生きるべきか死ぬべきか、それとも「新たな存在」になるか、それが問題になっています。 アメリカのアラバマ大学(UA)から発表された研究により、生命が生と死を超えた第3の状態に変化できるとの概念が示されました。 研究ではここ十数年の研究成果がレビューされており、栄養、酸素、生化学的刺激が与えられた場合、人間やカエルの体が死後に新たな機能を備えた「多細胞生物」に変化できることが示されています。 研究者たちは死の生物学が進んだ結果「生物の死に関する従来の理解や「生命」および「生物」の定義が時代遅れになっている可能性がある」と結論しています。 生とは、死とは、そして命とは何なのでしょうか? 研究内容の詳細は『PHYSIOLOGY』にて発表されました。 目次 生と死を超えた「第三の状態」生と死と第3の状態が循環する物語第3の状態になる仕組み 生と死を超えた「第三の状態」 生命は生と死を超えた「第三の状