プロットラインの多くに関与しているのは、北部の領主の「スターク家」である。エダード・”ネッド”・スタークを長とし、妻キャトリン、熱血漢で責任感の強い長男のロブ、可憐な長女サンサ、おてんば娘の次女アリア、好奇心旺盛な次男ブラン、末息子のリコンの2女3男がいる。これに加え、ネッドの落とし子(私生児)であるジョン・スノウ、グレイジョイ家から人質として差し出されたシオン・グレイジョイが共に暮らす。ロブとジョンは同い年である。 エダードの友で王のロバートと王妃サーセイの間にはジョフリー、ミアセラ、トメンの3人の子がいる。だがサーセイが真に愛するのは双子の弟のジェイミーであり、小人の弟のティリオンを憎む。ラニスター家出身の3人の父はかつての〈王の手〉で、冷酷なタイウィンである。ロバートにはスタニスとレンリーの二人の弟がいる。 ロバートによって倒された前王朝ターガリエン家の生き残りのヴィセーリスとデナー