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北國新聞の検索結果281 - 320 件 / 849件

  • 敦賀延伸2月に試乗会 JR西社長 知事、料金の割引要請|経済|石川のニュース|北國新聞

    JR西日本の長谷川一明社長は11日、石川県庁に馳浩知事を訪ね、来年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀開業に向け、同2月に試乗会を実施すると伝えた。馳知事は、延伸によって料金が割高となる和倉温泉―大阪などでの割引や、繁忙期に小松、加賀温泉両駅と東京をつなぐ臨時列車の拡充などを要請した。 面会は冒頭を除き非公開。長谷川社長は「敦賀開業まで100日を切り、地元も盛り上がっている」と語り、試乗会では一般の参加者を公募するとした。 馳知事は3割増の料金となる和倉温泉―大阪での利用負担軽減や、関西・中京圏とのアクセス向上、JR七尾線を活用した能登への送客の協力などを求めた。終了後、馳知事は報道陣に対し「JRと協力して利用促進に努めることを確認した」と語った。

      敦賀延伸2月に試乗会 JR西社長 知事、料金の割引要請|経済|石川のニュース|北國新聞
    • 損保ジャパン、当局に虚偽報告か 不正指示「確認できず」|全国のニュース|北國新聞

      中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の不正請求問題で、損害保険ジャパンが工場長による不正の指示があったと告発した従業員の証言が改ざんされたことを把握しながら、金融庁に「不正の指示は確認できなかった」と報告していたことが27日、分かった。虚偽報告の疑いがあり、損保ジャパンの外部弁護士が調査を進めている。 損保ジャパンがビッグモーターに対し、事故車両の修理に伴う査定手続きを一部省く優遇措置を取っていたことも判明した。保険金額を決める上でのチェックが甘く、水増し請求を助長した恐れがある。 不正の指示は工場従業員が2022年1月ごろ内部告発。損保ジャパンは出向者が携わったアンケートを通じ、告発者の証言を確認した。ビッグモーターから同年6月に受領した調査報告書で、告発者の証言が「工場長による不正の指示があった」から「なかった」に書き換えられていたことを知ったが、金融庁への任意の報告で

        損保ジャパン、当局に虚偽報告か 不正指示「確認できず」|全国のニュース|北國新聞
      • 参勤交代ルート走破 加賀の73歳北野さん 金沢から東京へ500キロ|社会|石川のニュース|北國新聞

        ●8日間猛暑、台風乗り越え 加賀藩の参勤交代ルートを自転車でたどる旅に挑戦している加賀市高塚町の北野長俊さん(73)が24日、目的地の東京・桜田門に到着した。旧盆に石川を出発してから8日。連日の猛暑に加え、台風の影響で一部迂回(うかい)を余儀なくされながらも約500キロの道のりを走りきった北野さんは「大変なことも多かったが、無事たどり着けてほっとしている」と感慨に浸った。 24日は埼玉県深谷市を出発し、東京を目指して銀輪を走らせた。藩政期に全国各地へつながる街道の起点となった東京・日本橋では、合流した自転車仲間と記念写真に収まり、夕方にゴールの皇居・桜田門に着いた。 北野さんは16日に金沢市の金沢城公園石川門をスタートし、富山、新潟、長野、群馬、埼玉、東京と参勤交代の道程を8日間かけて巡った。 道中は予期せぬ事態も相次いだ。長野・群馬県境の碓氷(うすい)峠が台風7号の大雨でのり面が崩落して

          参勤交代ルート走破 加賀の73歳北野さん 金沢から東京へ500キロ|社会|石川のニュース|北國新聞
        • 30日から通常ダイヤで運行 新型コロナで減便のJR七尾線|社会|石川のニュース|北國新聞

          JR西日本金沢支社は26日、JR七尾線で新型コロナ感染拡大に伴って減便した列車を、30日の始発から通常ダイヤで運行すると発表した。観光列車「花嫁のれん」は9月3日から運転を再開する。 JR七尾線では、運行に関する部署でクラスター(感染者集団)が広がり、運転士が不足したため、19日から普通15本と特急2本、観光列車が運休。25日から運休中の普通15本のうち6本の平日運行を再開し、平日の運行本数ダイヤの3割減から2割減となっている。

            30日から通常ダイヤで運行 新型コロナで減便のJR七尾線|社会|石川のニュース|北國新聞
          • 『「低体温症で死亡」を訂正 輪島市 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞』へのコメント

            輪島市の坂口茂市長は7日、会見で、避難所から搬送された避難者が低体温症で亡くなったと明かしたが、その後、事実が確認できないとして、市側が訂正した。 73 人がブックマーク・23 件のコメント

