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中山俊宏の検索結果1 - 9 件 / 9件

  • 細谷雄一×東野篤子×小泉 悠「ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図」|国際|中央公論.jp

    さまざまな人の発言、ときには誹謗中傷も飛び交うネット空間。SNSを積極的に使って発言を続けている国際政治学者3名が、ウクライナ戦争以降のネットを中心とした言論空間について語り合った。 (『中央公論』2024年4月号より抜粋) SNSを始めたのは...... 細谷 小泉さんは20万人、東野さんは10万人弱と、日本の国際政治学者ではトップクラスのX(旧Twitter)のフォロワーをお持ちです。今日は、まずSNSを使い始めた経緯から話すことにしましょうか。 小泉 私が初めてやったSNSは、大学時代に流行ったmixi(ミクシィ)です。mixiが廃れて以降はしばらく遠ざかっていましたが、その後、外務省の専門分析員をしていたとき、当時の情報官が「Twitterというものができた。アメリカの専門家の意見がリアルタイムで読めてすごいぞ」と言うのを聞き、アカウントを作りました。以来、時折つぶやいたり他人の意

      細谷雄一×東野篤子×小泉 悠「ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図」|国際|中央公論.jp
    • 2023年の本 - Valdegamas侯日録

      例年通り新刊本の振りかえりである。毎年、書き出しは色々と言い訳を書き連ねるのがならいであるが、2023年は公私ともに色々落ち着かず、読書への差し支えが顕著にあった。評判となった本で買いはしたが読めなかったという本も少なくない。諸般の状況を勘案し、今回は例年より本を絞り込んで取り上げることとした。 ■日本政治・外交 境家史郎『戦後日本政治史―占領期から「ネオ55年体制」まで』(中央公論新社[中公新書]) 中山俊宏『理念の国がきしむとき―オバマ・トランプ・バイデンとアメリカ』(千倉書房) 竹内桂『三木武夫と戦後政治』(吉田書店) 『戦後日本政治史』は副題通り、約80年の戦後政治史を300頁余りで描ききったもの。著者自身が断わるように、戦後政治理解の「筋書」を読者が得ることを目的とした本で、簡潔で要を得た新書らしい新書という内容となっている。とはいえその記述は無味乾燥どころか特色を明確に持つ。5

        2023年の本 - Valdegamas侯日録
      • 「大東亜戦争」呼称問題を、日本軍事史研究の第一人者が解説する【国際政治ch ダイジェスト】

        #国際政治ch 2023年8月12日生配信のダイジェスト ノーカット版:https://youtube.com/live/GhHyr_q_obk 出演者:庄司潤一郎(防衛研究所 戦史研究センター戦史研究室主任研究官), 千々和泰明(防衛研究所 主任研究官), 山添博史(防衛研究所 地域研究部米欧ロシア研究室長) ◆メンバーシップ登録 メンバー限定放送の全編視聴、150本以上の過去回が見放題! https://www.youtube.com/channel/UC0_ZXOHTaFGkvpxrsMT3sog/join 視聴者の皆様からの月額会員費のみで運営しております。 ※いかなる組織・団体からも支援は受けておりません。 ◆Twitter @kokusai_seiji https://twitter.com/kokusai_seiji ◆国際政治chダイジェスト https://you

          「大東亜戦争」呼称問題を、日本軍事史研究の第一人者が解説する【国際政治ch ダイジェスト】
        • 細谷雄一×東野篤子×小泉 悠「ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図」(中央公論) - Yahoo!ニュース

          さまざまな人の発言、ときには誹謗中傷も飛び交うネット空間。SNSを積極的に使って発言を続けている国際政治学者3名が、ウクライナ戦争以降のネットを中心とした言論空間について語り合った。 (『中央公論』2024年4月号より抜粋) SNSを始めたのは……細谷》小泉さんは20万人、東野さんは10万人弱と、日本の国際政治学者ではトップクラスのX(旧Twitter)のフォロワーをお持ちです。今日は、まずSNSを使い始めた経緯から話すことにしましょうか。 小泉》私が初めてやったSNSは、大学時代に流行ったmixi(ミクシィ)です。mixiが廃れて以降はしばらく遠ざかっていましたが、その後、外務省の専門分析員をしていたとき、当時の情報官が「Twitterというものができた。アメリカの専門家の意見がリアルタイムで読めてすごいぞ」と言うのを聞き、アカウントを作りました。以来、時折つぶやいたり他人の意見を読んだ

            細谷雄一×東野篤子×小泉 悠「ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図」(中央公論) - Yahoo!ニュース
          • 【書評】中山俊宏君の2冊の本|その他|三田評論ONLINE

            2022年5月に55歳で急逝した総合政策学部教授の中山俊宏君による著書が2冊相次いで刊行された。 1冊目は、『理念の国がきしむとき──オバマ・トランプ・バイデンとアメリカ』(千倉書房、2023年3月)である。16年の米大統領選挙におけるドナルド・トランプ当選に言葉を失った著者は、自分が何を見落としていたのかを探し続けた。その6年間に著者が各所で書いた論考を再構成したのが本書である。 著者は、トランプが米国政治を変えた原因ではなく、アバター(化身)だという。トランプが登場したことによって米国政治が変わったのではない。変わりつつあった米国政治の実相をうまくすくい取って現れたのがトランプであり、トランプという人間とトランプ現象は一致していないともいう。トランプ現象によってはっきりと見えてきた米国政治の地殻変動、そしてその分断は、すでにバラク・オバマが大統領になったときから始まっていた。そして、そ

