並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 47件

新着順 人気順

ディスプレイケースの検索結果1 - 40 件 / 47件

  • 最終日を迎えた「RTA in Japan SUMMER 2023」を振り返る。直接寄付だけで860万円が集まり,今冬の開催も決定

    最終日を迎えた「RTA in Japan SUMMER 2023」を振り返る。直接寄付だけで860万円が集まり,今冬の開催も決定 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 2023年8月10日より開催されていた「RTA in Japan SUMMER 2023」が,本日(8月15日)をもって最終日を迎えた。 「RTA in Japan」は,RTA(Real Time Attack:実時間に基づいたタイムアタック)をフィーチャーしたチャリティイベントだ。配信や関連グッズから得た収益から税金を差し引いた額が,“国境なき医師団”へ寄付される。なお今回は,全種目終了の時点において,直接寄付だけで860万円が集まったとのこと。 今回の会場となったのは東京・麹町のnote place。ライブ配信がTwitchで行われ,アーカイブがTwitchおよびYouTubeで公開されている。出走タイトルは約100本で,過

      最終日を迎えた「RTA in Japan SUMMER 2023」を振り返る。直接寄付だけで860万円が集まり,今冬の開催も決定
    • 西 和彦氏,アカシックライブラリーで「MSXマガジン」を無料公開。全巻掲載を目指すことを明らかに

      西 和彦氏,アカシックライブラリーで「MSXマガジン」を無料公開。全巻掲載を目指すことを明らかに 編集部:松本隆一 アスキー創業者の1人で,MSXの提唱者でもある西 和彦氏は本日(2023年10月1日),電子書籍の出版社で,自らが代表取締役社長を務めるアカシックライブラリーで,「MSXマガジン」を公開したと発表した。会員登録が必要だが,無料で読むことができる。 お知らせ いろいろと不具合を解消して、 MSXマガジンがアカシックライブラリーで掲載されましたhttps://t.co/FmQZ7NNIUr 今後随時掲載を増やしていきます 読むのは無料です プリントはAMAONのPODになる予定です— 西 和彦 Kazuhiko Nishi (@nishikazuhiko) October 1, 2023 「MSXマガジン」は,1983年10月に創刊されたMSX専門の月刊誌で,ゲームだけでなく,技

        西 和彦氏,アカシックライブラリーで「MSXマガジン」を無料公開。全巻掲載を目指すことを明らかに
      • [CEDEC 2023]「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」聴講レポート。開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ

        [CEDEC 2023]「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」聴講レポート。開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」で,「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」と題された講演が行われた。ソフトウェアを作る前に一歩立ち止まり,必要になるテストについて打ち合わせをすれば,コストや手間を削減できるという。ソフトウェアのテストといえば,完成後に行うものというイメージがあるが,その前に行うべきテストとは,どのようなものなのだろうか? 開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ 10X / B-Testing Qualityチームの風間裕也氏 講演を行ったのは,10X / B-Testing Qualityチームの風間裕也氏。ソフトウェアのテストに関す

          [CEDEC 2023]「テストエンジニアが伝える テストを実施する前に考えるべきテストの話」聴講レポート。開発が参加し,欠陥を未然に防止するテストの大切さ
        • 伝説的PBM「蓬莱学園の冒険!」の資料公開を目的とするクラウドファンディングが本日開始。成功の暁には小説やTRPGの新展開も?

          伝説的PBM「蓬莱学園の冒険!」の資料公開を目的とするクラウドファンディングが本日開始。成功の暁には小説やTRPGの新展開も? 編集部:touge 1990年にサービスされた伝説的PBM「ネットゲーム‘90 蓬莱学園の冒険!」(以下,蓬莱学園)の保管資料公開を目的とするクラウドファンディングが,CAMPFIREにて本日(2023年9月8日),スタートした。 CAMPFIRE「蓬莱学園の冒険!」保管資料公開計画プロジェクトページ 蓬莱学園は遊演体が運営を手がけ,1990年のまる1年をかけて展開されたPBM(プレイバイメール)作品だ。舞台となったのは,東京のはるか南に浮かぶ宇津帆島にあるとされる全寮制の巨大高校・蓬莱学園。同校に入学した生徒の一人となったプレイヤー達は,学内の政治闘争や武力抗争,猟奇的な事件に地下世界の秘密といった,混沌を極める騒動へと巻き込まれていった。インターネットどころか

            伝説的PBM「蓬莱学園の冒険!」の資料公開を目的とするクラウドファンディングが本日開始。成功の暁には小説やTRPGの新展開も?
          • [CEDEC 2023]コーエーテクモ襟川陽一氏へのインタビュー。創業からおよそ半世紀を経て,世界一になる設計図が見えてきた

