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秋冬の新作アニメ
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『ベルセルク』の監修を務めている漫画家の森恒二先生は、現在「ヤングアニマルZERO」で太古の世界へとタイムスリップしてしまった大学生たちがホモ・サピエンスとともにネアンデルタール人と彼らを支配する謎の集団と戦う『創世のタイガ』を連載中だ。さらに「ヤングアニマル」誌上では不思議な夢を見る青年が許せぬ悪に鉄拳制裁を加えるダークヒーロー叙事詩『D.ダイバー』の連載を2023年から開始した。なぜ3つの作品を同時進行するのか? そして漫画にかける熱い思い、盟友三浦建太郎先生のことについて伺った。 インタビュー〈前編〉はこちら 取材・文=成田全(ナリタタモツ) 撮影=金澤正平 三浦先生が読みたいと言った『創世のタイガ』 ──連載中の作品についてお伺いします。第2部に入った『創世のタイガ』ですが、今後どんな展開になるのでしょう? 森恒二(以下、森):『創世のタイガ』は人類にまだ“国”という概念がないとき
トップインタビュー・対談森恒二、三浦建太郎との最後の会話は「なんで『マンダロリアン』観てないんだ!」―『ベルセルク』と亡き親友を語るインタビュー〈前編〉 1989年から連載が始まったダークファンタジーの傑作『ベルセルク』の原作者・三浦建太郎先生が2021年5月、54歳の若さで突然この世を去った。その後、最後にペン入れをしたという第364話が9月発売の「ヤングアニマル」に掲載され、その回までを収めた単行本41巻が同年末に発売された。このまま未完に終わるかと思われたが、「原作・三浦建太郎 漫画・スタジオ我画 監修・森恒二」という布陣によって2022年6月から連載が再開、2023年9月29日に単行本42巻が発売されることとなった。世界中にファンがいる作品に携わることになった経緯や思いについて、三浦先生の高校時代からの盟友である漫画家の森恒二先生に伺った。 取材・文=成田全(ナリタタモツ) 撮影=
トップレビュー「17年待った甲斐があった!」京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」最新作に圧倒されたファンが魅力をたっぷりと解説 『鵼の碑』(京極夏彦/講談社) 第一報を聞いた時、耳を疑った。歓喜に全身が震えた。京極夏彦による大人気シリーズ「百鬼夜行シリーズ」、その最新作がついに発売されるというのだ。その名も『鵼の碑』(京極夏彦/講談社)。というか、ファンならば、17年前からそのタイトルは知っていただろう。初めてタイトルが発表されたのは、2006年に刊行された前作『邪魅の雫』の巻末予告でのこと。その後も、サイドストーリー集『百鬼夜行 陽』などで、その内容が匂わされ、ファンたちは「いつ発売されるのか」「早く読みたい」とずっとその刊行を待ち続けてきたのだ。 「百鬼夜行シリーズ」は、1994年に刊行された『姑獲鳥の夏』から始まる長編推理小説シリーズだ。戦後間もない昭和20年代の日本を舞台に、古本屋「京極堂
同じ事務所に所属していることもあり、朗読会などさまざまな場で共演することの多い京極夏彦さんと宮部みゆきさん。「百鬼夜行」シリーズをリアルタイムで読んできた宮部さんは『鵼の碑』をどう読んだのか? お互いをリスペクトしあうお二人の、和やかな対談をお届けします。 取材・文=朝宮運河 写真=山口宏之 宮部 京極さんとは同じ事務所に所属していることもあって、ご一緒する機会が多いですよ。初めてお会いしたのは『魍魎の匣』を出されてすぐの時期だったかしら。 京極 大沢在昌さんの対談集『エンパラ』でご一緒したのが最初でしたね。当時僕はデビューしたばかりで、そもそも普段はデザイナーとして働いていた頃。 宮部 あの後からお忙しくなったでしょう。『狂骨の夢』発売と同時に京極さんの連絡先が各社に解禁されて、お仕事が殺到した。あれよあれよいう間に人気者になって、それから約30年ですから。 京極 解禁って、鮎なのかと思
