2大会ぶり4度目の全国高校サッカー選手権優勝を果たした青森山田(青森)に対して、決勝から一夜明けた9日になっても、SNSやネット上では、その戦術に対する賛否の意見が飛び交い、波紋が広がっている。ロングスローやロングボールを駆使した攻撃だけでなく、フィジカルの強さを生かした球際の攻防もファウルまがいのプレーが多いとしてバッシングの対象になっている。初優勝した2016年度以降の8大会で実に6度も決勝に進んでいる高校サッカー界の“ラスボス”のスタイルは本当に非難されるべきものなのか。 【表】高校サッカー選手権で「覚えておいて欲しい逸材5人」 「動揺はしませんでした。“また言っているよ”みたいな」 圧倒的な力の差を示しながら、全国3842校の頂点に立った青森山田の戦い方を巡る是非を問う議論が、決勝から一夜明けた9日になってもSNSやネット上で沸騰している。 批判の対象のひとつが青森山田の代名詞でも