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ルソーの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 俺は絶対に「哲学」という言葉は使わない…東洋のルソーが「理学」にこだわり続けた「驚きの理由」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

    ---------- 明治維新以降、日本の哲学者たちは悩み続けてきた。「言葉」や「身体」、「自然」、「社会・国家」とは何かを考え続けてきた。そんな先人たちの知的格闘の延長線上に、今日の私たちは立っている。『日本哲学入門』では、日本人が何を考えてきたのか、その本質を紹介している。 ※本記事は藤田正勝『日本哲学入門』から抜粋、編集したものです。 ---------- 【画像】日本でもっとも有名な哲学者がたどり着いた「圧巻の視点」 中江兆民の「理学」 philosophy の訳語として最初有力であったのは「理学」であったが、西周が「哲学」という訳語を使いはじめ、やがてそれが定着していった。しかし、ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712-1778)の『社会契約論』を日本に紹介し、また自由民権運動に大きな影響を与えた中江兆民はあくまで「理学」という訳語を使いつづけた。 フイエ

      俺は絶対に「哲学」という言葉は使わない…東洋のルソーが「理学」にこだわり続けた「驚きの理由」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
    • 「観光人文学への遡航(10)」 カントに影響を与えたルソーの「エミール」

      2021年4月17日(土) 配信 カントは大変時間に正確な人だったらしく、毎日決まった時間に近所を散歩したのだが、それがあまりにも正確だったため、近所の人は散歩するカントの姿を見て、自宅の時計の時刻を修正していたそうだ。 しかし、そんなカントも、ルソーの「エミール」を読んだとき、その魅力に引き込まれて読書に没頭してしまい、決まった時間に散歩をするのを忘れてしまったらしい。カントは「エミール」を読んで、「ルソーは私の誤りを訂正してくれた」と表現している。カントの人間理解に大いに影響を与えたのが、ルソー「エミール」その書なのである。 大学時代の私は、教育行政学を専門としていた。教育学では、ほぼ間違いなく「教育原理」を履修することになるが、そこで必ず取り上げられるのが、ルソー「エミール」である。教育学の古典中の古典である。すなわち、世の中の小中高の教員は、ほぼ間違いなく「エミール」の存在自体は知

      • 『思想家のルソー』

        『法思想史入門』という専門書をだいぶ読み進めました。 だれもが一度は「ルソー」について勉強したと思いますが、調べてみたら博学なイメージから離れたとんでもないクズ野郎でした…。 ------------------------------------------------------------------------------------【ジャン=ジャック・ルソー】青年時代に知的障害の女性に性的暴行をしてそのまま逃げたり、道端で女性を待ち伏せして、全裸を見せつけて楽しんだりしていた。 下宿中の女性に手を出し、5人の子を生ませて孤児院に入れ、養育を放棄。 いろいろな女性の愛人になる。ヴァランス[ヴァラン]男爵夫人の愛人として同棲していたときが転機となる。夫人が金持ちで本がたくさんあったためか、ここでルソーは読書[独学]で哲学と科学を学ぶ。 定職に一度もつかないまま音楽活動をしながら楽譜の

          『思想家のルソー』
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