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年10月号からの転載です。 雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年10月号では、2024年に作家デビュー30周年を迎える京極夏彦さんを特集。シリーズ17年ぶりの書き下ろし長編最新作『鵼の碑(ぬえのいしぶみ)』の魅力に迫るとともに、作家生活30年の軌跡を追う記事を展開している。この特集を記念して、読者から京極夏彦さんへの質問を募り、一問一答形式で答えていただいた。 読者から京極さんへQ&A Q 書き始めてから書き終えるまで、最短と最長の作品名とかかった時間を教えてください(49・女) A 書き下ろしの場合は大体同じですね。最長も最短もあんまり変わらなくて。3カ月程度。絵本は分量が少ないので、12分。 Q 「百鬼夜行」シリーズの終わりはもう決めていらっしゃいますか?(38・男) A 「もう書かなくていい」って言われたところが終わりです。なので常に最終回のようなつ
1994年、『姑獲鳥の夏』をひっさげて登場した京極夏彦さんは、一躍ミステリー界に旋風を巻き起こした。あれから29年、京極さんが生み出した物語の数々は、現代のエンタメ全般に大きな影響を与え続けている。作家生活30周年を間近に控え、現代の戯作者は何を語るのか。京極さんのこれまでと現在に迫るロングインタビュー。 取材・文=朝宮運河 写真=山口宏之 一作のエンタメが時代を大きく変えることがある。 1994年9月に刊行された『姑獲鳥の夏』はまさにそんな作品だった。当時まったくの無名だった作家が放った長編はミステリーファンのみならず幅広い層に衝撃を与え、「百鬼夜行」シリーズの第1作として、日本のカルチャーシーンに絶大な影響を与えることになるのだ。 それから29年、シリーズ17年ぶりの長編『鵼の碑』がついに刊行される。『邪魅の雫』においてタイトルだけは明かされていたものの、長く謎のベールに包まれていた『
『メメンとモリ』(ヨシタケシンスケ/KADOKAWA) なんのために、人は生きているのか。時折、そんな壮大な悩みとじっくり向き合う日が、私たちにはある。特に、夏休みが明けたこの時期は子どもの不登校や自死のニュースを目にする機会が増え、自分にできる支え方や我が子の心の守り方に悩み、命に思いを馳せることが多くなる。 そんな時、手に取ってほしいのが、柔らかいイラストと心にずしりと響く言葉で“生きる意味”を教える『メメンとモリ』(ヨシタケシンスケ/KADOKAWA)だ。作者は、これまでに目を引く絵本を多く生み出してきた、絵本作家のヨシタケシンスケさん。本作は、自身初の長編絵本。「人に訪れる死を忘れることなかれ」という意味のラテン語「メメントモリ」をもじった、「メメン」と「モリ」という姉弟が登場する。 メメンとモリは3つの温かい物語を通して、人生は自分が思っているよりもずっと自由であることを教えてく
書店の閉店が相次ぎ、出版不況が叫ばれる昨今、唯一の例外として活性化しているジャンルがある。それが、児童書だ。出版不況が叫ばれて久しく、少子化によって読者の数が減っているにもかかわらず、絵本を含めた児童書市場の販売金額は、ゆるやかにではあるが増加傾向にあり、2021年には967億円に達した。2013年の700億円に比べれば、約200億円の増加である(『出版指標 年報2022年版』より)。 そんななか、児童文庫においてシェアNo.1※を誇るのが、2024年で創刊15周年を迎える角川つばさ文庫である。2009年に創刊されてまもなく1位に躍り出た同文庫について、『いま、子どもの本が売れる理由(筑摩選書)』(筑摩書房)の著者・飯田一史さんは、ヒット作が出るとレーベル内で似たような作品が偏って刊行されがちであるのに対し、〈つばさ文庫は(ある程度「売れ線」があることは推察されるものの)他のレーベルと比べ
気が付けば40歳の独身中年男性である。 いつからそうだった? 思い出せない。 そもそもそんな未来を想像していなかった。 40代の中年になるという将来に対する準備が恐ろしいまでに不十分なまま、なんとなくその域に達する。 何も成し遂げなくとも人は勝手に40歳になるのだから堪える。準備くらいさせてくれ。 いや、準備する時間は大いにあった。ただ見なかったことにして、知らんぷりを続けた結果がこのザマである。 私はとある動画投稿サイトで恥ずかし気もなく顔や身分を晒し、つまるところ自分の人生を自虐的に、時に独りよがりのユーモアでコーティングした世の中への悪意をブレンドし、よくわからない日常的非日常動画を投稿している。 飽きっぽい私にしては珍しく、この悪趣味なイタズラは3年程続いているのだから不思議だ。 その中で私は、40歳の非正規独身中年を演じている。 演じているというか、ほぼそのまんまなんだけど。 し
