「インフルエンサー」と呼ばれる人が、「個人的な意見」としてヘイトクライムを誘発する差別煽動を行うなら、その影響力の実体であるソーシャル・メディア各社は、アカウント停止など、然るべき態度を取る社会的責任がある。マスメディアも、決して荷担してはならない。
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※本稿は、個人的な見解を表明したものであり、筆者の所属する組織の見解を示すものではありません。また、固有名詞のカタカナ表記は一般的な表記に合わせています。 『AGHA’ZADEH』 うら若いイラン人女性がメルセデスベンツに閉じ込められ、断末魔の叫びとともに車体ごとスクラップにされ、四角い鉄の塊となった残骸から鮮血がしたたる、という強烈なオープニング。筆者の中では、『進撃の巨人』第一話以来の衝撃だった。 これは、イラン版ネットフリックス「Namava」で大ヒットしたドラマシリーズ『AGHA’ZADEH(アーガーザーデ)』の第一話冒頭シーンである。コロナ禍のセミ・ロックダウン下、イラン人も、我々と同様、閉じ込められた自宅で持て余した時間を埋めるように、ネット・ストリーミングで映画やドラマの世界へ没入した。 ※筆者提供 このドラマでは、「アーガーザーデ」(注1)と呼ばれる権力者の子息たちが、ドバ
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