モジュラモノリスにおいてトランザクションはどうあるべきなのかについて整理している資料が少ない気付きがあったので「簡易的に」整理しました
こんにちは、プラットフォームチーム所属のまこたすです。 昨今、様々な場で「モジュラーモノリスを導入した」という話を目にするようになってきました。弊社でも昨年からモジュラーモノリスの試験導入を進めており、社内でノウハウが徐々に溜まってきたため、今回 技術ブログ で なぜ導入したのかと知見の共有 をさせていただけたらと思います。 想定読者 モノリスなアプリケーションの分割を検討している Railsへのモジュラーモノリスの導入を検討している 話さないこと チーム体制がどうあるべきかという観点の話 以下アーキテクチャについての詳細 モノリスアーキテクチャ モジュラーアーキテクチャ 背景 今回「モジュラーモノリスを導入した」というタイトルですが、最初に検討・導入に至るまでの背景について触れたいと思います。 hacomonoという組織・サービスの成長 hacomonoというサービスはリリースから現在に
こんなつぶやきをしたので、「モジュラーモノリス」について考える。特にモジュール性について考えてみる。 以下の主張は、実際のプロジェクト/プロダクトにとって最適かどうかは、具体的なビジネス要件、チームのスキルセット、運用上の制約など、多くの要因に依存する。アーキテクチャは常にトレードオフがあり、一つの解決策が全てのシナリオに適用できるわけではないので、その点を考慮して読んでほしい。 マイクロサービスではなくモジュラーモノリスを選択した場合には、しばしば以下の利点が強調される。 ネットワーク通信: モジュラーモノリスは、マイクロサービスと異なり、ネットワークを介した通信が発生しないため、ネットワーク遅延や断絶、通信エラーなどの問題が生じにくくなる データ整合性: 分散システムでは、データの整合性を保つために複雑なトランザクション管理やデータ同期が必要になるが、モジュラーモノリスでは同じデータベ
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