トップインタビュー・対談なぜ岡村靖幸は勉強しつづけるのか?俳句やラップ、コントなど未知のジャンルに初挑戦した『岡村靖幸のカモンエブリバディ』発売記念インタビュー ミュージシャンの岡村靖幸さんにとって、「勉強」はひとつのトレードマークになっている。「Super Girl」「家庭教師」といったソロ楽曲、DAOKOさんとコラボした「ステップアップLOVE」、プロデュースを担当した川本真琴さんの「愛の才能」など、数多くの楽曲に「勉強」というフレーズが登場する。 6月9日に発売された『岡村靖幸のカモンエブリバディ』(双葉社)は、岡村さん自身が勉強する姿が収録されている。本作は、様々なゲストを招いて、俳句やラップ、コント、歴史、ポエトリーリーディングなどを学ぶNHKのラジオ番組が書籍化されたものだ。 本記事では、岡村さんの単独インタビューを実施。本作の魅力はもちろん、あまりメディアに出演してこなかった
『ChatGPTの頭の中』(スティーヴン・ウルフラム:著、稲葉通将:監訳、高橋聡:訳/早川書房) 最近話題に上らない日はないChatGPT。これは何をしていて、どのようにして機能しているのか? イギリス出身の理論物理学者でソフトウェア会社ウルフラム・リサーチ社CEOのスティーヴン・ウルフラム氏が自身の見解を綴っているのが『ChatGPTの頭の中』(スティーヴン・ウルフラム:著、稲葉通将:監訳、高橋聡:訳/早川書房)。ChatGPTの生みの親であるサム・アルトマン氏が「最高の解説書」と評している一冊です。著者は2016年のSF映画『メッセージ』で異星人の文字言語の解析や恒星間の航行に関する描写の科学考証も担当していて、「言葉が生まれるメカニズム」の未知なる点に、世界トップレベルで精通している1人といえます。 「Generative Pre-trained Transformer/生成的な事前
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など脚本家として数々の傑作に携わりながら、2018年公開のアニメーション映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』では脚本のみならず初監督も務めた、岡田麿里。 取材・文=吉田大助 アニメーター経験のない脚本家が劇場用長編アニメの監督を務めることは極めて異例だが、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で第5回ニューウェーブアワード(クリエイター部門)を受賞するなど結果を残した。9月15日公開予定の『アリスとテレスのまぼろし工場』は、業界最注目のアニメーションスタジオ・MAPPAとタッグを組んだ、待望の監督第2作だ。 映画公開が待たれるなか、ひと足先に原作小説が刊行された。岡田が自作脚本をもとに小説を執筆するのは、『あの花』以来7年ぶりとなる。実は、小説版『あの花』の下巻刊行時の本誌インタビューの時に、こんなことを語っていた。「小説だからできることって、
「なにひとつ無駄のない完璧な大改革を成し遂げるために」と愛を解雇した会社がこれからどんな道をたどるのかは、想像に難くない。本書には、こうしたエンジニアはもちろん、社会で働く人が一度は直面する理不尽な「あるある」が多数ちりばめられている。 解雇後、ファミレスで1人荒れていた愛は、幼馴染・鈴木健太と再会。健太が自ら新たに立ち上げた事業「真のプログラマ塾」に愛をスカウトする形で、2人で新たなスタートを切る。そこはあくまでプログラミングを教える「プログラマ塾」だが、愛は自身の経験や持ち前の明るさで、体験教室へやってきたお客さんや生徒の心を改善し、悩みから解き放っていく。訪れる人々もまた、残業続きでなかなか家にいられず家族に冷たい目を向けられるなど、さまざまな理不尽に直面しており、藁にも縋る思いで塾を訪れていたのだ。 愛は、時に際どいコスプレで出社するある種の変わり者ではあるが、仕事に追われてまわり
さまざまなジャンルで活躍する著名人たちに、お気に入りの一冊をご紹介いただく連載「私の愛読書」。今回は『岡村靖幸のカモンエブリバディ』(双葉社)発売に合わせ、岡村靖幸さんにご登場いただいた。 本書は、岡村さんがゲストを招いて、俳句やラップ、コント、歴史、ポエトリーリーディングなどを学ぶNHKのラジオ番組が書籍化されたものだ。 紹介してくださった愛読書は、ラジオスタッフからも「人間が好き」と評される岡村さんらしい、人間の心のうちを描いたものだった。 (取材・文=金沢俊吾 撮影=booro) SF小説にハマった中高生時代 ──岡村さんの愛読書を教えてください。 岡村靖幸:筒井康隆さんの『家族八景』です。中高生の頃、SF小説が大好きで、星新一さんや筒井康隆さんを読み倒しました。筒井康隆さんだと『時をかける少女』『俗物図鑑』『狂気の沙汰も金次第』『俺に関する噂』『笑うな』『富豪刑事』。どれも大好きで
