「しかし何ですなぁ。人間って、本当にワガママですなぁ。ワシらを食べて生きているのに、ワシらの食糧を減らそうとするなんて・・・。」 「ほんまやな。しかも、私たちは、人間のために、寿命の途中で死んであげてるというのに・・・。」 「そやそや、ワシら本気で生きようと思ったら、蓄えた養分を使って、冬を越すこともできるなぁ。」 「あえて、早めに死んで、人間に食べてもらうようにしてるの、わからんのやろか?」 いきなり何の話かと思ったと思いますが、最近はやりの「温室効果ガス」を削減しようとする動きに対して、お米(Rice)がボヤいているのを想定した会話でした。 「温室効果ガス」つまり、CO2(二酸化炭素)って、植物のエサ(食糧)です。 植物のエサということは、それを食べる動物のエサです。 巡り巡って、私たち人間の体を構成するものになります。 当然、お米(Rice)も、CO2(二酸化炭素)で出来ています。