            [CEDEC 2023]コーエーテクモ襟川陽一氏へのインタビュー。創業からおよそ半世紀を経て,世界一になる設計図が見えてきた 編集部:荒井陽介 2023年8月23日から25日まで開催されたゲーム開発者会議のCEDEC 2023で,コーエーテクモホールディングス代表取締役社長の襟川陽一氏が,「シブサワ・コウのゲーム開発」と題した講演を行った。 襟川氏の生い立ちや,光栄(当時)を立ち上げることになったきっかけ,ゲーム開発や経営にかける思いなどが語られた講演の模様はすでにレポートしているが,本稿ではその講演の直後に行った襟川氏へインタビューの模様をお届けしよう。短い時間ではあったが,講演で話された事柄について,さらに詳しく聞いているので,講演のレポートを確認しながら読み進めてほしい。 関連記事 [CEDEC 2023]シブサワ・コウの目標は「もっともっと面白いゲームを作りたい」 クリエイターに「

            • 凄腕のプレイヤーが集うRTAの祭典「RTA in Japan Summer 2023」が開幕。運営チームにその意義や展望を聞いてみた

              凄腕のプレイヤーが集うRTAの祭典「RTA in Japan Summer 2023」が開幕。運営チームにその意義や展望を聞いてみた ライター:稲元徹也 ゲームプレイのスタートからクリアまでの実時間を競うRTA(Real Time Attack)のオフラインイベント「RTA in Japan Summer 2023」が,2023年8月10日にスタートした。会場となったのは東京・四谷のイベントスペース「note place」で,会期は8月15日までの6日間だ。 「RTA in Japan Summer 2023」の会場となった,東京・四谷の「note place」 「RTA in Japan Summer 2023」イベントページ 腕に覚えのあるRTA走者が一同に会し,各々の得意とするゲームのプレイを披露するこのイベント,今回は新旧合わせて約100タイトルが選定され,10日正午のイベント開始

                凄腕のプレイヤーが集うRTAの祭典「RTA in Japan Summer 2023」が開幕。運営チームにその意義や展望を聞いてみた
              • [TGS2023]なんと「Oh!X」が令和によみがえる。“あの”タイトルも付録で収録

                [TGS2023]なんと「Oh!X」が令和によみがえる。“あの”タイトルも付録で収録 編集長:Kazuhisa というわけで,東京ゲームショウ会場の4Gamerブース(ホール5 N-07)に,X68000 Zブースが併設されているわけだが(スコアアタックぜひやっていってくださいね),初日である本日9月21日,そこに来た業界関係者が目にしたかもしれないパネルがこちらだ。 関連記事 TGS2023の4Gamerブースでは製品版「X68000 Z」を会場限定STGとあわせて出展。ハイスコア上位10名にX68000 Z実機などをプレゼント 千葉県・幕張メッセで2023年9月21〜24日(一般公開日は23,24日)に開催される「東京ゲームショウ2023」へ,今年も4Gamerが出展する。昨年に引き続いて瑞起の「X68000 Z」を展示するが,今年は会場限定のシューティングゲームをプレイ可能だ。 [2

                  [TGS2023]なんと「Oh!X」が令和によみがえる。“あの”タイトルも付録で収録
                • [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」

                  [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」 編集部:Junpoco 2023年8月23日から25日まで開催されたCEDEC 2023の初日,アートユニットで株式会社でもある明和電機の,アーティストかつ代表取締役の土佐信道氏によるセッション「明和電機・完全攻略セミナー」が行われた。 アートにマスプロダクション(大量生産),おもちゃに音楽。さまざまな活動をする明和電機のこれまで――土佐氏の言葉を借りると「こんな変なものを作って,なぜ30年も生きてやってこれたのか」や,大ヒット製品となった電子楽器「オタマトーン」の製作話をとおし,アートとプロダクト両方に重要となる“機能性と呪術性”が語られたセッションをレポートしよう。 「……ゲームに関係ある?」といった内容に受け取れるかもしれないが,ゲームを作る人

                    [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」
                  • [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート

                    [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート 編集部:Junpoco 2023年8月23日から25日まで開催されたCEDEC 2023の最終日,「QA事業立ち上げ直後の組織で約3年テスト自動化推進に取り組んだこと」というセッションが行われた。ゲームの開発現場における,QA(Quality Assurance。品質保証)事業やテスト自動化をテーマにした同セッションのレポートをお届けしよう。 講演者として登壇した花房輝鑑氏は,ディー・エヌ・エーの品質本部品質管理部QC第一グループで,プロダクト・サービスの品質管理に従事している。2023年のディー・エヌ・エー入社以前からおよそ20年,非ゲーム企業を含むWebやスマホアプリなどのテストにかかわってきた,品質管理,品質保証のベテランだ。 本セッションでは,ディ

                      [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート
                    • [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート

                      [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート ライター:大陸新秩序 2023年8月23日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「コンピューターエンターテインメント領域における生成AIの利用と法律・知財・契約」が行われた。 本セッションには,STORIA法律事務所のパートナー弁護士である柿沼太一氏が登壇し,生成AI(主に画像生成AI)をコンピューターエンターテインメント領域にて利用する場合の法律や知財,契約上の留意点について解説した。 生成AIと著作権に関する論点一覧 本セッションの冒頭で,柿沼氏は生成AIの著作権に関する論点がほぼ 「AI開発・学習と著作権侵害」 「AI生成物の生成・利用と著作権侵害」 「AI生成物と著作物性」 の3つであることを指摘。それぞれを

                        [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート
                      • [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」

