熊沢重文騎手「トレセンの中の仕事には残りません」 傷めた頸椎が完治せず引退を決意 【競馬】 2023年10月30日 15時36分 中央競馬の偉大な”二刀流”がステッキを置く。熊沢重文騎手(55)=栗東・フリー=が11月11日付で引退することになった。以前から傷めている頸椎(けいつい)の状態が思わしくなく、医師から騎乗を止められ、引退を決断した。今後は未定だが、調教などの競馬の現場からは離れる見込み。 熊沢は「以前、けがをした頸椎(けいつい)が元通りにくっつかず、複数の病院で検査してもらったところ『普段の生活で転んでも、次は危ない』とのドクターストップを受けて決断しました。なのでトレセンの中の仕事には残りません。今後についてはまだ何も考えていません。長年の応援、ありがとうございました」と話した。 愛知県刈谷市出身。横山典や松永幹師と同期の競馬学校2期生として、1986年3月に栗東・内藤繁春厩