みんなが想像している「亜美と真美が目の前にいる」をさらに超えて、感動を届けたい ――今年の7月に、『アイドルマスター』のゲームが稼働してまる15年になりました。この15周年について、まずはお話聞かせてもらえますか。 下田:亜美と真美の収録を開始したのが、わたしが17歳のときでした。なので、実質わたしにとっては18年目なんですよ。ついに、彼女たちと過ごす時間が、人生の半分を超えてしまいました。こうして作品が進行して、15周年という大きな節目を迎えられることって、役者としてもなかなか体験できないすごいことなので、素直に嬉しいです。10年目までは、ゴールに向かって走ってるような感覚がありました。ドームという一大イベントが10周年の節目としてあって――やっぱり、ドームは『アイドルマスター』にとって特別な大舞台。アイドルとキャストが一体化していくような、リアルと現実がひとつになっていく感覚をあらゆる