                        [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」 ライター:大陸新秩序 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「この1時間でゲーム実況業界の全てがわかる!?ゲーム実況の過去・現在・未来【2023年版】〜大きいコミュニティと小さいコミュニティを作り分けろ!」が行われた。 本セッションには,ゲーム実況業界を独自に分析している中田朋成氏と,長年ゲーム実況の現場でプロとして活動しているスタジオNGCのえどさん”こと江戸清仁氏(以下,えどさん”)が登壇。ゲーム実況の歴史の振り返りや関連人物・組織紹介などを行いながら,さまざまな事例を通して得た「ゲーム実況の可能性」について,私見を交えつつ語られた。 左から中田朋成氏,えどさん”こと江戸清仁氏 ゲーム実況の歴史(抜粋) セッ

                          [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」
                        • [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる

                          [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる 編集部:Junpoco CEDEC 2023の最終日(2023年8月25日),「振動のフォーリー録音!? サウンド技術で振動攻略 〜音と振動はだいたい同じ〜」というセッションが行われた。 Nitendo SwitchのJoy-Conの特徴であるHD振動,PS5のDualSenseが特徴とするハプティックフィードバックなど,現行のゲーム機のコントローラには,技術進化によってさまざまな振動の表現が可能となっている。 その振動の表現について,ゲーム開発の現場では「サウンド部で振動やってよ」ということがよくあると話すのが,同セッションの講演者であるスクウェア・エニックス サウンド部のサウンドプログラマである山本雄飛氏。なお,山本氏によると「

                            [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる
                          • [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり

                            [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり ライター:箭本進一 頑張ろうともがくうちにストレスが溜まっていき,やがては働けなくなってしまう。メンタルヘルスの維持は職種を問わず大きなテーマである。ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」の2日目となる2023年8月24日に講演「クリエイティブな現場における休職者の過去例と入社時のメンタルヘルスケア」が行われ,サイバーコネクトツーでの取り組みの実例が紹介された。 ●「クリエイティブな現場における休職者の過去例と入社時のメンタルヘルスケア」登壇者一覧 ・吉満美希氏:サイバーコネクトツー 業務部 ゼネラルマネージャー ・百武由実子氏:サイバーコネクトツー 業務部 企画課 チーフ 写真左から,吉満美希氏(サイバーコネクトツー 業務部 ゼネ

                              [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり
                            • コレクターやファン以外も「レトロゲーム」を売り買いする時代に。一般層の多いブックオフに最近の動向について話を聞いた

                              コレクターやファン以外も「レトロゲーム」を売り買いする時代に。一般層の多いブックオフに最近の動向について話を聞いた 編集部:ito ファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどを中心とした昭和のレトロゲーム。以前から,リアルタイムで遊んでいた層やマニア,コレクターなどが買い集めたりしていたが,ここ数年は海外の人からの人気も高い。 またTVのゲームバラエティ番組や,ゲーム配信者の実況プレイで扱われることもあってか,最近はZ世代をはじめとする若い人が,買い求めてプレイすることもあるようだ。 レトロゲームを取り扱っているのは,専門店である駿河屋やスーパーポテトなどが有名だろう。また,専門店にはラインナップが劣るものの,さまざまな中古品の買取や販売を行っている,ハードオフやブックオフなどでも,レトロゲームのコーナーを見かけることがある。 ブックオフにおいては,本格的に参入したのはここ数年内のこと

                                コレクターやファン以外も「レトロゲーム」を売り買いする時代に。一般層の多いブックオフに最近の動向について話を聞いた
                              • [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート

                                [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2023」がスタートした。2023年8月23日に行われた講演「Impact of the AI era on Video Game Development/AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」では,Bandai Namco StudiosのCTOであるマーセロン・ジュリアン氏が登壇。AIをゲーム開発に活用する実例や,今後の発展についての予想を語った。 Bandai Namco StudiosのCTOであるマーセロン・ジュリアン氏 ■AIの進歩が,ゲーム開発を大きく変えていく AIによる「超知性」が10年以内に達成されようとしている現在は,すべてのプレイヤーとデベロッパーにとって良い時代であ

                                  [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート
                                • [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート

                                  [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート 編集部:Junpoco 2023年8月23日に開幕したコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」の初日,アニメ制作の現場で行われているR&D(Research and Development。日本語に訳すと「研究開発」)の取り組みをテーマとしたセッション「アニメR&Dの最前線:絵コンテ制作支援からルック開発、ゲームエンジン活用まで」が行われた。 ゲーム業界向けに,技術的,文化的に異なるアニメ業界のR&Dの状況をとおして,その事例が紹介されたセッションの模様をレポートしよう。 アニメR&Dを行う理由と重要性(小山裕己氏) セッションでは,共同研究を行うグラフィニカの小山裕己氏,小宮彬広氏,酒井邦博氏,アーチの加

                                    [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート
                                  • [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート

