天才
インタビュー協力=マーティン・マズール WORLD SOCCER KING × Four Four Two 昨夏の南アフリカで、彼以上に存在感を放った人物はいないかもしれない。カメラはその姿を追い続け、居場所がピッチの外にもかかわらず、不思議とボールは彼の元へと集まった。ワールドカップを最後に表舞台から姿を消して約半年、ディエゴ・マラドーナは何を思うのか。 今も昔も、彼は“自分らしさ”を貫く。協会側が望むとおりにコーチ陣を入れ替えれば続投できるというオファーを、「バカバカしい」と一蹴。彼は今、しばしの休息に入っている。ワールドカップ、スパイクのスタッドの数、溺愛する孫、クレイジーなファン、“魔法びん頭”……。大袈裟な身ぶり手ぶりを交えながら、上機嫌で質問に答えるマラドーナ。取材嫌いで有名なマラドーナだが、サッカーの話はやはり大好きなようだ。 まずは子供の頃の話から。背が低いことでプロに
マラドーナ監督 【サンパウロ=平山亜理】サッカーのアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督が27日、解雇された。同国サッカー協会の幹部会が全会一致で、契約を更新しないことを決めた。ファンからは「辞めないで」との声が上がっている。 地元報道やAP通信などによると、マラドーナ氏は、現在のスタッフのまま2014年のサッカー・ワールドカップ(W杯)に臨みたいとしていた。これに対しサッカー協会は、契約更新の条件にアシスタントの入れ替えなどを提示。「結局折り合いがつかなかった」と、同協会は説明している。 マラドーナ氏は08年11月に代表監督に就任。W杯南アフリカ大会の準々決勝ではドイツに0―4で完敗した。選手としては伝説的な人物だが指導者としての経験は浅く、「自分のやり方を強引に押し通そうとした」などと同協会のメンバーは地元メディアに語った。 解雇が決まった直後、クリスティナ・キルチネル大統
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