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ポいもさんの検索結果1 - 40 件 / 213件

ポいもさんに関するエントリは213件あります。 人気エントリには 『ポあねより皆さまへ - マメチュー先生の調剤薬局』などがあります。
  • ポあねより皆さまへ - マメチュー先生の調剤薬局

    皆さま初めまして。 猫のポにゃと一緒に暮しているポあねと申します。 いつもこのブログをお読みいただきありがとうございます! 私も、皆さまの記事とともに、ポにゃに対する温かい励ましのブコメ、楽しく嬉しく拝見しております。 2022年の3月16日、ポにゃは無事20歳を迎えることができました。 ポいもからの勧めもあり、ここでご報告をさせていただくこととなりました。 いくつかの持病を抱えてはいますが、こんなに長生きしてくれるなんて、お家に迎えた頃は思いもよりませんでした。 うちに来ることになった経緯は、職場の同僚のそのまた知り合いの方の飼い猫に子猫が生まれて、貰い手を探していると聞いたところからです。 何匹か生まれた子猫は、ポにゃ以外は全て山に捨てた、そして一匹だけ残したのは、子育てをしないと飼い猫のおっぱいが張って可哀想だろう、との理由だったそうです。 そんな身勝手な理由で…! ポにゃを譲り受け

      ポあねより皆さまへ - マメチュー先生の調剤薬局
    • 方向音痴 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

      ある日の事。 知人と初めて行った場所から、帰宅しようとしたとき。 どこ行くんだ? 「堂々と歩いていたから、用でもあるのかと思った」 ※知人談 用、ないです。 ただの、方向音痴で帰る方向と真逆に歩いてしまっただけなのです。 ポいもは学校、職場等、行き慣れた場所では遅刻したことがありません。 しかし、知人と初めて行く場所で待ち合わせする時ー。 言ったことがない場所での面接。 急いでるんです初めて行く場所… マストで迷子になるポいも。 地図で場所を確認して、1時時間以上早めに出て、なのに迷子になって、人に聞いて回っても時間内に辿り着けず、遅刻してしまいます。 しかしそれは過去のお話。 スマホを入手してからは、地図アプリのおかげでとても助かっています。 矢印で自分が向いている方向が分かるのは、すっごく助かる。 それを見ると自分が、違う方向を目指そうとしているのがつぶさに分かります。 この矢印がポい

        方向音痴 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
      • ねこねこネットワーク - マメチュー先生の調剤薬局

        元々そこかしこに、ひっそりと実話が盛り込まれているこのブログ。 ナメ江さんや、イチイさんの薬局で働くロクジョウさんなどにも、実はモデルがいます。 さて、今回お伝えするお話は、丸々実話です。 これはポあねと同じ時期に入社した、同僚の方のお話。 ※ 許可をとってブログに載せています。 同僚の方が中学生の頃。 実家で野良ねこ上がりのねこさんを、何匹か飼っていたそうです。 野良さんだった頃と同じように、外を自由に出入りさせていました。 画像はイメージですそれでも野良ねこさんたちは厳しい外の世界から、安心安全の場所を確保し、幸せに暮らせることになったのです。 この頃から、後になって考えればですが、ひそやかにある“組織“が動いていた、そんな気配を感じます。 彼女の家にある日、近所のねこ飼いさんが訪ねてきました。 「うちのねこが行方不明になっちゃったの。お願いだから、探してくれないかしら?これ、うちの子

          ねこねこネットワーク - マメチュー先生の調剤薬局
        • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その7 - マメチュー先生の調剤薬局

          一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 9月に入りさすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 携帯の電話が壊れているので、公衆電話からです。 プルルルルル つながらない。 もう一度かけなおしてみます。 プルルルルル プルルルルル 誰も出ません。 お昼だから出払っているのかな? そんなこと、あるかな? とりあえず、この時はいったんあきらめ、ポあねとの待ち合わせ場所に向かうことにしました。 その道中も公衆電話を見つけてはかけてみたのですが、やっぱりつながりません。 待ち合わせ場所で出会ったポあねに、今までの経緯を伝えてみました。 「携帯を貸すから、あとでもう一

            マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その7 - マメチュー先生の調剤薬局
          • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その22 - マメチュー先生の調剤薬局

            一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 給湯器故障・漏水を修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 困惑していたところ、オーナーさんの方から”管理会社をかえた”との連絡を受けました。 その後すぐに新管理会社さんから連絡を頂き、ようやく給湯器・漏水の修繕に向けて動き始めたようです。 しかし半導体不足で、給湯器の交換は最悪半年後になると告げられてしまう。 がっかりしていた直後、対応してくれる業者・部品が早々に見つかり、めでたく給湯器を交換できそうな予感。 業者さんと、給湯器交換の日程について話し合っていました。 「工事の日はいつ頃がよろしいでしょうか?」 「それって平日の方がいいんですか?」 「いえ、大丈夫ですよ。早ければ四日後の日曜日になるんですが、いかがですか?」 ”四日後!?急!” いや、心の準

              マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その22 - マメチュー先生の調剤薬局
            • 声を掛けられやすいタイプ - マメチュー先生の調剤薬局

              ゆっくり、ゆっくり歩くポいも。 そのせいか、知らない人に声を掛けられやすい。 外国人の方相手に大いに戸惑いましたが、この時はたまたま一緒にいたポあねが対応してくれました。 どうやら道に迷っていたらしい。 世の中には二種類の人種がいる。 知らない人から話しかけられやすいタイプと、話しかけられにくいタイプ。 我が家ではポいも、ポあね、母が話しかけられやすく、父はあまり話しかけられないタイプのようです。 ポあねが話しかけられやすいシチュエーション。 飲食店。 知らないおばあさんに話しかけられる。 そして社交的なポあねはそのままおばあさんとお話。 母が話しかけられやすいシチュエーション。 まんまるい体型の母、スーパー等での買い物中。 失礼なこと言われがちさて、ポいもの場合はというと。 町中では先ほどの外国人の方同様、道を尋ねられる。 ”写真撮ってください”と頼まれる。 他、テレビ局のアンケート調査

                声を掛けられやすいタイプ - マメチュー先生の調剤薬局
              • 方向音痴 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

                前回のお話 方向音痴のポいも。 昔、両親と三人で泊りがけでバス旅行に参加した時も、方向音痴で失敗したのでした。 その夜、ポいもはバス酔いして、夕飯も食べず部屋で一人ダウン。 そこへお部屋の支度をしてくれるおじさんが入ってきて、色々話しかけてくれました。 気を使って話しかけてくれるおじさんに、こちらも気を使って気持ち悪いながらも懸命に答えます。 さて、しばらく休んでいたら体調がよくなったポいもは、おじさんオススメの大浴場へ。 「ここかな?」 バンッ! おそらく同じバスツアーの方なんと、今入ってきたばかりの更衣室への扉と、お風呂がある大浴場の扉が分からず、裸のまま外に出てしまったのです。 バス旅行のメンバーは当時50代だった母でも若い方。 ほとんどが60代以上と思われる、ご夫婦が参加していました。 おそらくポいもは一人、だいぶ若いと思われる。 こっちからは全員同じ”おじさん”という生物で、目が

                  方向音痴 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
                • 2023年 年始の猫さん - マメチュー先生の調剤薬局

                  ポあねと同じ3月生まれのポにゃさんは、もうすぐ21歳になります。 寺田心くんや、芦田愛菜ちゃんよりもだいぶ年上のねこさん。 そんなポにゃちゃんも、無事2023年を迎えることができました。 相当生きているねこさんは現在、食欲にムラがあるそうです。 全然食べてくれなくて、ポあねを心配させたかと思うと、“まだ食べるの?“ってくらいバクバク食べる。 それはそれでやっぱり心配。 こちらは去年のクリスマスに食べたというチキンのふりかけ。 美味しかったらしい食欲って年代によってだいぶ変わりますよね。 基礎代謝も変化していくので必然的な話なのでしょう。 ポいもはポにゃちゃんと同じ、ハタチ前後の頃、一番食欲がありませんでした。 カレー一杯も食べれないくらい。 当時はご飯を食べるのが憂鬱で、憂鬱で。 楽しみにしていた旅行の前日に、風邪をひいてしまった時くらい憂鬱な食事の時間。 一転ポあねと暮らしていた頃は、週

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                  • 猫さんすくすく育つ - マメチュー先生の調剤薬局

                    うごうごとうごめくものの中で、一番かわいいもの。 色々といますよね。 アザラシとか可愛いですね。 リクガメとかもひっくり返ってウゴウゴしているとね。 助けずにはいられないと思う反面、可愛いなぁと思います。 カメさんがひっくり返ったお友だちを一生懸命助けている映像を見たことがありますけれども、なんとも微笑ましく可愛らしい映像でした。 しかし今回ご紹介するのはこれです。 はい、こねこさんですね。 可愛いです。 ポあねが足しげく会いに行っているご友人宅のお子さんです。 一生懸命動いていますね。 何をしたいのかは分かりませんが、動いています。 顔が一生懸命です。 ひっくり返ってしまい、慌てて起き上がろうとしているカメさん並です。 おや? どうやらこの子。 ぽこっとしている自分のお腹が気になるようです。 ポいもも、こねこさんのぽっこりおなか、気になります。 可愛いお腹です。 ”おなか気になるね。なん

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                    • ねこ森町のハロウィン 2022 - マメチュー先生の調剤薬局

                      ハロウィンの夜。 ねこ森町では、ねこさんたちによる仮装がはじまっています。 悪い霊からねこさんの身を守るためです。 ねこさんたちは基本、怖がりなのです。 「早くお着替え手伝ってにゃ」 くろねこさんに、連れてこられた魔女の方、なぜだかねこさんたちのお手伝いをさせられています。 「ぽーっとしてにゃいで、お菓子もだすにゃよ」 「はい。お菓子ですね」 ハロウィンには必須のお菓子。 「みんなをおもてなしするために、お菓子を出してくれなきゃにゃにゃい」 「お菓子出さないと、いたずらされちゃうにゃにゃい」 魔女の方、ねこさんのお着替えとお菓子の準備で大忙し。 「トリックオアトリート」 「お客さまいらっしゃいましたー」 「にゃきゃー」 「こわいにゃー」 やってきたのは、可愛いお子様たちではなく奇妙なお客さまでした。 「にゃ?」 魔女の方に会いに来たのでしょうか。 どうやらこうもりさんのようです。 よく見た