『土偶を読むを読む』(文学通信) 全員が本気だ。 「縄文ZINE」の望月昭秀氏をはじめとした10人の考古学研究者が執筆した『土偶を読むを読む』(文学通信)は、『土偶を読む』(竹倉史人/晶文社/2021年)へのアンサーとして編まれた。〈ついに土偶の正体を解明しました〉から始まる『土偶を読む』の評価は考古学内外で大きく分かれ、ベストセラーとなりサントリー文芸賞を受賞する一方、考古学側からは評価されなかった。そうした『土偶を読む』の、どこがどのように問題なのか、検証不足や論理の破綻をじっくり解説したのが『土偶を読むを読む』だ。文圧は強く、しかし決して投げ捨てるような物言いではなく、むしろその検証の丁寧で鮮やかな過程に、「考古学、おもしろ!」となってしまう。『土偶を読む』を読んだ人はもちろん、読んでいない人も楽しめる一冊である。 ひとつエピソードを紹介しよう。『土偶を読む』には、「土偶はクリのフィ
『え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?』(伊於:著、下城米雪:原作、icchi:キャラクター原案/主婦と生活社)第1回【全7回】 社内のシステム、全部ワンオペで管理してたのにいきなり解雇! 理由はなんと、派手で際どいコスプレのせい!? 社長の交代でひどい目に遭った佐藤愛は、再会した幼馴染・健太が立ち上げたプログラミング教室に講師として招かれる。破天荒で奇想天外な熱い授業に、生徒たちは徐々に惹かれていく…。ストレス社会で戦うあなたを勇気づけてくれるストーリーをお楽しみください!
トップインタビュー・対談YOASOBI「どんな曲を書いてもikuraはきっと歌える」――「アイドル」『はじめての – EP』から得た“成長と成功”の手ごたえ【インタビュー】 YOASOBIの楽曲が、凄まじい勢いで聴かれている。 5月10日に発売された『はじめての – EP』はiTunesのアルバムチャート1位を記録。TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」は同シングルチャート1位、Youtube再生回数は公開から約1ヵ月で1億回を突破した。いま、日本でもっとも聴かれているアーティストのひとつだろう。 大ヒットしたデビュー曲「夜に駆ける」以降、「小説を音楽にする」というコンセプトで活動しているYOASOBI。『はじめての – EP』では、島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さんという4名の直木賞受賞作家とのコラボレーションが実現した。 本記事ではYOASOBIの
トップレビュー甲本ヒロト、山口一郎、岸田繁――「あなたにとってバンドとは何ですか?」から始まるフロントマンへのインタビュー集 『バンド論』(奥野武範:構成・文/青幻舎) ライター/編集者の奥野武範氏が取材と構成を担当した『バンド論』(青幻舎)は、5人のバンドマンへのインタビュー集。取材対象となったミュージシャンは、サカナクションの山口一郎、bonobosの蔡忠浩、くるりの岸田繁、サニーデイ・サービスの曽我部恵一、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトだ。 「あなたにとってバンドとは何ですか?」――出発点はこの曖昧で漠然とした問いである。だが、いざインタビューが始まると、話は脱線してどんどんあらぬ方向へ。音楽理論の奥の深さ、ライヴの面白さ、クラシックの魅力、メンバーとの付き合い方、自身の音楽的ルーツなどに飛び火する。 「話がバンド論から外れているけど大丈夫ですか?」とインタビュイーのミュージシャンに
トップインタビュー・対談「下級生を不登校にしてまで頑張ってるなんて、すごいね」一丸となって部活を頑張ることが礼賛されにくくなった現代。時代の価値観の最前線は児童書!?《インタビュー》 「下級生を不登校にしてまで頑張ってるなんて、すごいね」一丸となって部活を頑張ることが礼賛されにくくなった現代。時代の価値観の最前線は児童書!?《インタビュー》 『ラベンダーとソプラノ』(額賀澪/岩崎書店) 箱根駅伝を題材に描いた「タスキメシ」シリーズ(小学館)をはじめ、青春小説の書き手として人気の額賀澪さん。昨年刊行された『ラベンダーとソプラノ』(岩崎書店)は、初の児童小説だ。中学の合唱コンクールを題材に描いたデビュー作『ヒトリコ』(小学館)にも通じる、小学校の合唱クラブを題材に描いた理由、児童文学だからこそ書けたこと、など執筆の裏側をうかがった。 (取材・文=立花もも) ――額賀さんはこれまでも、部活を題材