              『「低体温症で死亡」を訂正 輪島市 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞』へのコメント
            • 石川で329人感染、3人死亡 新型コロナ(1日発表)|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞

              石川県は1日、県内で新たに329人が新型コロナウイルスに感染し、感染治療中だった3人が死亡したと発表した。新たに福祉施設1件でクラスター(感染者集団)の発生も判明。県内の累計感染者は2万5027人、累計死者は169人となった。 新規感染者はクラスター関係が8人、濃厚接触者が79人で、残り242人の感染経路については調査中。県内では1日午前10時までに、新たに7414件の検査結果が報告された。 【詳報】石川で329人感染、3人死亡 福祉施設でクラスター

                石川で329人感染、3人死亡 新型コロナ(1日発表)|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞
              • 小松市公会堂、解体へ 築64年、跡地に図書館|社会|石川のニュース|北國新聞

                ●市決定 長く小松市民らに利用されてきた市公会堂が解体されることが決まった。市が22日、公会堂がある芦城公園内の敷地に未来型図書館を新設する方針を発表した。建築から64年、子どもたちや音楽団体の発表の場として親しまれたほか、選挙の集会にも活用されてきた小松を象徴する建物がその歴史に幕を下ろす。 22日開かれた市議会全員協議会で、宮橋勝栄市長が説明した。 公会堂は1959(昭和34)年に開館。市役所に近接し、千人以上を収容できる大ホールのほか、当初は地上33メートルの展望塔などがあり、最上9階からの眺めを楽しもうと多くの市民が足を運んだ。 新図書館は公会堂を含めたエリアを敷地とし、延べ床面積は約9千平方メートルで、蔵書は現在の約20万冊から約35万冊に拡充する。年度内に事業方針を取りまとめ、来年度に基本設計を進める。公会堂の会議室、博物館にある市民ギャラリーの機能を集約し、博物館収蔵の歴史・

                  小松市公会堂、解体へ 築64年、跡地に図書館|社会|石川のニュース|北國新聞
                • “渋谷発の次代スター”に21歳美女 芸能界入りを宣言「目標は石原さとみさん」|オリコン|北國新聞

                  若槻千夏・トリンドル玲奈・菜々緒・中村アンらが所属する「プラチナムプロダクション」が主催したオーディションイベント『Shibuya Star Fes2022』の最終審査が3日、都内で行われ、宮城出身のフリーター・新羅美玲さん(21)がグランプリに輝いた。 【全身ショット】グランプリの新羅美玲さん 「WWSチャンネル賞」との2冠を達成した新羅さんは、記念のティアラとマントを身に着けると「まさか自分がグランプリになるなんて…。今までの人生で一番になることがなかったので、すごくビックリしています」と感無量の表情でスピーチ。 グランプリには賞金50万円、プラチナムプロダクション所属権、2023年放送の地上ドラマへの出演権などを獲得。新羅さんは「小学校の頃から女優を目指してきました。これからが始まりで自分に甘えることなく、女優の道を歩んでいきたい」と芸能界入りへの意気込みを語り、「目標は石原さとみさ

                    “渋谷発の次代スター”に21歳美女 芸能界入りを宣言「目標は石原さとみさん」|オリコン|北國新聞
                  • 迫力の雪壁「大谷」に歓声 立山黒部アルペンルート全線開通|社会|石川のニュース|北國新聞

                    北アルプスの立山連峰を貫き、富山県と長野県を結ぶ観光路「立山黒部アルペンルート」は15日、冬季閉鎖から4カ月半ぶりに全線開通した。観光名物の「雪の大谷」は最高13メートルの高さとなり、大勢の観光客が迫力満点の雪壁を眺めて歓声を上げた。 室堂(標高2450メートル)周辺では「雪の大谷フェスティバル」が始まった。開催30回目を迎えた人気の「雪の大谷ウオーク」では、観光客が約500メートルの区間を歩き、雄大な自然美との記念撮影を楽しんだ。 アルペンルートを運営する立山黒部貫光(富山市)によると、15日午前9時の室堂周辺の気温は4度。雪壁の高さは10年平均の16メートルより低くなった。「雪の大谷ウオーク」は6月25日、アルペンルート開通期間は11月末まで。