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                      • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

                        信号がチカチカ点滅しています。 それを見た時… ・信号を見送ってもいい人 ・絶対信号待ちをしたくなくて、走って信号を渡る人 せっかちな人とそうでない人、対応はそれぞれ全く違いますよね。 せっかちかちさんから見ると“信号をのんきに待てるって、どういう精神しているんだろう“なんて思ったりします。 今回はそんなにせっかちではない、けれど引っ込み思案のもち三さんのお話。 私服もOKな職場www.mamechu.com 平日のランチの時間。 その日もち三さんは、職場から5、6分ほどの飲食店に、入店していました。 そこは牛丼や親子丼を素早く提供してくれる、いつもよく行くチェーン店。 安いのに美味しくて、さらに商品もすぐに運んでくれる、お気に入りのお店のひとつでした。 店内はそんなに混んでいなかったのですが“今日は、この店にして失敗したかな“と、入店後すぐ、もち三さんは思いました。 店員さんは初めて見る

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                        • 猫が鳴く理由 - マメチュー先生の調剤薬局

                          “うにゃーん、うにゃあぁん“ ポにゃちゃんがねこベッドからポあねを召喚。 近こう寄るのにゃどうやら撫でてってことらしいです。 満足気にごろごろしばらしくてー。 “にゃーん。うにゃーん“ またしてもポにゃちゃん、ポあね召喚。 来るのにゃどうしたのでしょう。 何回も連続して、ポあねを召喚することもあるポにゃちゃん。 出歩く体力がないのでしょうか。 ポにゃちゃんに呼ばれた時は、なるべくそばに行ってあげるポあね。 高齢で病気も患っていますので、なかれたら何事かと心配なのです。 こうやって撫でてもらう時は、ねこベッドから呼びつけるのですが、日向ぼっこには自分から出向きます。 ねこさんと言えば日向ぼっこなんだか体調も良さそげ。 暖かそうにして寛いでいます。 おじいさんと言えば日向ぼっこそしておやつが欲しいときも自分からやってきます。 ポにゃさん知ってます パトロールもよくしている様子。 唯一の男の子“

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                          • 避難指示 - マメチュー先生の調剤薬局

                            ”火事です。避難してください” ポあね宅の玄関チャイムから、部屋中に響き渡るように避難指示の声が突然きこえてきたそうです。 「えぇ?なんだろう火事?」 三年以上、今のマンションに住んでいて、初めての避難指示。 一応ベランダに出て、あたりの様子を伺ってみる。 ベランダ「煙のにおいはしないみたいだけど…」 キョロキョロと周囲を見回してみると、二軒隣の住人と目が合ってしまう。 ホントは二軒隣どうやら他のマンション住民の方も、先ほどの避難指示に対しどう対応していいのか分からないようでした。 「ポにゃちゃん、火事だって」 「にゃ?」 ポあねはどうするか、ポにゃちゃんに相談です。 ポにゃちゃんは他のねこさん同様、病院が苦手。 なるべくストレスを感じさせないため、今はなるべく病院には行かないようにしています。 「でも仕方ないよね」 ポあねもよく分からないまま、とりあえずポにゃちゃんをキャリーバックに入れ

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                            • 猫の認知症 - マメチュー先生の調剤薬局

                              ポにゃちゃんは少し認知症の症状があるようです。 お医者さまに診断された訳ではないのですが、まぁ年齢も年齢なので(20歳)認知症の症状が出てきても不思議はないと思います。 【猫の認知症】 8歳を過ぎると症状があわられることがある。 症状としては夜中に大きな声でなく。 食欲の異常等。 初期の場合は、薬物治療可。 猫の認知症検査には除外診断(他の病気を除外した診断)を用いる。 他には血液検査・尿検査 症状によりMRI・CT・X線検査を行う。 ポにゃちゃんは撫でてもらいたい時以外にも、夜中に尋常ではない鳴き声で叫んでいるようです。 耳に損傷を与えるレベル元々夜中や朝方に鳴くことはありましたが、最近なきわめく回数が激増。 しかも鳴き方が異常。 一度寝るとあまり起きないタイプのポあねですが、流石に目を覚ましてしまうとのこと。 おトイレの粗相はしないのですが、ないてわめいて毎夜毎夜、大騒ぎなのです。 寝

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                              • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その17 - マメチュー先生の調剤薬局