                                    [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート 編集部:Igarashi 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」で,エレメンツのゲームデザイナーである石川淳一氏が,講演「リアル世界のゲームデザイン」を行った。 本講演は,ARG(代替現実ゲーム)や周遊型の謎解きゲームなど,現実空間や実在するメディアを使ったゲームやエンターテインメントにおける“空間やメディアの活用方法とその注意点”を,過去の事例を交えながら伝えるというものだった。 なお,講演で取り上げられた事例は「今後のコンテンツ制作に生かせるよう,例題はできるだけ具体的に取り上げているが,他者の作品やチャレンジを批判する目的はいっさいない」としている。 エレメンツ ゲームデザイナーの石川淳一氏 石川氏によると,リアル

                                      [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート
                                    • [TGS2023]コロナ禍でゲーム市場はどう変わった? Valve,カプコン,バンダイナムコが各社の視点で語った基調講演レポート

                                      [TGS2023]コロナ禍でゲーム市場はどう変わった? Valve,カプコン,バンダイナムコが各社の視点で語った基調講演レポート ライター:蒼之スギウラ 2023年9月21日,日本最大のゲームイベント「東京ゲームショウ2023」の基調講演「ゲームが動く、世界が変わる。」が配信された。 ステージには,PCゲームファンにとってはお馴染みのゲーム配信サービス「Steam」を運営するValveのPierre-Loup Griffais氏と,Erik Peterson氏に加え,カプコンのWilliam Yagi-Bacon氏,バンダイナムコスタジオの原田勝弘氏が登壇。コロナ禍を経て生じたゲーム市場の変化など,それぞれの視点からゲーム業界の現状が語られた。 ■出演者 ●Steam Platform Engineering Team Pierre-Loup Griffais氏 ●Steam Busine

                                        [TGS2023]コロナ禍でゲーム市場はどう変わった? Valve,カプコン,バンダイナムコが各社の視点で語った基調講演レポート
                                      • [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる

                                        [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる 編集部:荒井陽介 CEDEC開催初日の2023年8月23日,スクウェア・エニックスの森 友亮氏による講演「デジタルゲームのための自然言語処理(NLP) - ゲームの『ことば』のあそびかた」が行われた。 ChatGPTに代表される大規模言語モデルは,私たちが日常で使っているような言葉(自然言語)でコンピュータとやりとりすることを可能にしたが,それをゲームで活用すると,どんな機能が実現できるのか,注意するべき点は何なのか,といったことが語られた講演の模様をレポートしよう。 スクウェア・エニックス AI部 AIリサーチャー 森 友亮氏 森氏はまず,ゲームで自然言語が使えるようになったときに実現できそうな機能を提示した。 NPCとの会話では,「ここは●●の村です」といったような決まり切っ

                                          [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる
                                        • 「マッピー」「ドルアーガの塔」など名作10タイトルが登場。「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックを配信開始

                                          「マッピー」「ドルアーガの塔」など名作10タイトルが登場。「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックを配信開始 編集部:maru バンダイナムコエンターテインメントは本日(2023年10月12日),同社のサウンドレーベル「Bandai Namco Game Music」より「マッピー」や「ギャラガ」といった「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックの配信を,各種配信プラットフォームで開始した。 本日リリースされるのは,「マッピー」「ホッピングマッピー」「リブルラブル」「トイポップ」「ドルアーガの塔」「イシターの復活」の6タイトル。10月19日に「ギャラガ」「ギャラガレギオンズ&ギャラガレギオンズDX」「ギャラガ'88」「ギャプラス」の4タイトルのサウンドトラックが配信予定だ。それぞれ13〜35曲が収録され,懐かしのサウンドをたっぷりと楽しめる。 「Bandai Namc

                                            「マッピー」「ドルアーガの塔」など名作10タイトルが登場。「ナムコレジェンダリー」のオリジナルサウンドトラックを配信開始
                                          • [インタビュー]格ゲーストリーマーのミートたけしとは何者なのか? その中の人,ミュージシャンの川村 竜さんに聞いた

                                            [インタビュー]格ゲーストリーマーのミートたけしとは何者なのか? その中の人,ミュージシャンの川村 竜さんに聞いた 編集部:TeT カメラマン:増田雄介 ベーシストとして20年以上,ジャズをはじめアニメの劇伴やゲーム音楽などの演奏や作・編曲で,業界内外から高い評価を得ている川村 竜さん。ここ数年は音楽活動のかたわら,格ゲーを中心としたゲーム実況配信者「ミートたけし」としての活動も活発に行っており,ときにはその鋭い舌鋒で物議を醸したりもしている。そんな川村さんに,近日,「4Gamerコラムニスト」の一人としてゲームやその周辺の話題について寄稿してもらうことになった。 そこで今回,そもそも川村さんはゲームに対してどのようなスタンスで触れているのか,どんな思いで配信活動を行っているのかなどを,自己紹介のような感じで語ってもらったので,その模様をお届けする。 川村 竜さん公式サイト 「好きなものは

                                              [インタビュー]格ゲーストリーマーのミートたけしとは何者なのか? その中の人,ミュージシャンの川村 竜さんに聞いた
                                            • [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介

