セル内改行とは1つのセルの中で改行を入れる事であり、すでに別の記事で解説しているとおり、Alt+Enterのショートカットキーで改行を入れることができます。この改行文字(LF=ラインフィールド)も文字コードの一種なので、セル内に入力しても何ら問題はありません。 しかし、長い文字列を改行で区切ることによって、1つのセルの中に2つ以上の情報を入れることになり、1セル1情報の原則に反するのではないかという問題点もあります(参考:【神Excel】8個の基本パターンで完全習得「リスト形式」の教科書)。この問題については、Excelをデータベースとして使用するのか、帳票として使用するのか、データ加工ツールとして使用するのか、状況によって異なるので一概には言えません。 そこで今回は、セル内改行の正しい使い方と誤った使い方について解説します。 目次 1.セル内改行について(復習) 2.スペースで調整するの