                                一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 そこで消費者センターに管理会社のことについて相談してみることにしました。 消費者センターの人は、オーナーさんに簡易書留で手紙を出すよう指示してくれました。 翌日の土曜日、さっそく通知書と記載した簡易書留用の手紙を準備。月曜日に出せるようカバンに入れておきました。 オーナーさんの住所等も間違えていないか、念入りにチェック。 しつこいくらいチェック。 ここで間違えようものなら、さらに給湯器の修繕が遅くなってしまいます。 さらに翌日の日曜日。 前日は午前3時に寝たのでまだ、眠りについていた朝の9時半。 「ん?」 トゥルルルルル 「!電話?」 寝ぼけ

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                                • 猫とこたつ - マメチュー先生の調剤薬局

                                  日本国内ではだれもが承知。 ねこさんは、おこた好き。 うちの実家で一緒に暮らしていた、ねこのぽんちゃんもこたつが好きでした。 一方のポにゃさん。 ポあねはこたつを持っていないので、今一緒に暮らしているねこのポにゃさんは、こたつ経験がありません。 あればきっと好きになったでしょうね。 こたつの中には人間も、もぐりこみたくなります。 魅惑的な世界。 こたつの中では人の足にいたずらしたくなったり、ねこさんに触れたくなります。 すね毛をポあねに引っ張られるでも長時間こたつの中に潜っているとさすがに暑いし、息苦しい。 人間が苦しいなら、ねこさんも苦しいはず。 そう思い、ねこさんの様子を、ちょくちょく確認。 空気をこたつ内に入れたりします。 結局ねこさん自身も暑かったのか、こたつから出て今度は、こたつの横ちょによっかかる。 そんなぽんちゃんに、こたつの中から忍び寄る足。 この重みと温もりが幸せ。 ぽん

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                                  • りーちゃんのクリスマスケーキ その1 - マメチュー先生の調剤薬局

                                    クリスマスが今年も近づいてきました。 ポ村は一番、年末が寒い。 そのため、年末年始の一週間前くらいは冬眠、というか冬ごもりしてしまう方も多いのです。 冬眠中 保存食を準備してしばらく在宅 一方パティスリーマルズで働くパティシエ見習いのリーちゃんは、冬眠どころじゃありません。 パティスリーマルズ店内今年はどんなクリスマスケーキを作るかに、夢中になっています。 パティシエのマルズさんは、それをじっと眺めています。 もちろん、マルズさん制作のクリスマスケーキはとっくに予約を開始。 でも毎年この時期、りーちゃんが一生懸命クリスマスケーキについて考えているので、出来ればそのアイディアも採用したいと思います。 ちょっとアレンジ、そして少しお安くはするけれど… 「うふふ、今年はどんなケーキにしよう」 クリスマスパーティーの最後、一番のお楽しみであるクリスマスケーキ。 ケーキでお客様をがっかりさせたくはあ

                                      りーちゃんのクリスマスケーキ その1 - マメチュー先生の調剤薬局
                                    • 約一年ぶりに、ポあねより皆様へ - マメチュー先生の調剤薬局

                                      お久しぶりです。ポあねです。 20歳のおじいちゃん猫、ポにゃを見守り、温かい声をかけてくださっていた方々へ。 ご報告があります。 今年、お正月休み明けの私の仕事初めの日、ポにゃが20歳10ヶ月の天寿を全うし、旅立ちました。 ここでご報告するのに文章を書く手が進まず、こんなに時間が経ってしまいました。 ポにゃは昨年の12月に入ってから、歩けなくなりおむつをつけるようになっていました。 不自由な足で、何度も転びながらも最後まで歩こうとしていました。 そんな状態だったのに、12月になってからは毎日夜中に私の布団に入って来て、一緒に寝てくれていました。 身体は痩せていっていましたが、12月中はウエットのごはんをとても良く食べるようになり、立っていることはできないので、抱っこして体を少し起こしながら、手で一口大に丸めて口元に持っていってやるとパクパクと食べてくれるのがとても嬉しく、本当に幸せな時間で

                                        約一年ぶりに、ポあねより皆様へ - マメチュー先生の調剤薬局
                                      • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

                                        一話目からはこちら www.mamechu.com ※代役・ナメ江さん。2022年、秋冬のお話です。 前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 携帯くらい、すぐ買いに行けばいいのですけれどね。 携帯の調子が悪いからお店の人に見て貰うとか、いっそ買い替えるとかある程度労力がいるじゃないですか? お金もいる。 それがいやなのです。 けっこうな勢いでいやなんです。 日常とちょっとでも違う行動をするのを、極端に嫌います。 例えば、対面でなければ受け取りが出来ない郵便物を受け取ることすら、いやなのです。 ほんの一瞬の出来事なのですけれどね。 ザキヤマ ポいもは、声が大きくよくおしゃべりだと言われるのですが、とても社交性が低いです。 一人は寂しいという気持ちは分かるけれど、一人の方が楽という感情の方が上回ってい

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                                        • 十五夜 2022 - マメチュー先生の調剤薬局

