「首里城は本当は赤くなかったのに、再建時に中国におもねって赤くされてしまった」というのはデマ。ネットで出回ってる「戦前のカラー写真」は、モノクロに手彩色したもの。赤い屋根瓦で彩色された写真も存在し、手彩色から本当の色はわからない。赤瓦は沖縄の伝統文化であり、中国に阿ったものではない。琉球時代の記録から、壁や柱が朱塗りや赤土塗りだったことは確実。朱塗りは日本中の神社仏閣等にも使われており、中国に阿ったものではない。このデマに騙されている奴は、日本文化にも沖縄文化にも無知な似非愛国者である。 目次 坂東忠信も加藤清隆も西村幸祐も八幡和郎も、「首里城は中華風にされた」デマにやっぱり乗っかる 「戦前のカラー写真」の正体はモノクロ写真の手彩色 写真①は琉球大学ブール文庫所蔵のモノクロ写真の手彩色 写真②は絵葉書&赤い屋根の絵葉書が存在する 赤瓦は沖縄文化 「中国=赤瓦」でも「赤瓦=中国」でもない 壁