パリ五輪の陸上女子砲丸投げで、東京五輪銀メダルのレーベン・ソーンダーズ(米国)が8日に行われた予選にユニークなスタイルで出場した。黒いフルフェースマスクにサングラスを着けたまま、投擲を行った。東京五輪では、米国の人気コミックシリーズ「超人ハルク」のマスクを着用して話題になったソーンダーズ。9日の決勝ではどのような〝マスク〟をするのか注目される。 ソーンダーズは8日の予選で18メートル62をマーク。9日に行われる決勝に12人中7位で進んだ。 英紙「ガーディアン」(電子版)はソーンダーズの特集記事を掲載。「新型コロナウイルス対策のロックダウン期間中にマスクを着用することに慣れ、現在も着用を続けている」とした上で「マスクは集中力を高め、他の選手との会話を避けるのに役立つ」というソーンダーズの見解を紹介。さらに、「決勝では、もっといいアイデアがある」とするソーンダーズの談話も掲載した。 ソーンダー