                                          今夜はお月見ですね。 前回、ねこさんたちが月に行くお話を書きました。 ブロガーの猫だまりさんも同様に“月に行く”お話。 するとポあねが朝イチから、LINEしてくる。 「猫だまりさんの記事、月に行くお話だったから”一緒だ“って思った。打ち合わせした訳じゃなく、全くのシンクロ!すごいね!」 今宵のねこさんたちは、どうやらみんな月に行くもよう。 「いってらっしゃい。楽しんでね」 そんな前回の記事にはみなさまから”ふむふむ“と思うコメントを頂きましたので、今回はそれを元に記事を書いていこうと思います。 まずはねこさんのまん丸いお尻を描いたら“たこ焼き“にしか見えないというコメントを頂く。 ねこのぷりケツ皆さん食べるの好きみたい。 ポいもと一緒だ。 お月見 食べる といえばお団子とか、うさぎさんがつくお餅。 どっちも普段ほとんど食べません。 でもお醤油につけて、お海苔を巻いて食べるのは大好き! あん

                                            十五夜 2022 - マメチュー先生の調剤薬局
                                          • 先生は魔法使い その1 - マメチュー先生の調剤薬局

                                            ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回の記事:残り物でデトックススープ ここはポ村唯一の調剤薬局。 あたし、まゆが採取した薬草は、いつもここに届けている。 なんか… 薬草って眺めるたんびに、薬剤師になりたかった理由を思い出しちゃうんだよね。 採取した薬草 「生薬っていうよりも薬草っていう響きの方が、なんか好き」 子どもの頃によくやっていた、ロールプレイングゲームの影響かもしれない。 「錬金術で”特やくそう”をいっぱい作って、いっぱい持ち歩いてたなぁ」 なのにもったいなくって、全然使えなかった。 あの、口にすればすぐ元気になる薬草。 何気にピンチを救ってくれたっけ。 「まゆさん、今日は患者さんが少ないですねぇ」 マメチュー先生がのんびりとした口調で話しかけてきた。 この柔らかい声を聞くだけで癒される。 ポ村はすっかり冬本番。 今日は北風も強

                                              先生は魔法使い その1 - マメチュー先生の調剤薬局
                                            • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その20 - マメチュー先生の調剤薬局

                                              一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 給湯器故障・漏水を修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 困惑していたところ、オーナーさんの方から”管理会社をかえた”との報告を受けました。 その後すぐに新管理会社さんから連絡を頂き、ようやく給湯器・漏水の修繕に向けて動き始める。 新管理会社の方からは、故障中の給湯器の型番をたずねられました。 型番を調べた結果、現在使用している給湯器はもう古くて修繕というよりは交換になる可能性が高いということ。 私は使いづらい給湯器だったので、交換してくれた方が嬉しいなぁ等と思っていました。 だって、夏は激烈苛烈、熾烈シャワーしかでないし。 そして冬はちょっとだけぬるい。 現在は冷水シャワー。 もっと快適にシャワーを浴びたい。 給湯器さえ直れば、これからは温かいシャワーを

                                                マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その20 - マメチュー先生の調剤薬局
                                              • 不審者がいる - マメチュー先生の調剤薬局

                                                ポにゃちゃんが、家の中で発見した不審者。 それはこちら。 新しいスリッパです ねこさんにとって、見たことがないものは敵。 自分の匂いがついていない新しいものは、絶対に気になる存在なのです。 ねこさん、不審者はほっとけません。 おねにゃんを守るのは大人のねこさんの役目ですから。 これは。 知らない匂い、あかんにゃわ。 匂いを付けて安心安心。 問題があってもベテランねこさんは、自分で解決する力があります。 不審者を敵として倒すのではなく、今回は仲間にしたようです。 そんなベテランねこさんは便秘気味だったのですが、最近毎日うんちをしているとのこと。 ご飯もよく食べているそうですし、不審者を仲間にできる元気もあります。 まだまだ頼りになる大人のねこさんのようです。

                                                  不審者がいる - マメチュー先生の調剤薬局
                                                • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                  前回のお話 もち三さんは職場から近い、提供の早さが売りの飲食店にランチをしに来ていました。 13時から会議なので、それまでに会社に戻りたいのですが、その日は初めてみるパートのおばさんが焦りながら仕事をしている。 「なかなか注文の品、来そうも無いなぁ。でも店内のお客さんは5人ほどだから、大丈夫か」 時間をちらちら気にしながら、そんな風に思っていたもち三さん。 彼が入店した後にも、お客さんはちらほらと入ってきています。 中には、やたらと綺麗な女性のお客さんもいました。 人のことなのに、つい“他のお店に行けばいいのに“などと余計な思いが頭を掠めます。 その時、店内に機械音が鳴り響く。 音の方を確認してみると、フードデリバリーサービスの配達員の方がいらっしゃいました。 「ああ、そうか。今時は店内にいる客だけが、注文を待っているわけでは無いのか」 しかも配達員の注文の品も、できていない様子。 徐々に

