【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマーの首都ネピドーで、大理石の大仏の建立作業が進められている。2月のクーデターで全権を掌握したミン・アウン・フライン国軍総司令官が全面支援する。完成すれば「大理石の大仏としては世界最大」(国営紙)になる。多くの市民はクーデターに抗議しており、国軍には大仏建立で国民の大多数の仏教徒を懐柔する狙いもありそうだ。報道によると大仏の高さは約19メートルで、約15メートルの奈
◆◆◆ 色情因縁に苦しみ自殺未遂3回!? 佐々井秀嶺(84歳)というインドにいる日本人僧の名前を私が聞いたのは、今から5年前のことだ。たまたま、佐々井氏の支援団体の方から「一時帰国中の佐々井氏を取材しないか?」とお話をいただいた。おそらく現地で住職の傍ら井戸掘りや学校建設などのNPOでもしている優しいお坊さんであろうと想像しながら、ネットや本で佐々井氏について調べ始めた。 すると、思いもよらない強烈なキーワードに思わずパソコンの画面を二度見してしまった。何しろ、「性欲が強すぎて童貞喪失11歳」から、「生死をさ迷いヘビの心臓を飲み続け復活」、「色情因縁に苦しみ、自殺未遂3回」、「倒れた先の寺で救われ僧となる」、そして「タイの寺院で三角関係のもつれから女にピストルを突き付けられ」、インドに逃げたという。 それだけでも漫画のような半生だが、インドに渡ってからどうなったのか。「龍樹菩薩のお告げを聞
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