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ステロイドパルス療法の検索結果1 - 18 件 / 18件

  • 日本感染症学会

    対応についてNEW 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)特集号(感染症学雑誌第94巻第4号) 学会からのお願い COVID-19に関連した論文 症例報告 関連情報(リンク)NEW 公開している内容については、作成時点での情報をもとにしております。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について この冬のCOVID-19とインフルエンザ同時流行の際の注意点(2022年10月20日)NEW 感染蔓延期における医療体制の在り方とお願い―新型コロナウイルス感染症患者を診療される先生方へ―(2020年4月24日) 新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方―医療現場の混乱を回避し、重症例を救命するために―(2020年4月2日) 新型コロナウイルス感染症の現状と対策 水際対策から感染蔓延期に移行するときの注意点(2020年2月28日) 新型コロナウイルス感染症(COVID-

    • 『(ジャストアンサー)は、詐欺サイトらしいので気をつけてください』。。。 - 異星人と交信した結果、撃沈。。。。。。。。。。。。。。。。。。

      昨日は私の心の思いを 思うがままに書きましたが、 読んでくださり、ありがとうございます。 そして、温かいコメントをくださり ありがとうございます。 『合法的に。。。』と言ってくださり ありがとうございます。 とても心強いです。 合法的にどうにか出来るのなら、 お願いしたい気持ちもあるのですが、 1番は、私が命がけの抗議をすることかなと 思うので、大丈夫です。 それに、もし、何かあった時、 巻き込みたくないですし。 でも、気持ちは、本当に有難いです。 それに、私が弁護士などではなく、 何かを頼み、クズ太郎がうまい具合に 今回のように事件にし、 私が捕まる可能性があるので、 そう言って頂けて、とても有り難いですが、 やめておきます。 そして、久々に詐欺サイト!発見しました!! 人の弱った心に付け込み、 悪事を働くのは、クズ太郎だけではなく、 弁護士の名を語った詐欺サイトが存在していました。 【

        『(ジャストアンサー)は、詐欺サイトらしいので気をつけてください』。。。 - 異星人と交信した結果、撃沈。。。。。。。。。。。。。。。。。。
      • 日本国内で2020年に発生した狂犬病患者の報告

        1957年以降, 日本国内では狂犬病輸入症例として1970年に1例, 2006年に2例が報告されている1-3)。14年ぶりとなる2020年に狂犬病患者が確認されたため, その臨床経過を報告する。 症例:30代, 男性 主訴:発熱, 異常行動 現病歴:フィリピンからの来日3カ月後に両足首の痛みを訴え, 発症2日後には腰痛も出現したため, 鎮痛剤の内服により経過をみた。翌日には日本にはいないはずの妻が見えるという幻覚が出現した。水が怖いという訴えはあったが, 水分補給や食事はわずかながらできていた。4日後, 夜中に妻を探し回るという異常行動が出現, その翌日には歩行が困難となり7日後に当院を受診した。介助なしでは歩けなくなり, 落ち着きがない, 会話の辻褄が合わないなどの異常行動が認められた。発熱も認められたため, 意識障害の精査・治療目的で入院となった。 既往歴:特記すべき事項なし 生活:外

        • HPVワクチンへの誤解を解きたい、子宮頸がんの犠牲者を減らしたい──専門医の訴え - wezzy|ウェジー

          2021.06.01 08:00 HPVワクチンへの誤解を解きたい、子宮頸がんの犠牲者を減らしたい──専門医の訴え 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の副反応報道が過熱し、現在日本では接種対象の女性の接種率は0.6%(WHO推計)。オーストラリアが89%、アメリカが61%であることを考えると、驚異的な低さだ。 医師の多くは、ワクチンが普及していれば撲滅できるはずの病気を回避できず多くの人ががんで苦しみ、亡くなっていく現状を歯がゆい思いで見つめてきた。 そんななか、2021年4月9日「子宮の日」に掲載された新聞の1面広告が話題となった。HPVワクチンに関する誤解がもとで接種が進まない現状を憂い、HPVに関する情報を発信する「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」が出したものだ。 子宮の日が終わります。 私たちの思いは全てこの広告に詰めました。 もう「知らなかった」という理由で、死なな

            HPVワクチンへの誤解を解きたい、子宮頸がんの犠牲者を減らしたい──専門医の訴え - wezzy|ウェジー
          • 多発性硬化症(MS) について - 凸凹兄妹の母のブログ