                                                    ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その18 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 消費者センターに相談した結果、オーナーさんに簡易書留で手紙を書くよう指示されます。 ところが手紙を出す前に、同じく管理会社と連絡がつかず困っていたオーナーさんから、管理会社を変えたとの連絡を受けました。 そうなんだ。それは一安心! オーナーさんから連絡を頂き、さらに管理会社も新しくしたとの報告。 事が大きく前進した気がします。 そんなオーナーさんからの電話の翌日。 今度は先日相談していた、消費者センターからの着信がありました。 すぐに折り返したのですが、その日の営業時間は終了とのアナウンス。 解決できなかった場合の対応も教えてもらっていたのに

                                                      マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その18 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                    • 撫で撫でされると痒くなる - マメチュー先生の調剤薬局

                                                      “おねにゃん、いい子いい子してくれますかにゃ?“ ねこさんはいくつになっても“いい子いい子“してくれると嬉しくなっちゃう生き物。 そこがねこさんの可愛いところの一つです。 そばにいくとすでに“いい子いい子“を期待して嬉しくなっちゃってたりする。 そんなねこさん、顔まわりを撫で撫でされるのは特に嬉しい。 自分で届かない場所ですからね。 “届かない場所“ 自分の体で届かない場所があるって、考えてみればすっごく嫌でしょうね。 ゴミが付いていても、取れません。 体硬い人で、痒くても背中に手が回らない場合、どうしているのだろうと思いやることが少しだけあります。 そんなことより、ほら。 ポにゃちゃんのそばに、おねにゃんが来ましたよ。 顔まわりを撫で撫でされてポにゃちゃん嬉!! とっても気持ちよさそう。 ここでねこさんあるある 撫でてあげていると、いつの間にか自分のあんよで、自分の背中辺りを掻き始める。

                                                        撫で撫でされると痒くなる - マメチュー先生の調剤薬局
                                                      • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その14 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                        一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 このままでは困ると、賃貸契約書を引っ張り出して記載されている管理会社の連絡先を当たってみたのですが、どれも現在使用されていない状態。 「この管理会社、ひょっとして倒産している?」 さて、ここでちょっとだけ話を変えますね。 管理会社に連絡さえすれば給湯器が直ると思っていたポいもの、壊れた給湯器を使用しての、お風呂の入り方について説明したいと思います。 危険だとお思いでしょうが、お風呂場には小さな暖房器具をおいてあります。 小さいのでそこまであったかくはありませんが、シャワーがほぼ水なのでないよりはマシです。 ただでさえ寒い季節に、冷水を浴びてい

                                                          マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その14 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                        • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その4 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                          一話目からはこちら www.mamechu.com 前回のお話 もち三さんは職場から近い、提供の早さが売りの飲食店に ランチをしに来ていました。 13時から会議なので、それまでに会社に戻りたいのですが、その日は初めてみるパートのおばさんが焦りながら仕事をしている。 なかなか注文の品は出てこないは、注文の品を間違えるわで、ひっちゃかめっちゃからしい店内。 40分ほど待たされた時点でもち三さんは、店員さんに“注文の品まだですか“と伝えたところ、帰ってきた返答が“ああ、これ。あるある。分かってる“でした。 悪びれない対応に“すごいな“と思う一方さすがに、大事なランチの時間にこれだけ待たせて平気な人に対し、イラッとしました。 “注文票があったって仕方がない。ある、と分かっているなら品を出してください” そう思ってしまいます。 忙しいだろうに40分じっと待っていたおじさん、待たされているのに店員に気

                                                            ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その4 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                          • 鏡の中の猫 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                            ポあね宅にいるポにゃちゃんに、久しぶりに会ってきました。 「どうした?元気ないんか?」 ポいもは元からポにゃちゃんには好かれていません。 ねこさんはしつこく絡んでくる人間を嫌います。 でもポあねが言うには、実際食欲が落ちているとのこと。 最近はあのニュートロに飽き始めてしまったようで、昔よく食べていた銀のスプーンに興味が移っているらしい。 飽きっぽいねこさんは、こういう所がありますね。 高級カリカリは食べているみたいです。 「あら、ほんとだ。ご飯残してるねぇ」 「そうなの。心配」 「あ!」 その時、ウェッティーなポにゃちゃんのご飯、踏む。 足汚れる。 ありがとそれでもお水は飲んでいるみたいで、そこは安心。 おトイレからは、はみ出しちゃっているけれど、おしっこもしてます。 そしてうんちは一粒ずつしてます。 「ポにゃちゃんは、遊んだりする?あんまり動かなくなった?」 「そうだねー。用があるとき

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                                                            • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                              もち三さんは職場から近い常連の飲食店に、ランチをしに来ていました。 13時から会議なので、それまでに会社に戻りたいのですが、その日は初めてみるパートのおばさんが焦りながら仕事をしている。 なかなか注文の品は出てこないは、注文の品を間違えるわで、ひっちゃかめっちゃからしい店内。 「もう30分待ってる。今日はお店選び間違えちゃったな」 いつもなら5分ほどで注文の品を提供してくれる早さが売りのお店で、30分の待ち時間。 現在12時35分。 13時から会議。 余裕を持って職場に戻りたい。 だから今日は、このお店にしたのです。 ここから5、6分で戻れるけれど、食事の時間を考えるとそろそろ注文の品が出てきてくれないと困ります。 「ちょっと!オレもう40分待ってんだけど!!」 えぇっ!?もち三さんが、いよいよ焦り始めていた時、近くにいたおじさんがパートの店員さんに、クレームを入れていました。 「あんな風