『音楽は自由にする(新潮文庫)』(坂本龍一/新潮社) 2023年3月に惜しまれつつこの世を去った音楽家・アーティストの坂本龍一氏。2009年に出版された自伝『音楽は自由にする』が、このたび文庫化されました。人生における分岐点や、周囲からどんな影響を受けながら育ってきたかが振り返られています。 東京で生まれ育った幼少期に早速、大きな分岐点が登場します。毎週のようにピアノを弾き自分で作曲までする幼稚園に、母の意向もあって坂本氏は通っていたそうですが、そうした環境でなかったら作曲はしていなかったか、もしくはもっと遅くに関心を持っただろうと振り返られています。 譜面は無くなってしまったものの、その時に初めて作曲したのが「ウサちゃんのうた」というタイトルの曲で、夏休みの間、順繰りに各家庭にまわってきたウサギの飼育経験がベースになっていたそうです。「ウサギを飼ってみたときの気持ちを歌にしてください」と
エッセーシリーズ累計220万部突破! 大ベストセラー『ぼく、オタリーマン。』でお馴染みのよしたに先生が描く、「理系の人々」。 大好評につき、再連載でお届け! みんな日々いろいろなことを考えながら生活していますが、理系の人は、世界の見え方が少し違うのかも? 細かいことを気にしすぎているようにも見えますが、時には他の人たちとは一味違った視点のアドバイスを与えてくれたりもします。理屈っぽいけど、言っていることは確かに正しい―― “理系の人々”の生態が垣間見えるシリーズです! 自分が頑張って2日かかった作業の修正を10分で完了させてしまう優秀な先輩。秀才っぷりには憧れるんだけど、ちょっと残酷だったりもします…。 この作品のイッキ読みはこちら 【30日間無料】Amazonの読み放題をチェック >
男性の恋活・婚活を女性目線でサポートするサービス「NOVIO」は、あなたの恋を応援する「恋活・婚活特集」を連載中。ダ・ヴィンチWebに、その中から厳選した「恋活・婚活のお役立ち記事」を出張掲載しています。 この記事では、恋活・婚活サポートサービス『NOVIO』が、20-30代の女性を対象に実施した「恋愛経験が少ないのかなと思う男性の特徴」についてのアンケート結果をまとめました。 恋愛経験が少なくても、気になる女性に対して「スマートに振る舞いたい」と考える男性も多いと思います。ですが、女性は男性の行動で恋愛経験が少ないとわかってしまうことも多いようです。 そこで今回は、20~30代の女性に「恋愛経験が少ないのかなと思う男性の特徴」を伺いました。女性への接し方のヒントも隠されているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。 特徴1:会話が盛り上がらない 「一緒にいても会話が弾まない、女性の楽し
2023年1月30日、湾岸×タワマン×中学受験をテーマにした小説『息が詰まるようなこの場所で』(KADOKAWA)を発売した外山薫さん。「どうしてもこの人と対談したい」と指名したのが、湾岸のタワマンに関する情報を10年以上にわたり発信し続けるブロガー・のらえもんさんだった。『絶対に満足するマンション購入術』などの著書もあり、湾岸タワマン住民から絶大な支持を得るのらえもんさんの目に、タワマン文学はどう映ったのか――。 外山薫さん(以下、外山):このたび、まさか対談を受けていただけるとは。タワマン文学って、湾岸のタワマン住民をいじる所からスタートしているので、怒られるんじゃないかと。今回の作品でも、「湾岸の妖精」を自称するのらえもんさんをモデルに、「湾岸の神」とか勝手に登場させてるし(笑)。そもそもなんですけど、湾岸タワマンの「中の人」から見たタワマン文学ってどんな感じですか? のらえもんさん
『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社) 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程を振り返るロング・ロングインタビュー。第2回は、『きみとぼくの壊れた世界』『刀語』『新本格魔法少女りすか』『化物語』の4作品について。「戯言シリーズ」で衝撃を与えた作家が、新たなテーマ・ジャンル・設定・執筆方法等に果敢に挑み、さらに多くのファンを獲得した4タイトルとも言える。 (取材・文=吉田大助) 『きみとぼくの壊れた世界』(西尾維新/講談社) ──「戯言シリーズ」が大ヒットを記録していく最中に発表され、西尾維新はもともとミステリー作家である、という狼煙を上げるような一作です。主人公の通う高校で殺人事件が起こる、純然たる学園ミステリーですね。死体が現れるまでを描いた「もんだい編」のみ雑誌に掲載され、解決編は本を読まなければわからない。
