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内藤廣の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 高密都市は終わるのか? 建築家・内藤廣氏に聞くアフターコロナの建築

    各界のキーパーソンに新型コロナウイルスの影響や、新しい社会へのヒントを聞く「私たちの『アフターコロナ』」。新型コロナウイルスのまん延によって、高密度な都市構造に疑問の声が上がるなかで、建築家の内藤廣氏は、ニーズが変われば「失敗する巨大開発が出てくる可能性がある」とみる。数々の都市再生事業に関わってきた内藤氏だからこそ見える、アフターコロナの建築と都市とは。(インタビューは2020年5月1日にオンラインで実施した。聞き手は島津 翔=日経クロステック) 新型コロナウイルス感染症が拡大したことにより、「高密度な都市」に疑問符が付きました。この流れをどう見ていますか。 これからお話することは、漠然とした予想なので、当たるかどうか分かりません。まず従来の人口予測のデータでは、東京圏の人口は今後30年は変わらないとされている。この予測が新型コロナウイルスによって極端に減るかといえばそうじゃないでしょう

      高密都市は終わるのか? 建築家・内藤廣氏に聞くアフターコロナの建築
    • 島根県立 石見美術館(島根県芸術文化センター グラントワ)「建築家・内藤廣 Built と Unbuilt」展 島根県益田市有明町 - 墳丘からの眺め

      前回の萬福寺からは益田川沿いに南西1.2㎞ほど進み、この日の最後の訪問先で今回の目的地、島根県立芸術文化センターに到着。 駐車場近くから見る建物。壁にも瓦(石州瓦)が使われています。 入口に向かいます。 左側がエントランス。 エントランス正面に緩い築山があり、初代のグラントワセンター長だった地元出身の彫刻家・澄川喜一氏による石彫作品「おろち」などが置かれています。 彫刻を背にして建物を。は2005年築、設計は内藤廣氏。 そこから左側。 右側。 グーグルアースで全貌を。エントランスは北東側の道路に正対しています。 エントランス内部の様子。こちらや中庭などは無料で入れるエリアです。火曜休館。 グラントワの平面図。中央広場を囲むように、左側に美術館、奥に大ホール、右側に小ホールやスタジオ、レストラン等を配置。 まずは「中庭広場」へ。 水盤の水は”動いて”いて、四辺の細い溝に流れていきます。心地よ

        島根県立 石見美術館(島根県芸術文化センター グラントワ)「建築家・内藤廣 Built と Unbuilt」展 島根県益田市有明町 - 墳丘からの眺め
      • 「建築の難問 新しい凡庸さのために」 内藤廣 著 - 墳丘からの眺め

        今年の7月に発行されたばかりの本でした。 建築の難問――新しい凡庸さのために 作者:内藤廣 みすず書房 Amazon 著者の内藤廣(1950~)は早稲田大学で吉阪隆正に師事し、菊竹清訓事務所を経て独立事務所を構え、その後に東京大学教授、3.11後の数多くの復興委員会に加わった建築家。 表紙の写真は高田松原津波復興記念公園の追悼・祈念施設。著者が手掛けた作品は、「海の博物館」「安曇野ちひろ美術館」「牧野富太郎記念館」や「東京メトロ銀座線渋谷駅」などで、著書も多数。 構成は、今年の日本建築学会文化章を受章された真壁智治氏が提示した次のような問いに対して一つずつ答えていく、という形式になっています。 建築は世界とつながれるのか 建築で人は幸せになれるのか 建築は芸術か 建築を愛しうるか 等々 どれも問いとしては難しく深いものばかりですが、和解、相互理解、橋渡しという「解決の方向」が具体的な建築の

          「建築の難問 新しい凡庸さのために」 内藤廣 著 - 墳丘からの眺め
        • 速報:内藤廣氏設計「紀尾井清堂」を見た! 都心の一等地に「機能のない」光の箱 | BUNGA NET

          「使い方は出来上がってから考えるので思ったように造ってください」──。クライアントである一般社団法人倫理研究所の理事長から内藤廣氏へのリクエストだ。うーむ、自分だったらそれは困る。どうするのか。内藤氏が出したちょっと意外な答えを、今日の見学会でたっぷりと体感した。 (写真:宮沢洋、以下も) 内藤廣氏が設計した「紀尾井清堂」の見学会が、7月28日の午後に関係者を招いて行われた。倫理研究所は企業研修などを行う一般社団法人で、内藤氏は2001年に「倫理研究所 富士高原研修所」(静岡県御殿場市)を手掛けている(写真はこちら) それが相当気に入られたということなのであろう。東京・紀尾井町の一等地で「使い方は出来上がってから考える」というお題である。内藤氏自身も「こんなことは初めて」と言う。 筆者もかつての「日経アーキテクチュア」記者だったら、これはかなり困る。何しろ「日経」の記者という仕事は、建築に

            速報:内藤廣氏設計「紀尾井清堂」を見た! 都心の一等地に「機能のない」光の箱 | BUNGA NET
          • 内藤廣設計 目的も機能もない用途未定の建築 "現代のパンテオン 紀尾井清堂の建築見学会へ | 建築とアートを巡る

            紀尾井町にできたコンクリートとガラスで囲われたインパクトのある建物「一般社団法人倫理研究所の紀尾井清堂」は、実は目的も機能もない建築です。この不思議な建築物の見学会に参加して中に入ることができましたので紹介します。(建築見学会は終了しました) 現在は、2023年3月まで「奇跡の一本松の根展」を開催中です。(会期終了しました) 用途未定の現代のパンテオンこの建物が竣工したのは2020年12月、年が明けて2021年1月に早速見学に行ってみました。もちろん、その時は見学会ではないので、外観のみ。建物の周りをグルグル廻って終わりだったのですが、それだけでも非常に印象的な建築でした。 それから季節は変わり紀尾井清堂の見学会を開催するというのを聞いて早速参加してみました。そもそも今年の1月には、まだ紀尾井清堂という名前もなく、個人的には「紀尾井町の倫理研究所の新しい建物」と呼んでいました。 この建物は

              内藤廣設計 目的も機能もない用途未定の建築 "現代のパンテオン 紀尾井清堂の建築見学会へ | 建築とアートを巡る
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