部、個体数減少で・国際チーム 2024年02月13日07時05分配信 南アフリカに生息する世界最小級のネコ類、クロアシネコ(米科学アカデミー紀要提供) アフリカ南部に生息する世界最小級のネコ類、クロアシネコの全遺伝情報(ゲノム)を解析したところ、優れた狩りの能力を担う視覚や聴覚の遺伝子のほか、腎臓などに「アミロイドーシス」と呼ばれる病気を引き起こす遺伝子変異が発見された。中国・陝西師範大や英スコットランド国立博物館などの国際研究チームが12日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。 〔写真特集〕コルシカ島の「キツネネコ」 アミロイドーシスは線維状の異常なたんぱく質(アミロイド)が臓器に沈着し、障害を起こす病気。人でも難病として知られ、ペットのイエネコではすらりとした体形の品種アビシニアンがかかりやすい。 クロア