国営新華社通信によると、対面での開催となった初の「中国・中央アジアサミット」で習主席は基調演説を行い、中国は中央アジアの「法執行、安全保障、防衛能力構築」の向上を手助けできると述べた。5カ国に計260億元(約5100億円)の金融支援と「無償援助」を提供することも約束した。 習主席はカザフスタンとキルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの首脳と18日から2日間、防衛や金融、貿易、エネルギーなど多岐にわたる関係の強化に向け協議した。 ロシアが2022年2月にウクライナで戦争を始め、安保を巡り新たな問題が浮上する中で、中国は米国が主導する世界秩序に挑もうとしている。 日本では主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)が19日から3日間開催される。バイデン米大統領やスナク英首相は18日に日本に到着。ウクライナのゼレンスキー大統領はG7サミットに参加するため来日する予定だ。開催時期が重な