                                              [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介 ライター:飛鳥 2023年8月23日,ゲーム開発社向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,「アラブ諸国のゲーム市場・産業,2023年の現状と将来 〜何故サウジアラビアは日本のゲーム会社の株を買い,ゲームに5兆円超を投資するのか?〜」というセッションが行われた。 近年サウジアラビアは,ゲームビジネスへ巨額の投資を行っていることで知られ,ゲーム業界でも大きな話題になった。しかし,巨額の投資を行う背景やアラブ諸国のゲーム市場・産業については情報収集が難しいことも多い。このセッションでは,大きく変化してきているアラブ諸国のゲームビジネスについて,実際の現地調査やヒアリング,最新のデータをもとに佐藤 翔氏が語った。 LUDiMUS代表取締役社長の佐藤

                                                [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介
                                              • [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート

                                                [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート 編集部:Junpoco CEDEC 2023の最終日となる2023年8月25日,「みんながハッピーになる音楽著作権運用の最前線」と題されたセッションが行われた。 同セッションを担当するのは,ノイジークロークのマネジメント部ライツマネージャーの陣内優希氏と,同社の代表取締役CEOで音楽出版社「ココカラ」の代表も務める坂本英城氏の2名だ。 イベント運営や楽曲制作はもちろん,各々の立場で音楽著作権に向き合う両氏から,ゲーム業界の活性化につながる音楽著作権運用について語られた同セッションのレポートをお届けしよう。 ※なお,本セッションは権利買取など現行の制度を反対する意図はなく,また管理事業者の活用が解決手段であるという結論付けるものではない。あくまで運営

                                                  [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート
                                                • [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること

                                                  [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること ライター:飛鳥 2023年8月24日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」が行われた。 登壇者は,NPO法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)理事の蛭田健司氏。全国に広がり,大きな効果を上げる事例も出てきた,ゲームによる地方創生について,基礎知識から最新事例などを交えつつ解説を行った。 まず蛭田氏は,現在の日本社会の問題と,ゲーム業界について説明した。日本社会の問題点として挙げられるのは,やはり“少子高齢化”。日本の人口は年々減少し,世界でも例のない速さで高齢化率は上昇しており,危機的状況であるとも言える。そして,この状況はゲーム

                                                    [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること
                                                  • [TGS2023]バーチャル世界で東京ゲームショウを楽しむ「TOKYO GAME SHOW VR」がオープン。クエストをクリアしてアバターや魔法を集めよう

                                                    [TGS2023]バーチャル世界で東京ゲームショウを楽しむ「TOKYO GAME SHOW VR」がオープン。クエストをクリアしてアバターや魔法を集めよう 編集部:YamaChan 東京ゲームショウ2023が本日(2023年9月21日),千葉・幕張メッセで開幕した。開催期間は9月21日から24日までとなっており,前半の21日と22日は業界関係者向けのビジネスデイ,後半の23日と24日は全国のゲーマーが集まる一般公開日となっている。 今回のテーマは“ゲームが動く、世界が変わる”。去年までのコロナ禍による規模縮小を乗り越え,今年は幕張メッセの1〜11ホール全館を使用するという,2019年から4年ぶりの本格開催だ。 さらに,東京ゲームショウ2023の舞台は現実世界の幕張メッセだけでなく,バーチャル空間にも広がっている。その名も「TOKYO GAME SHOW VR」。このバーチャル会場は公式サイ

                                                      [TGS2023]バーチャル世界で東京ゲームショウを楽しむ「TOKYO GAME SHOW VR」がオープン。クエストをクリアしてアバターや魔法を集めよう
                                                    • 「ゾイド」40年間の集大成がここに。歴代機体500体以上が集結した圧巻の「大ZOIDS博2023」レポート

                                                      「ゾイド」40年間の集大成がここに。歴代機体500体以上が集結した圧巻の「大ZOIDS博2023」レポート ライター:F5/菊地将平 大ZOIDS博2023実行委員会は,2023年10月7日から22日まで,東京ドームシティ内のギャラリー「Gallery AaMo」にて,玩具の「ゾイド」シリーズとメディアミックス作品の展覧会「大ZOIDS博2023」を開催する。 本展では,2023年にシリーズ40周年を迎えた「ゾイド」の歴代機体500体の実物が,玩具パッケージなどのビジュアルアートと合わせて展示される。さらに全国各地で開催されて好評を博した「40周年記念ZOIDS展」の,全展示品のリバイバル展示も実施されている。 また,壁一面を埋めるほどの超特大サイズで描かれている、上山道郎氏にの漫画「機獣新世紀 ZOIDS」の描き下ろしイラストや,mercy rabbit氏による壽屋「HMM シリーズ R

                                                        「ゾイド」40年間の集大成がここに。歴代機体500体以上が集結した圧巻の「大ZOIDS博2023」レポート
                                                      • [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!?

