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  • 自由の森学園創立40周年記念講演「教育と自由」 - 内田樹の研究室

    どうもこんにちは。ご紹介いただきました内田です。飯能というところ来るのは初めてです。先ほどご紹介いただいた通り、僕は神戸で「凱風館」という武道の道場と学塾をやっております。そこに9年前に入門された井手くんと岡野さんというご夫婦がいます。井手君は僕のIT秘書というのをやっていただいております。岡野さんはこの5月から書生として働いていただいています。凱風館には今書生が5人いるんですけども、その中で一番の新人です。そういうご縁のあるお二人がこの自由の森学園の卒業生ということで、このたび40周年の記念講演にお招きいただくことになりました。 自由の森学園創建40周年おめでとうございます。卒業生、在校生がこれだけ集まってくれるということは、それだけ母校に対する愛情が深いからだと思います。二人の門人も遠く神戸から今日ここまで来てくれました。卒業した学校のためにここまで献身的になるというのは、なかなかでき

    • ボードレール『悪の華』韻文訳――007「病を得るミューズ(1861年版)」 - 平岡公彦のボードレール翻訳ノート

      病を得るミューズ(1861年版) シャルル・ボードレール/平岡公彦訳 わが不憫なミューズよ、ああ! 今朝はどうしたんだ? 落ちくぼんだ君の両目に、夜の幻が住みついているよ。 それに君の面持ちにも、冷たく無口になった 狂気と怖気が、代わるがわる映って見えるよ。 薄緑色のサキュバスと、薔薇色のリュタンが、 そいつらの水甕から恐れと恋心でも君に注いだのかい? そうやって横暴で悪戯な拳をふるった悪夢が、 伝説のミントゥルナエの沼の底まで君を沈めたのかい? 私は願っているよ。君の胸がまた健康の匂いを発散し、 いつでも力強い考えの訪れる場となってくれるように。 君のキリスト者の血も滔々とリズムよく流れるように。 詩歌の父、フォイボスと、刈り入れの主、 偉大なるパンが代わるがわる統べていた、 古代の音節のもつ数ある響きのようにさ。 (2022.7.24一部改訳) LA MUSE MALADE Ma pa

        ボードレール『悪の華』韻文訳――007「病を得るミューズ(1861年版)」 - 平岡公彦のボードレール翻訳ノート
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