                      迫力の雪壁「大谷」に歓声 立山黒部アルペンルート全線開通|社会|石川のニュース|北國新聞
                    • 能登の鉄路、3代守りつなぐ かほくの寺島さん 祖父、父に続き七尾線運転士に 〈支え合ってともに 1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                      ●国家試験合格、来月デビュー 祖父、父が握ってきた能登の鉄路のハンドルを受け継ぐ決意をした運転士がいる。国家試験に合格し、3月にデビューするJR西日本の寺島圭亮さん(26)=かほく市白尾。能登半島地震で3週間の運休を余儀なくされた七尾線が当面の仕事場だ。高校時代から通学で毎日のように乗った列車から見る景色は変わってしまったが、「能登に暮らす皆さんの生活の足を守り、復興を支えたい」と意気込んでいる。 運転士の一家に育った寺島さん。祖父和雄さん(86)=宝達志水町子浦=は旧国鉄で約30年間ハンドルを握り、石川県内では金沢から旧能登線の珠洲・蛸島までを走った。その背中を追うように父和彦さん(60)も特急「雷鳥」「はくたか」などの運転席に座る鉄道マンになり、現在は七尾線の車両を運転している。 もともと鉄道に興味がなかったという圭亮さんだが、星稜高校に通っていたため、七尾線が通学列車。次第に運転士へ

                        能登の鉄路、3代守りつなぐ かほくの寺島さん 祖父、父に続き七尾線運転士に 〈支え合ってともに 1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                      • 全員日本人のK-POPアイドル・UNICODE、日本デビュー前にお披露目 目標は「東京ドームでライブ」|オリコン|北國新聞

                        全員日本人のK-POPアイドル・UNICODE、日本デビュー前にお披露目 目標は「東京ドームでライブ」 メンバー全員が日本人の5人組K-POP ガールズグループ・UNICODE(ユニコード)が22日、都内で日本デビューを記念したお披露目ライブイベントを開催した。 【ライブ写真】初お披露目!多彩な表情を見せるUNICODEメンバー UNICODEは2023年4月にABEMAで公開された日本最大規模のオンラインオーディション『PROJECT K』で選抜されたメンバーを含む5人組ガールズグループ。MIO(ミオ)、HANA(ハナ)、ERIN(エリン)、SOOAH(スア)、YURA(ユラ)の5人全員が日本人で、韓国語も話せる。 韓国では2月からYouTube チャンネル「ALL THE K-POP」の「UNICODE ON&OFF」でデビューまでの過程を公開。4月17日にアルバム『HELLO WOR

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                        • STARTO ENTERTAINMENT、詐欺アカウントに対する発信者情報開示命令を報告 「弁護士と連携した権利侵害対策部門を設置」|オリコン|北國新聞

                          STARTO ENTERTAINMENT、詐欺アカウントに対する発信者情報開示命令を報告 「弁護士と連携した権利侵害対策部門を設置」 STARTO ENTERTAINMENTは12日、公式サイトを更新し、同社のページデザインを盗用したX上に存在する詐欺アカウントに対して、米国連邦地方裁判所より詐欺アカウントに対する発信者情報開示命令が発令されたと報告した。 【写真あり】待ってました!STARTO ENTERTAINMENTが公式Xを開設 公式サイトには「米国連邦地裁による詐欺アカウントに対する発信者情報開示命令について」と題した文書が掲載され、「株式会社STARTO ENTERTAINMENT(以下「当社」)は、X(旧Twitter)上に当社のイベントページのデザインを盗用し、公式アカウントに見せかけるなどして詐欺サイト等に誘導しようとする複数の不正なアカウント(以下、「詐欺アカウント」)

                            STARTO ENTERTAINMENT、詐欺アカウントに対する発信者情報開示命令を報告 「弁護士と連携した権利侵害対策部門を設置」|オリコン|北國新聞
                          • 馳知事プロレス参戦、関係者「けがなくて良かった」 出ないと言っていたのに…|社会|石川のニュース|北國新聞

                            「馳劇場」の予兆は数多くあった。長年の習慣であるトレーニングは昨秋頃から格段に頻度が増加。県議会の一般質問がある日も早朝からジムに通って体を絞り、丹念に肌を焼いていた。知事室の訪問客に「まだ現役。もうすぐ試合します」と、うっかり「予告」したことも。3月で知事就任から1年。「今年は好き勝手にやらせてもらう」という宣言とも受け取れる年始のパフォーマンスとなった。 【関連記事】馳浩知事「死ぬまでレスラー」 【関連記事】県政より真剣!?「最強知事だ」「軽すぎる」 【関連記事】「初仕事」はプロレス「県政は 振り回さないで 馳浩」 「知事は本当に出る気なのか」とひそかに気をもんでいた徳田博副知事は、北國新聞社の取材に「けがをされなかったことに正直ほっとしている」とコメント。「出場にはいろいろな見方があると思うが、知事自身がさまざまな観点から判断された結果だと受け止めている」と言葉を選んだ。 知事派ベテ

                              馳知事プロレス参戦、関係者「けがなくて良かった」 出ないと言っていたのに…|社会|石川のニュース|北國新聞
                            • 40年超運転「議論始まる」 エネ庁同意要請に地元町長|全国のニュース|北國新聞