                                                        [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!? 編集部:荒井陽介 Preferred Networks代表取締役 最高研究責任者 岡野原 大輔氏。 ゲーム開発者会議CEDEC 2023の初日である8月23日に,Preferred Networks代表取締役 最高研究責任者の岡野原 大輔氏による基調講演「AIはゲームをどのように変えるのか」が行われた。 急激に進化するAIの現状や,それが今後のゲームにどのような影響を与えるのかが語られた講演の模様をレポートしよう。 AIのトレンド 岡野原氏は,まずAIの現状を説明した。 多くの人がご存じの通り,AIの利用者は急増している。AIチャットボットのChatGPTは毎月16億人が利用し,画像生成AIのMidjourneyはこれまで3億枚ものタスクが実行されたという。

                                                          [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!?
                                                        • [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート

                                                          [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート 編集部:荒井陽介 CEDEC 2023の2日めとなる2023年8月24日に,立教大学大学院人工知能科学研究科の周 済涛氏と三宅陽一郎氏によるセッション,「アクションゲームにおけるディープニューラルネットワーク付きステートマシンを用いたキャラクターAI強化学習」が行われた。 2種類のAIを融合させたようなゲームキャラクターのAI開発手法と,その効果が紹介されたセッションの模様をレポートしよう。 周 済涛氏(左)と三宅陽一郎氏(右) セッションではまず三宅氏が,「今後15年の,ゲーム産業における人工知能技術の道を示したい」という目的を提示したうえで,記号型人工知能とコネクショニズムの融合を実験したと語った。 記号主義型人工知能とは,ステー

                                                            [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート
                                                          • 生活雑貨の3COINSが,Switch対応のワイヤレスコントローラを販売中。人気につき公式通販サイトは品切れ状態

                                                            生活雑貨の3COINSが,Switch対応のワイヤレスコントローラを販売中。人気につき公式通販サイトは品切れ状態 編集部:松本隆一 300円の生活雑貨を中心に販売を行う「3COINS」が,Nintendo Switch対応のワイヤレスコントローラを販売中だ。 3COINS「ワイヤレスゲームコントローラー」販売ページ 「ワイヤレスゲームコントローラー」というシンプルな名前で,色は柔らかいアイボリーとブラウンの2種類が用意されている。コントローラを傾けたときの角度や加速度を検知する「ジャイロ機能」と,ボタンを一度押すだけで連射が可能になる「ターボ連射機能」を搭載し,連続動作時間は,約8〜12時間とのこと。 価格も2750円(税込)と手頃で,コスパは良好だと思われる。そのためか大人気で,公式通販サイトでは現在,品切れ状態となっているようだ。詳しくは,公式サイトをチェックしてほしい。 関連記事一覧

                                                              生活雑貨の3COINSが,Switch対応のワイヤレスコントローラを販売中。人気につき公式通販サイトは品切れ状態
                                                            • [インタビュー]アニメ業界の巨人,東映アニメーションがゲームをはじめとするデジタルコンテンツ事業に注力する理由とこれからの戦略

                                                              [インタビュー]アニメ業界の巨人,東映アニメーションがゲームをはじめとするデジタルコンテンツ事業に注力する理由とこれからの戦略 ライター:早川清一朗 カメラマン:永山 亘 東映アニメーションの名前を聞けば,数々の名作アニメを思い出す人も多いだろう。 「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「美少女戦士セーラームーン」をはじめ,今年20周年を迎えた「プリキュア」シリーズなど,数えればキリがないほどの膨大なコンテンツを世に送り出し,近年では映画「THE FIRST SLAM DUNK」といった劇場作品でも大ヒットを飛ばしている。 そんな同社が数年前から,ゲームを含むデジタルコンテンツに注力していることをご存じだろうか。2021年にデジタルプロダクト推進室を新設し,デジタルコンテンツ事業の本格的な取り組みを開始している。 劇場長編アニメーション「長靴をはいた猫」の主人公ペロ。東映アニメーションの

                                                                [インタビュー]アニメ業界の巨人,東映アニメーションがゲームをはじめとするデジタルコンテンツ事業に注力する理由とこれからの戦略
                                                              • [CEDEC 2023]女性の働きやすさにつながる,気軽に健康の話ができて相手を思いやれる環境作り。ゲーム業界におけるフェムテックを考えるセッションをレポート

                                                                [CEDEC 2023]女性の働きやすさにつながる,気軽に健康の話ができて相手を思いやれる環境作り。ゲーム業界におけるフェムテックを考えるセッションをレポート 編集部:Junpoco 開催中のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」は,最新のゲーム技術や開発に関するテクニックといった内容だけではなく,チームマネジメントや従業員のメンタルヘルスケアといった,ゲーム業界に関わる人たちの働き方に関するセッションも多数行われている。 そのなかで,ゲーム業界に関わらず“今知っておくべきこと”をテーマとしたセッションが,開幕日の2023年8月23日に実施された。現在注目を集めるフェムテック(Femtech)と,仕事場で共に働く女性への理解を深める「【男性にも知ってほしい】フェムテック×ゲーム業界」と題されたセッションをレポートしよう。 セッションに登壇したのは,

                                                                  [CEDEC 2023]女性の働きやすさにつながる,気軽に健康の話ができて相手を思いやれる環境作り。ゲーム業界におけるフェムテックを考えるセッションをレポート
                                                                • 『コレクションの宝庫!かわいいフィギュアが映える展示ケース』

