ジョン・ウォーターズ監督 撮影:維倉みづき ロカルノ映画祭で、近代映画への貢献に対し贈られる名誉賞「Pardo d’onore」。賞が創設された1989年にイタリアの映画音楽家エンニオ・モリコーネが受賞して以降、2001年にはロバート・レッドフォードが創設しインディペンデント映画製作支援やサンダンス映画祭主催を行なっているサンダンス・インスティチュートが受賞するなど、分野や個人/団体の枠にとらわれない受賞者選出が行われている。2019年は新ディレクター、リリ・インスタンの元「大胆で厚かましく勇敢、そして笑いを以って道を拓き映画の歴史を変えた」アメリカのジョン・ウォーターズ監督が受賞。ウォーターズ監督自身による選出で以下6作品が特集上映された(上映順)。 『シリアル・ママ』(1994) 『ポリエステル』(1981) 『ピンク・フラミンゴ』(1972) 『ア・ダーティ・シェイム』(2004)