とんでもない文学に出会ってしまった。 J.K.ユイスマンスの『さかしま』 さかしま (河出文庫) 作者:J・K・ユイスマンス河出書房新社Amazon 原タイトル : À rebours, (1884 , フランス) A Rebours by Joris-karl Huysmans (Folio (Gallimard)) 作者:Huysmans, Joris-KarlGallimard EducationAmazon 少々難解ゆえ、腰を据えて三読した。 ユイスマンスの博識と感性から成る小宇宙、 「人工楽園」 これを神秘といえようか、、、 全てを理解できるわけないけれど、 それはそれで、 無理に理解しようと努めなくてもいいように思うし ほんの一瞬でも、その魅力に浸れたら、 読む価値があったといえるのではないだろうか。 そしてその瞬間があれば、 何度も読んでしまうような魔術にかかってしまう。 そ