                                                                  トレーディングカード サプライグッズの卸 ミニツーストア mini2x ▶︎トレーディングカードグッズサプライ、 ゲームグッズ、ゲーミングデバイス、 コレクショングッズを製造しているmini2xブランドです。 ▶︎当社オリジナル製品「mini2x」の卸のお問い合わせも受け付けております。 サイトウ店長 #mini2x #ミニツーストア フィギュアが映えるオシャレなディスプレイ ※フィギュアは付属しておりませんためご了承ください。 ※こちらコレクションケース1点となります。 ※付属している土台は画像4枚目のような土台(小)が4個、土台(中)が4個、土台(大)が4個=計12個となります。 ※小さな汚れや細かなキズがある場合がございます。 ご了承の上ご購入ください。 【仕様】 コレクションケース ミニサイズ。 サイズ:約 25cm×15cm×19cm (※サイズは平置きサイズです。若干の誤差がご

                                                                    『コレクションの宝庫!かわいいフィギュアが映える展示ケース』
                                                                  • [CEDEC 2023]VR開発についてのあらゆる話題を議論。「VRプロダクト開発ラウンドテーブル2023」レポート

                                                                    [CEDEC 2023]VR開発についてのあらゆる話題を議論。「VRプロダクト開発ラウンドテーブル2023」レポート 編集部:Igarashi 2023年8月23日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,フレームシンセシスの古林克臣氏,MyDearestの中地功貴氏,ワイルドマンの渡部晴人氏によるセッション「VRプロダクト開発ラウンドテーブル2023」が行われた。 本セッションは,主にVRヘッドセットを用いるプロダクト開発に関する意見交換の場として実施されたもので,プラットフォームやデバイス,ゲームエンジンなど,6つのテーマが扱われた。セッション中はオンラインホワイトボードのMiroが使用され,テーマについての意見を,受講者が書き込めるようになっていた。 1つ目のテーマは「VRプラットフォームやデバイスの概況」について。 まずは,中地氏から「どのデバイス向けに開発して

                                                                    • [CEDEC 2023]ゲームと“こころの健康”はどう関係している? ゲームがウェルビーイングに与える影響をテーマにした講演をレポート

                                                                      [CEDEC 2023]ゲームと“こころの健康”はどう関係している? ゲームがウェルビーイングに与える影響をテーマにした講演をレポート 編集部:Junpoco ゲームがこころの健康や幸福(ウェルビーイング)にどのような影響を与えるのか。これは世界中の心理学,メディア学,行動科学,神経科学などの科学者によって研究されているテーマの一つである。 2023年8月23日から25日まで開催されたCEDEC 2023の最終日に,ゲームと心の健康や幸福感の因果関係についての研究成果や科学的知見を伝える「幸せのみつけ方―ゲームがウェルビーイングに与える影響から個人の環境・性質による違いまで」というセッションが行われた。まだあまり一般的ではないかもしれないが,しかしゲームが当たり前に身の回りにある現在において重要なテーマを取り扱ったセッションをレポートしよう。 講演者として登壇したのは,日本大学の経済科学研

                                                                        [CEDEC 2023]ゲームと“こころの健康”はどう関係している? ゲームがウェルビーイングに与える影響をテーマにした講演をレポート
                                                                      • [CEDEC 2023]近年,盛り上がりを見せている福岡ゲーム業界。その裏にあるさまざまな戦略や努力とは

                                                                        [CEDEC 2023]近年,盛り上がりを見せている福岡ゲーム業界。その裏にあるさまざまな戦略や努力とは 編集部:Igarashi 本日(2023年8月24日),ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,サイバーコネクトツーの宮崎太一郎氏,入部春彦氏,白水寛太氏による講演「CEDEC+KYUSHU8年連続開催! 地方ゲーム業界の盛り上げ術」が行われた。 これは,「GFF AWARD」16回連続開催や,「CEDEC+KYUSHU」8年連続開催など,近年盛り上がりを見せる福岡ゲーム業界の,その裏にあるさまざまな戦略や努力を,CEDEC+KYUSHUの事例を交えて紹介するというものだ。 左から宮崎太一郎氏,入部春彦氏,白水寛太氏 まずは,CEDEC+KYUSHU開催のきっかけに言及し,地方のゲーム開発者のインプット機会の少なさ,移動距離の長さや平日開催による本家CEDECへの参

                                                                          [CEDEC 2023]近年,盛り上がりを見せている福岡ゲーム業界。その裏にあるさまざまな戦略や努力とは
                                                                        • ブルーロックのねんどろいど「御影玲王」が届きました - ごーすと・らいふ創作ブログ

                                                                          アシンメトリーな玲王の髪型も 忠実に再現されているねんどろいど 今日は開封レビューをしたかったのですが 遊んで満足して、全てのパーツのレビューが出来ませんでした。 なのでレビューとは言いきれない記事で申し訳ないです…またディスプレイを変えたときにパーツいじりをするかもしれません。 今日、駿河屋さんの代引きで予約していたねんどろいど「御影玲王」が届きました。 ブルーロックのねんどろいどは初めて購入。発売までとても待ち遠しかったですね。 早速開封していくよー 今回はデフォルト状態を撮影。玲王のねんどろいどで遊んだ感想は…パーツ細かすぎ!フィギュアって女の子キャラはよく凝ってるイメージでしたが、ブルーロックのねんどろいどもクオリティが高くてこんなに凝っているとは思いませんでした。腕などのパーツだけでも多すぎて…良い意味で訳が分からなくなりましたwそれこそねんどろいどの魅力というか、フィギュアで遊