              【書評】中山俊宏君の2冊の本|その他|三田評論ONLINE
            • アメリカの議会政治の可能性-議会フェローの経験から | Ideas and Analyses | 日米関係インサイト

              笹川平和財団ーアメリカ政治学会 米国連邦議会フェロー(2022年~2023年) 上院議員事務所の外交政策担当フェローを務めた。 民間議会交流団体で日米議会交流事業を担当、全米商工会議所での勤務経験も持つ。 米ジョージタウン大学にて国際関係修士号および米マカレスターカレッジにて学士号を取得。 時としてアメリカは“the great experiment(一大実験)”と言われる。建国以来アメリカは、南北戦争や様々な国内の分断を経て“a more perfect Union(より理想的な連邦国家)”とより良い民主主義の体現を目指してきたが、今日テレビをつければ毎日のようにアメリカの政治の混沌が目に入る。連邦議会はgridlock(行き詰まり)状態、アメリカ人の議会への支持率は30%にも満たないと言われ1、2021年1月6日に起きた議会議事堂襲撃事件以降はアメリカにおける民主主義の衰退が国内外で懸

                アメリカの議会政治の可能性-議会フェローの経験から | Ideas and Analyses | 日米関係インサイト
              • バイデン政権を悩ますハリス副大統領という難題 | SPFアメリカ現状モニター | 日米関係インサイト

                副大統領は不思議な職務だ。何かあれば明日から大統領になる最高権力に一番近い場所にいながら、大統領が無事である限りは透明人間のような存在を強いられる。政権が安定していれば閑職だ。ブッシュ息子政権のチェイニーのような権勢は例外である。 バイデン政権の将来的な権力委譲をめぐっては3つのシナリオが存在する。第1は、バイデンが通常の大統領のように2期目の再選に臨むパターン。第2は、1期限定の大統領として再選を目指さないパターン。第3は1期目中に自ら引退し、ハリス副大統領に譲るパターン。これら3つはバイデン大統領が自ら選択できる選択肢で、大統領に不測の事態が起きて副大統領が受け継ぐアクシデントは除く。 1991年のアニタ・ヒル事件1以降、民主党内で「女性の敵」と誤解され、その払拭を悲願とするバイデンは、初の女性大統領誕生の立役者になることを希望している。また、高齢でもある。バイデンとその周辺は、これま

                  バイデン政権を悩ますハリス副大統領という難題 | SPFアメリカ現状モニター | 日米関係インサイト
                • 「陰謀論」を用いて世間を誘導するTBS : 無敵の太陽

                  2024年05月05日13:01 カテゴリマスコミ問題 「陰謀論」を用いて世間を誘導するTBS 馬鹿を探して論破する 一般の日本国民は何となく大学教授を「偉い」と思っているが、それはほぼ“幻想”だ。全部がアホじゃないけど、“立派な学者”というのはごく一部である。しかも、優秀な教授といえば理数系に偏っており、文系の教授で“まともな人”というのは極めて少ない。なぜなら、法学や政治学、経済学、社会学、文学といった分野の教授は、“特殊部落”の住人で、実力主義の世界には縁の無い患者であるからだ。理事長や献金者には悪いけど、「大学」というのは、“社会不適合者”を閉じ込めるための“収容所”になっている。 (左 : 渡辺靖 / 右 : 森本あんり ) 無料の娯楽番組だから仕方ないけど、4月18日、TBSの衛星放送は「報道1930」でドナルド・トランプ現象と陰謀論を特集していた。ゲスト・コメンテーターには、

                    「陰謀論」を用いて世間を誘導するTBS : 無敵の太陽
                  • 中山俊宏さんへの個人的追悼|神保 謙 Ken JIMBO

                    中山俊宏さんが2022年5月1日に亡くなってから、はや2年が経過したことになる。中山さんとの付き合いが長かったよしみで、私は中央公論や慶應の学内誌などに辿々しい追悼文を寄稿した(また新たに慶應義塾大学の同僚となった渡辺将人さんも素晴らしい追悼文を寄せており、ご一読を薦めたい)。 わかってはいたのだが、米国大統領選が近づき、多くの報道や解説記事に接するにつれ、中山さんの喪失を現在も感じている。中山さんが日々問いかけていた、物語としての米国政治を通じて、自分は米国を理解しようとしていたのだな、と改めて思う。中山さんのいない世界における米大統領選は、どこか無機質で色彩を失っている気さえする。 2年前に中山さんの訃報を知り茫然としていたころに、フェイスブックの友人公開で「個人的追悼」を書いた。この内容の一部は上記の中央公論の内容に反映している。ただ、中央公論という公的な媒体に寄せた文章は、どこかか

                      中山俊宏さんへの個人的追悼|神保 謙 Ken JIMBO
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