            にほんブログ村 こんにちは。 私は『多発性硬化症(MS)』と言う指定難病を患っています。 今回は、この病気の話になります。 長くなりますので、お時間と興味があればお付き合い下さい。 難病・多発性硬化症とは? 確定の条件 初めての発症 消えない痛み MRIの影 頚椎の影が消える 神経内科で初めて【多発性硬化症】と言う病名を聞く 二度目の発症 別な近くの大学病院を受診 初めてステロイドパルス療法を受ける ステロイド療法後の服薬 三度目の発症 病名確定に至る 初めてリハビリを受ける 入院時の子供達や家族の様子 病気を持って感じた事 病院に行けば、自分は軽い方 病気をすると世界が変わる それでも、出来る事がいっぱいある 難病・多発性硬化症とは? 昔は稀な病気と言われ有病率 は10万人あたり1~5人程度だったものが、現在は8~9人程度と推定され増え続けているそうです。(推定患者数1万2千人程)。 発

              多発性硬化症(MS) について - 凸凹兄妹の母のブログ
            • 痙攣重積型(二相性)急性脳症(指定難病129) – 難病情報センター

              (概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) 1. 「けいれん重積型(二相性)急性脳症」とはどのような病気ですか けいれん重積型(二相性)急性脳症(英語名 AESD [acute encephalopathy with biphasic seizures and late reduced diffusion])は、突発性発疹やインフルエンザなどの感染症を契機に、けいれんと脳の傷害をおこす、日本で見つかった病気です。小児の感染に伴う急性脳症のうち、日本では最も頻度の高い型(急性脳症全体の34%を占める)です。典型例では初め発熱とともに長いけいれんが生じた後、意識が低下します。2日目には意識はいったん改善傾向となりますが、発病後4〜6日に2回目のけいれんが生じ、それに引き続いて再度、意識が障害されます。発病後3〜9日の脳MRI拡散強調画像で、特徴的な 大脳白質 の病変が認められます。神

              • 抗ARS抗体陽性の間質性肺炎は、カルシニューリン阻害薬の中止後の再燃に注意 - 呼吸器内科専門医の間質性肺炎ブログ

                昨日の記事で「抗ARS抗体陽性の間質性肺炎では、ほとんどの症例で初期治療へは反応を示すが、経過で約60%が再燃を経験した。KL-6は疾患挙動を反映するバイオマーカーとして有用な可能性があり、特に最良値から2倍以上の上昇を認める場合には再燃に注意する必要がある。」と報告しました。 詳しくは以下の記事をご覧ください。 抗ARS抗体陽性の間質性肺炎の治療経過をまとめた同論文をもう少し詳しく見てみたいと思います。 Takei R, et al. Predictive factors for the recurrence of anti-aminoacyl-tRNA synthetase antibody-associated interstitial lung disease. Respir Investig 2020;58:83–90. 治療の内容 本研究では、抗ARS抗体陽性の間質性肺炎に対す

                  抗ARS抗体陽性の間質性肺炎は、カルシニューリン阻害薬の中止後の再燃に注意 - 呼吸器内科専門医の間質性肺炎ブログ
                • オミクロン変異株でも嗅覚伝導路を伝播する脳炎が生じる! - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

                  岩田一輝先生,吉倉延亮先生らの症例報告がNeurol Clin Neurosci誌に掲載されました.糖尿病と神経疾患の既往がある80歳男性が,意識障害と全身のけいれん発作のために入院しました.頭部MRIでは両側嗅球と嗅覚伝導路に相当する脳実質に異常信号を認めました(図1).COVID-19 PCRは鼻腔ぬぐい液で陽性,脳脊髄液は陰性でした.CIVID-19脳炎と診断し,レムデシビルとステロイドパルス療法を行いました.意識レベルは回復し,認知機能も感染前のレベルまで改善しました.入院33日目に退院しましたが,嗅覚は改善せず,静脈性嗅覚機能検査にも無反応でした. パンデミック初期にも嗅覚伝導路に沿った脳炎が報告されていますし(図2),マカクザルの感染実験でも鼻から入ったウイルスは嗅覚伝導路を介して眼窩前頭皮質まで伝播してしまうことがわかっています(図3)(眼窩前頭皮質はCOVID-19後に萎縮

                    オミクロン変異株でも嗅覚伝導路を伝播する脳炎が生じる! - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
                  • 『皮膚生検してきました』

                    ワクチン打ってから脱毛症になりました〜おハゲ記録〜 始まりは1回目のコロナワクチン接種。抜け毛が多いなと思っていたら2週間後にはウィッグ生活はじまりました。 ワクチンとの関連は不明ですが、通院しながらフサフサに戻れる日を信じて生きています ありのままの自分の体験を書こうと思っています。 お風呂に入った後のドライヤーが不要な生活にも慣れてた今日この頃です🤤 お風呂の後には娘の髪を子供用のくしで整えておりますが 何故か最近逆に私の坊主を入念に整えられる。という現象が起きております🤣🤣 8/24(火)に病院へ行きましたのでそのことについて書こうと思います! その前に 以前のブログ内容から2点補足したいと思います🙇‍♀️🙇‍♀️ この記事の補足↓↓ 同じくワクチン後の抜け毛にお悩みの方 「病院に行ってワクチンが原因かもと診断された方はいないようでした」 と書きましたが、その後いただいたD