                                                                ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                              • 夢森町 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                前回のお話 ねこ森町で深夜開店する“夜カフェ・夢森町“に立ち寄った若い女性。 彼女は自分に似た人と接するのが苦手で、上手く立ち回れないタイプの後輩の扱いに悩んでいるようです。 そんな後輩にちょっとだけ似たタイプの、人見知りらしいのねこさん。 そのねこさんは、いつの間にか彼女の前から、姿を消してしまっていました。 「まぁね。そうだよね。だって、嫌なんだものね。きみも人と関わるのが。仕方ないよね」 わかるよ。 いやだよね。 お互いに… いやだ、あの娘。 あの目。 でも… 人と接するのが苦手な人間でも、働かなきゃいけないし、働く権利はある。 あたしから見てもおどおどしていて、人をイライラさせるタイプの後輩だって同じだ。 だから、苦手だろうがなんだろうが、これからも共に働かなくちゃならない。 あの後輩と… とはいえ。 よく言う話がある。 “相手を変えるのではなく、自分が変わる“ たしかにね。 その

                                                                  夢森町 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                • ウニが好きという話 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                  大人がウニを美味しそうに食べているのを見て、憧れた子供時代。 当時はウニの独特な味が苦手。 でもなぜだかウニを食べられるようになりたいと、思っていました。 そのため、安いお寿司屋さんのウニをほんのちょびっとずつ食べ、少しずつウニの味に慣れるよう訓練をしていました。 そんな時、母が文句を言わせず子どもたちに留守番させるため、少々高いお寿司を買ってきてくれました。 その中にはウニも入っている! まだ苦手だったはずなのに“高級なウニ“と思ったら一口でパクリと口に放り込んでいました。 本当は台所の三角コーナーに※ご近所に住まわれていたねこのおばさん“バーバラさん”に再現ドラマに出演していただいております。 それでもなお、ウニが食べられるようになりたい。 好きになれる気がする味なのです。 “ウニを食べられる大人の女性になるのだ“ 唯一… 神が叶えてくれた願い。 おかげさまで無事、今ではウニが食べられ

                                                                    ウニが好きという話 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                  • 夢森町 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                    昔っからこうだ。 なんでこういう人間が、私のまわりに配置されるんだろう。 妹、同級生、同僚。 嫉妬する。 こういうタイプが近くに来るたびに、嫉妬しなければならない。 あ〜、酔っ払って早く忘れたい。 さて。 古い友人である、あいつん家に行こうか。 それともどっか、ふらっとお店にでも寄ろうか… 「見たことのない店がある」 “ここでいいか” 「いらっしゃいませにゃ」 「こんばんにゃ。この町はねこ森町というの。深い時間ににゃると、夢森町ということもあるの」 「へぇ?」 “この店の…店員?” 初めて入る店内を見回してみる。 店の中から見ているだけで癒されるような、不思議な雰囲気を醸し出すねこが現れた。 違和感を感じた気がしたが、なぜかいつの間にやらその光景を受け入れていた。 店員らしきねこが説明しているの場所は、不思議な町にある、明かりがポツンと灯る一軒のお店。 お店の中は、ねこだらけ。 ねこカフェ

                                                                      夢森町 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                    • 寒い日に飲む甘酒 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                      ⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬の寒さが苦手なまゆさん。途中で行き倒れて、クラゲさんに薬局まで運んでもらったようです。 「あったまったー。おかわり欲しいー」 「まゆさん、いつも薬草をありがとうございます。もしよければ、あたたかい甘酒もいかがですか?夏の飲み物ですが、あたたまりますよ」 寒いのが苦手なまゆさんは、薬局ではいつも温かい飲み物をいただいています。 「ありがとうございます。マメチュー先生の甘酒…おいしい…気がする。寒かったし」 ”甘酒、好きになりたいな。もう少しでなれる気がする。大人として甘酒を飲めるようになりたい。憧れの飲み物、食べ物の一つ。” まゆさんのこの好き嫌いが多いところが、寒さにすぐ負けてしまう一因でもありそうです。 まゆさんが飲んでいるのはいわゆる飲む点滴と言われている”麹甘酒” 他にも砂糖で甘みを

                                                                        寒い日に飲む甘酒 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                      • お正月 2023 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                        前回のお話 あけましておめでとうございます。 今回は、お正月遊びや昔遊びについてのお話です。 昔の遊びといえば女の子は、あやとりとかゴム跳びとかやるというけれど、やり方は知りません。 不得意に決まっているから、やったことがないのです。 こうやってやりもせずに最初から決めつけると、ポあねに叱られるのですが、でも出来ないのです。 分かっているのです。 小学校にあったフラフープも、一輪車だって出来たことがありませんし。 関係ないけど、逆上がりも出来ません。 あの優雅にくるっと回れる感覚。どんなものなのでしょう。 そして他にもある、不思議な昔の遊び。 はないちもんめとかは、何故あのような遊びが存在するのでしょう。 詳しくはしりませんが、歌の意味とか、なんかねぇ? こわいねぇ? 人気者ばかり、欲しがられたりするしねぇ? あとこれ。 木履(ぼくり)というゲタの一種らしく、バランス感覚等を鍛えられるそう