                                                                            ブルーロックのねんどろいど「御影玲王」が届きました - ごーすと・らいふ創作ブログ
                                                                          • [CEDEC 2023]プロのゲーム開発者への架け橋になりたい。開発会社がWebメディアを立ち上げた理由

                                                                            [CEDEC 2023]プロのゲーム開発者への架け橋になりたい。開発会社がWebメディアを立ち上げた理由 ライター:飛鳥 2023年8月25日,CEDEC 2023にて「“ゲーム制作の趣味化”により業界課題へ挑む 〜ゲームメーカーズが生まれた理由〜」と題したセッションが行われた。登壇者はヒストリアの佐々木 瞬氏,有末けい氏,神山大輝氏である。 「ゲームづくりを楽しむためのWEBメディア」として同社が運営する「ゲームメーカーズ」(※リンク)が誕生した経緯や方針,今後の展望などが語られた。 ヒストリアは家庭用ゲームやアーケードゲーム,VRゲームなどに加えて,建築や自動車,映像といったノンゲームコンテンツの開発も行っている。すべての開発にUnreal Engineを使用し,開発者コミュニティとして技術ブログやイベントの開催,そしてWebメディア ゲームメーカーズの運営を担う。 ゲームメーカーズは

                                                                              [CEDEC 2023]プロのゲーム開発者への架け橋になりたい。開発会社がWebメディアを立ち上げた理由
                                                                            • [CEDEC 2023]没入感を高める4つのアプローチ。“圧倒的な没入体験を目指して。VRアドベンチャー「ディスクロニア: CA」の体験設計”レポート

                                                                              [CEDEC 2023]没入感を高める4つのアプローチ。“圧倒的な没入体験を目指して。VRアドベンチャー「ディスクロニア: CA」の体験設計”レポート 編集部:Igarashi 2023年8月24日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,MyDearestの末岡 青氏,黒滝智生氏,初鹿デニック氏,大川大輝氏,池田博幸氏らによる講演,“圧倒的な没入体験を目指して。VRアドベンチャー「ディスクロニア: CA」の体験設計”が行われた。 本公演は,クロノスユニバース3作品を制作してきたMyDearestの開発メンバーが,VRゲーム業界のトレンドを概観し,VRゲームだからこそ生じる特有の課題に対して,シリーズの軸を維持しつつどのように対応していったかを,具体的な体験設計の例を交えつつ解説するというものだ。 クロノスユニバースとは,MyDearestが開発しているVRアドベンチャ

                                                                                [CEDEC 2023]没入感を高める4つのアプローチ。“圧倒的な没入体験を目指して。VRアドベンチャー「ディスクロニア: CA」の体験設計”レポート
                                                                              • ランドセルのリメイクの出来事 - 日常のある出来事

                                                                                待ちに待った、品が届きました。 一旦ゴミ箱に届きましたが、 まあ仕方ありません。人は間違う生き物です。 以前に姪っ子がランドセルのリメイクをして、 仕上がり品を見せてもらっていました。 姉にリメイクについて教えてもらい、 我が家も同じショップさんにお願いしました。 一昨年、息子が小学校を卒業し、 昨年は娘が小学校を卒業したので、 ランドセルを2つまとめてショップさんへ 送付しました。 2023年6月下旬にランドセルを ショップさんに発送。 ランドセルが到着しました。 と、ホームページで確認したのが7月1日。 当初は約8ヵ月で、リメイク品をお届けします、 とあったので、 もうそろそろかなぁと、 2024年3月中ずっと待っていましたが、 何も連絡もないため、不安に・・・。 9ヵ月経った4月初旬にショップさんに 連絡しました。 すると、すぐに返事があり、 「今月中にはお届けさせて頂きます」との事

                                                                                  ランドセルのリメイクの出来事 - 日常のある出来事
                                                                                • [CEDEC 2023]AIと向き合い,新たな表現を模索しよう。自動生成の歴史を振り返り生成系AIの問題と“可能性”を語ったセッションをレポート

                                                                                  [CEDEC 2023]AIと向き合い,新たな表現を模索しよう。自動生成の歴史を振り返り生成系AIの問題と“可能性”を語ったセッションをレポート 編集部:Junpoco CEDEC 2023の2日目となる本日(2023年8月24日),「オルタナティブな生成AIと創る未来 ? AIと人の共創による創造性の拡張」と題されたセッションが行われていた。 大きな話題を呼び,そして流行となっている生成系AIだが,あらゆる可能性を秘めたものである一方,人の創作物を総体として模倣し,生成するようなあり方が,アーティストやクリエイターの仕事やアート文化そのものに与える影響への懸念もまた広がっている。 同セッションでは,現行の生成系AIの問題と可能性,AIと人の創造性の関係性などをテーマに,2000年前後からAIの創作活動への応用を模索し,ツール制作や企業向けR&D案件,そしてアーティスト活動を行ってきたQo

                                                                                    [CEDEC 2023]AIと向き合い,新たな表現を模索しよう。自動生成の歴史を振り返り生成系AIの問題と“可能性”を語ったセッションをレポート