                      『皮膚生検してきました』
                    • 新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(7月19日)  - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

                      今回のキーワードは,院内ユニバーサル・マスキング,肺外症状,ICUにおける死亡の危険因子,COVID19感染重症筋無力症,壊死性出血性脳症における未知の自己抗体,垂直感染(母子感染)しない理由,小児多臓器系炎症性症候群の成人例,重症例におけるI型インターフェロン反応の低下,トシリズマブ(抗IL6受容体抗体)の観察研究,Moderna社mRNAワクチンの安全性です. 連日,感染者数の増加が報道され,院内感染のリスク増加を考えるととてもストレスを感じます.しかし患者数の増加する今こそ,第1波の際にできなかった日本発の臨床研究や臨床試験を行うべきと思います.しかし世界の臨床試験が登録されるClinicalTrials.govを調べると,直近500のCOVID19関連試験のうち日本発のものは大阪のDNAワクチン(NCT04463472)1つだけでした.英国のRECOVER試験などを手本として,目標

                        新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(7月19日)  - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
                      • コロナワクチン接種後の急速進行性糸球体腎炎 - 「がんに効く生活」とか

                        RNAワクチン後急速進行性糸球体腎炎の症例報告論文 - ニコニコ動画 (nicovideo.jp) 5:56の動画。 初めの40秒と終わりの50秒だけでも聴いて下さい。 0:00~0:42 小林製薬の紅麹で重症腎炎になっている人が沢山いるという報道があった。しかし、病態生理(どうしてそうなるか)が分かっていない。なのに、紅麹と断定しているみたいだ。私はそれは間違っていると思う。 紅麹を飲んでいる人はmRNAワクチンを接種している人が多いと思う。 mRNAワクチンの免疫異常で腎炎が起きる。 これは沢山症例報告がある。 それを除外して、紅麹と考える必要がある。 0:43~3:00 77歳男性。1回目と2回目はファイザー、3回目はモデルナを接種している。 1回目と2回目は何もなかった。 3回目接種2ヶ月後に循環器科で定期血液検査を受けている。 クレアチニン 1.67(neruzoh注。軽度の腎機

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                        • 抗NMDA受容体脳炎 | 神経病院 | 東京都立病院機構

                          患者さんへ医療関係者へ患者さんへ疾患概要私たちの脳の神経細胞では細胞間のシナプスというところで電気的信号をやりとりするための物質があり、神経伝達物質と呼ばれます。この神経伝達物質の中で、主に興奮性の刺激を伝える主要な物質にグルタミン酸というものがあります。このグルタミン酸の刺激を受け取る側の細胞には受容体があり、その一つにNMDA受容体があります。抗NMDA受容体脳炎は、何らかのきっかけで患者さん自身の免疫システムによりこのNMDA受容体をターゲットとする自己抗体が産生されることで発症する自己免疫介在性の脳炎の一つです。 この疾患は2007年に若年成人女性に起こりやすいということで初めて報告されましたが、以後小児でも発症することが報告されています。成人女性では卵巣の良性腫瘍に関連して発症することが多いですが、小児では腫瘍の合併率は低いとされています。 抗NMDA受容体脳炎を含む自己免疫介在

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                          • 急性増悪の予後とACP(アドバンス・ケア・プランニング) - 呼吸器内科専門医の間質性肺炎ブログ

                            急性増悪の治療には、現時点で有効性の確立した治療法はありませんが、日本ではステロイドパルス療法や免疫抑制剤の治療が行われることは多いです。 急性増悪発症後の予後は極めて不良であり、2016年に発行された特発性間質性肺炎 診断と治療の手引き 改訂第3版を参考にすると、 平均生存期間は1.3か月 死亡率50%程度 といわれています。 また、2020年に日本から報告されたリコモジュリン®の治験の結果では、90日生存率は81%の結果でしたが、対象はあくまで治験参加者であり注意は必要です。 急性増悪では、多くの患者さんが呼吸不全を呈します。通常の酸素投与では不十分なことも多く、その際には人工呼吸器管理の適応を考えなければなりません。 しかし、特発性肺線維症(IPF)患者の呼吸不全に対する人工呼吸器管理に関して、国際ガイドラインでは、 「人工呼吸器管理は大多数の患者に対しては決して勧められないが、少数

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                            • 新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(5月29日)   - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