西尾維新デビュー20周年記念ロング・ロングインタビュー 20タイトルをキーに語る、西尾ワールドの変遷(第5回) 『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社) 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程…
トップインタビュー・対談西尾維新デビュー20周年記念ロング・ロングインタビュー 20タイトルをキーに語る、西尾ワールドの変遷(第1回) 『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社) 2002年2月、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社)で鮮烈なデビューを飾った西尾維新。以来、驚異の執筆スピードでさまざまなジャンルの小説を発表し、多くの世界を創り出してきた作家は、昨年20周年を迎えた。それを祝して、【西尾維新NEXT20】なる企画が現在進行中だ。このロング・ロングインタビューは、その一つでもある「戯言シリーズ」新作の『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(講談社)の発売直前に敢行。セレクトした20タイトルを手掛かりに20年の道程を振り返り、西尾自身に当時のエピソードを訊いた。初出しも満載の貴重な本インタビューは全5回。第1回は、作家誕生以
トップアニメ ダ・ヴィンチインタビュー・対談『閃光のハサウェイ』で表現された、モビルスーツの「怪物感」の正体――小形尚弘(エグゼクティブプロデューサー)インタビュー 2021年6月11日より全国公開され、興行収入22.1億円、観客動員108万人超(※2021年11月14日時点)を超える大ヒットを記録した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。本作は『機動戦士ガンダム』の生みの親、富野由悠季さんが1989~1990年に執筆した小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』全3巻(上・中・下)を映像化した作品だ。本作の主人公はガンダムシリーズで活躍してきたかつての英雄ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノア。彼はマフティー・ナビーユ・エリンと名乗り、反地球連邦政府運動に身を投じている。なぜ彼はマフティーを名乗るようになったのか。そのドラマが緻密に描かれている。 本作の劇場版アニメ化をプロデュースした
トップレビュー諦めがちな大人に読んでほしい青春バンドマンガ。『ぼっち・ざ・ろっく!』イケてない少女が飛び込んだバンドマンの世界 『ぼっち・ざ・ろっく!』(はまじあき/芳文社) 自分には無理!と、何かを諦めた経験はありますか? 誰にだって一度は覚えがあるでしょう。自分には才能がないから無理だ、私はあの子と違ってキラキラできない…! そんな暗い感情を一度でも抱いたことがある人にオススメしたいのが『ぼっち・ざ・ろっく!』(はまじあき/芳文社)。陰キャ(イケてない)少女が立派なバンドマンを目指す音楽マンガです。 バンドマンといえば歌で多くの人を勇気づけ、明るく手を差し伸べてくれる陽キャ(イケてる人)の職業だというイメージがありますが、本作の主人公・後藤ひとりは陽キャとは真逆の性格の持ち主。決して王道とは言えない主人公像を持つ彼女がバンドマンを目指す物語は、なぜここまで読む人を魅きつける力を持ってい
2023年1月25日にMF文庫J『探偵はもう、死んでいる。8』『死亡遊戯で飯を食う。2』(どちらもKADOKAWA)が同時発売となった。両作品はともにMF文庫Jライトノベル新人賞から生まれた作品であり、若い読者から支持を集めている。このたび、それぞれの著者である二語十先生と鵜飼有志先生から、自身の作品、そしてお互いの作品について、両作の担当編集がお話を伺った。 ──新刊の同時発売を記念して本日は二語十先生と鵜飼有志先生にお越しいただきました。本日はよろしくお願いします。 二語十さん(以下、二語十)&鵜飼有志さん(以下、鵜飼):よろしくお願いいたします。 ──まずは自己紹介をお願いします。 二語十:福岡県出身で、経歴としては大学を卒業してから自分探しの旅に出て、フリーターとかもやりつつ、まあ最終的にラノベ作家にたどり着いたという感じです。好きなものはスポーツ、お笑い、アイドルなどエンターテイ
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