                                                                          お正月 2023 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                        • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その8 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                          一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 9月に入りさすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 携帯が壊れているため、一緒にいたポあねに電話を借りてかけたのですが、管理会社にはつながらない。 そこで不動産会社の方に相談してみることにしました。 「分かりました。とりあえず、管理会社の方に確認してみるので折り返します」 折り返し…? ”いえ、あのー。実はこの携帯は借り物で、私のは故障しているので今回は、大丈夫です。はい。ありがとうございました” 光のスピードで言われる 早すぎて聞き取れないくらいだけど、ポあねから何を言われたのかは悲しいくらい予想できる。 そりゃ

                                                                            マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その8 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                          • お正月 2023 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                            明けましておめでとうございます。 お正月、みなさまはどのようにお過ごしでしょうか。 テレビを見て、携帯いじって、ゲームして、マンガ読んで、ごはんを一日中だらだら食べて? それともご家族そろって、初詣でしょうか。 昔の話ですが、ポいもはよくテレビゲーム好きの父と、そしてポあねを含めた三人で桃鉄をして遊んでいました。 あとは実家の隣に住む祖母の家で、ボードゲームやカードゲームもしていましたね。 祖母宅には昔からのお正月遊びグッズが揃っているのです。 その中で、ポいもは七ならべとか大貧民(大富豪)などのトランプゲームが好きでした。 こたつを裏返して、緑の面にするとなんだかワクワクしたものです。 七ならべに関しては、意地の悪いポいもは”止められる数字”全てを、ぎりぎりまで止めているタイプ。 こんな風に意地が悪いやり方をするのは、ポいもだけなので結果勝ちます。 正直者の方が損をするのは、七並べでも同

                                                                              お正月 2023 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                            • 爪が割れる その2 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                              前回のお話 ポあねが車を購入するというので、一緒にいくことにしたポいも。 所が二軒目のディーラーさんの所で、車のドアに指を挟んでしまいました。 それを見て、青ざめる店員さん。 “かわいそう“ そんなこんなで、結局購入した車は。。。 最初に行ったディーラーさんの所。 指を挟んだことに関しては、全く関係ないです。 ただ、ごめんなさい。 二軒目の店員さん。 一生さよならになりました。 さて、指の方ですが、青黒く腫れあがり血もなかなか止まらず、爪は割れている。 だからほんとに痛い。 だけど我慢。 なぜなら病院に、行きたくないから。 病院が嫌いとか、怖いとかじゃなくて、面倒くさいのです。 買い物も美容院も食事に行くのも、なにしろ面倒くさい。 病院に行かないのは“面倒くさい”それだけの理由です。 でもポいもにとっては、それが全て。 最重要事項。 駄目人間。 そのくせ、車の購入に付き合ったのは、人と一緒

                                                                                爪が割れる その2 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                              • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その15 - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                                一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 このままでは困ると、賃貸契約書を引っ張り出して記載されている管理会社の連絡先を当たってみたのですが、どれも現在使用されていない状態。 「どうしたものか…」 そこでポいもは、消費者センターに相談してみることにしました。 この手のトラブルが発生した時は、消費者センターに相談してみると良いと、ネットに書かれていたためです。 むこうから色々と聞かれた時のために、契約書を並べて9時きっかりに自宅から電話。 消費者センターに相談できるのは平日の9時~16時半。 私の勤務時間は9時半〜17時半。 職場は近いのですが、最低でも9時15分に出なくては間に合いま

                                                                                  マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その15 - マメチュー先生の調剤薬局
                                                                                • ねこさんにはちょっとビビリな面がある - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                                  都会で働く薬剤師のイチイさんは、ポ村の村長に頼まれて、マメチュー先生と共にポ村の住民… 主に、高齢者やお子様への“薬の説明会“などに参加することがあります。 本日イチイさんはその“薬の説明会“を終え、帰宅中。 手には村長からのお土産を持って、村を散策するようにのんびり歩いています。 「うんめぇ…」 村長からのお土産“ポ村の名物青梅の甘露煮“(蜂蜜入り)は、職場のスタッフに好評でいつも楽しみにされるのですが、イチイさんは早速食べてしまっているようです。 小さなミツバチ宅が並ぶハニカムロード 「これすげえ甘いけど、甘露煮にも梅に含まれている成分、クエン酸の効果はあんのかな?」 イチイさんは実家の庭にあった、梅の木のことを思い出していました。 特に熟した梅の実は甘く、良い香りがするものです。 そのため、幼いイチイさんは梅の実にかじりついてやろうと、木登りをして手に入れようとしたことがありました。

                                                                                    ねこさんにはちょっとビビリな面がある - マメチュー先生の調剤薬局

                                                                                  新着記事