                              今回のキーワードは,IOCの決定は最良の科学的証拠に基づいていない,感染者の入院前評価では酸素飽和度と呼吸数の測定を必須とすべき,brain fog(脳の霧)は患者の約4分の1が経験する,免疫チェックポイント阻害剤使用中のがん患者でワクチンによりサイトカインストームが生じうる,アストラゼネカ・ワクチンでは虚血性脳卒中も生じうる,SARS-CoV-2感染は長寿命の体液性免疫反応を誘導する,です. 権威ある医学誌New Engl J Med誌において「五輪参加者をCOVID-19から守るために ― リスク管理のアプローチが急務」という論文を掲載しました.以下,その内容を紹介しますが,これらの安全性に対する疑義に対し,真摯に,具体的に回答することがまず必要だろうと思います. ◆オリンピック開催に関するIOCの決定は,最良の科学的証拠に基づいていない. New Engl J Med誌はオリンピック

                                新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(5月29日)   - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
                              • 特発性小脳失調症を対象とした多施設医師主導臨床試験のご紹介 - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

                                2021年1月4日から,岐阜大学医学部附属病院では,指定難病の「脊髄小脳変性症」のうち,特発性小脳失調症(これまでは皮質性小脳萎縮症と呼ばれていた疾患です)の方を対象に臨床試験を開始しました.これは特発性小脳失調症のうち,血清中に抗体(抗小脳抗体)を有する患者さんの体のふらつきやしゃべりにくさなどの症状に対して試験薬を点滴し,その効果を観察するものです.この試験は,臨床研究法で定められる特定臨床研究に該当し,すでに認定臨床研究審査で審査され,Japan Registry of Clinical Trials(jRCT)に公表されています(臨床研究計画実施番号 jRCTs031200250). この試験は,岐阜大学医学部附属病院と信州大学医学部附属病院で開始しましたが,現在,さらに2施設で開始の準備中です. 今回の試験では,特発性小脳失調症の診断基準(Yoshida K et al. J N

                                  特発性小脳失調症を対象とした多施設医師主導臨床試験のご紹介 - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
                                • ベーチェット病(指定難病56) – 難病情報センター

                                  物理的刺激(火傷や凍傷など)、や化学的な刺激(化学薬品接触など)や、ウイルスなどの微生物の感染に対して起こす生体の防御反応の一つ。発赤、熱感、腫脹、疼痛を炎症の4兆候といいます。急性炎症と慢性炎症に区別されることもあります。 " >炎症 を引き起こすと考えらえています。内因の中で一番重要視されているのは、白血球の血液型ともいえるヒトの組織適合性抗原である ヒト白血球抗原 (HLA)の中のHLA-B51というタイプで、健常者に比べ、その比率がはるかに高いことがわかっています。そのほか、日本人ではHLA-A26も多いタイプです。 最近、ベーチェット病でも他の疾患と同様に全ゲノム遺伝子解析が進められ、発症に強く影響する遺伝子、すなわち疾患感受性遺伝子が次々と明らかにされています。2010年に日本およびトルコ・米国から、HLAに加えてIL-23受容体、IL-12受容体β2鎖、IL-10、ERAP1

                                  • 新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(10月10日) - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

                                    今回のキーワードは,N Engl J Med誌の怒り,ウイルスは皮膚上で9時間生存する,肺を満たすゼリーの正体,無症状感染者を生み出すウイルスの巧妙な企み,神経合併症と転帰,オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群,筋障害と影響因子,脳におけるウイルスの証明と脳損傷への影響,脳症患者における髄液高力価抗体,レムデシビル試験最終報告です. ◆アメリカにおける失敗とN Engl J Med誌の怒り. 「Dying in a Leadership Vacuum(リーダーシップの真空状態がもたらす死)」というタイトルの論説は,医学雑誌として前例のないものとなった.冒頭に「COVID-19による危機は,各国のリーダーシップを試すものとなったが,ここ米国では,私たちの指導者は対応を失敗し,危機を悲劇に変えてしまった」と書かれてある.実際に米国の死者数は中国をはるかに上回り,カナダの2倍以上,日本の50倍

                                      新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(10月10日) - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
                                    • 新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(10月18日)   - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

                                      今回のキーワードは,Nature誌がバイデン氏を支持する理由,政治による科学の蹂躙に抗する署名活動,2度目の感染でも重症化する,突発性感音性難聴,脳波と予後,欧州神経学会のエキスパートによるコンセンサス声明の発表,感染から回復しても長期に症状が持続する理由,血管病変や血栓形成機序を明らかにするアカゲザル・モデルです. 最初の2つのトピックスから「政治と科学」がきわめて緊迫した状況にあること,11月3日は世界の科学にとって重大な意味を持つことが分かります.欧州神経学会によるコンセンサス声明は量が多く,全項目は日本語訳できませんでしたが,脳神経内科医は目を通しておくべき内容です.また重症COVID-19に見られるB細胞反応は自己免疫疾患SLEと似た特徴を示し,免疫寛容が破綻し,自己免疫疾患類似の症状をもたらしうるという驚くべき内容です.多彩な神経合併症や,Long-Haulと呼ばれる症状の長期

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