                              資源エネルギー庁の小沢典明首席エネルギー・地域政策統括調整官(手前)と面談する野瀬豊福井県高浜町長(左)=16日午後、高浜町役場 資源エネルギー庁の小沢典明首席エネルギー・地域政策統括調整官は16日、福井県高浜町の野瀬豊町長と面談し、運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(同町)の再稼働同意を求めた。野瀬氏は面会後の取材に「(町内での)再稼働の議論が始まる」との認識を示し「議会や町民の意見に耳を傾けたい」と述べた。 小沢氏との面談で野瀬氏は「(再稼働同意は)町内の議論を踏まえ、適切な時期に判断する」と応じた。また「再稼働を進めるにあたり、町の財政事情や課題に対する手だてをお願いしたい」と交付金などによる支援を求めた。

                                40年超運転「議論始まる」 エネ庁同意要請に地元町長|全国のニュース|北國新聞
                              • カニ初物登場に沸く 近江町市場店頭にずらり コウバコ入荷増2割安く|社会|石川のニュース|北國新聞

                                ●しけで3日遅れ 9日に石川県内の漁港で水揚げされた初物の県産ズワイガニが10日、県内の鮮魚店やスーパーの店頭に並んだ。金沢市の近江町市場では、価格は雄の「加能ガニ」は平年並みながら、入荷量が増えた雌のコウバコガニは2割ほど安くなった。しけで3日遅れとなった「冬の味覚の主役」の登場に、待ちわびた地元客や観光客は次々と手を伸ばし、市場は活気に包まれた。 「さあ、カニ今日から」「いきが良いの揚がっとるよ」。近江町市場で店員の威勢のいい呼び声が響いた。市場内の鮮魚店「大口水産」では、入荷量が平年に比べて若干少なかった加能ガニが平年並みの2500~2万5千円だったのに対し、コウバコガニは例年より2割ほど安い300~3千円で売られた。 荒木優専務は「遅れた分、待ちわびた人が多く、いつも以上に、にぎわっている。実入りも良く、品質は上々」と話し、次々と訪れる客の対応に追われた。 コウバコを10匹買った金

                                  カニ初物登場に沸く 近江町市場店頭にずらり コウバコ入荷増2割安く|社会|石川のニュース|北國新聞
                                • 〈詳報〉石川で195人感染、1人死亡 クラスター1件、新型コロナ(15日発表)|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞

                                  石川県は15日、県内で新たに195人が新型コロナウイルスに感染し、1人が死亡したと発表した。1日当たりの感染者数は1週間ぶりに300人を切り、100人台となった。新たに金沢市の医王病院でクラスター(感染者集団)の発生を確認した。 感染経路の内訳はクラスター関係が31人、濃厚接触・接触者が71人で、残り93人については調査中。クラスターの福祉施設で20~70代の男女31人が陽性と分かり、感染者は累計49人となった。これまでに公表された感染者の中から、医王病院関連で20~60代の男女12人の感染が判明し、県内180例目のクラスターと認定された。 新規感染者は県内15市町と県外在住の10歳未満~90歳以上の男女。年代別では10歳未満が最多の36人で、30代32人、40代30人と続いた。市町別では順に、金沢市48人、野々市市27人。金沢市の50代男性が中等症で、残りは軽症か無症状となっている。 県

                                    〈詳報〉石川で195人感染、1人死亡 クラスター1件、新型コロナ(15日発表)|新型コロナ|石川のニュース|北國新聞
                                  • 『北國新聞藩ゆかりの名品で一服 加賀・梅鉢茶会 寺町・本因寺|文化|石川のニュース|北國新聞』

                                    ★★☆★☆☆☆歴史タイムッス★★★☆★☆★古今東西歴史関連記事リンク集日本史娯楽検証物語サイト「歴史チップス」執筆のネタ探しとして日本や世界のメディアや個人・企業サイトから歴史関連記事リンク集を作成(リンク切れ御免)。また、「古今チップス(旧歴史タイムズ・現歴史タイムス)」の2005年11月~2014年12月のバックナンバーも掲載。

                                      『北國新聞藩ゆかりの名品で一服 加賀・梅鉢茶会 寺町・本因寺|文化|石川のニュース|北國新聞』
                                    • 藩政期の茶室よみがえる 金沢・平木屋染物店の白蓮庵修復|社会|石川のニュース|北國新聞

                                      ●加賀茶道伝える場に 創業250年の老舗、平木屋染物店(金沢市片町2丁目)にある茶室「白蓮庵(びゃくれんあん)」の修復が2日までに完了し、現代によみがえった藩政期の茶室がお披露目された。茶室は染め物の作業場の2階に設けられ、今後、月釜を開くなど活用を進める。茶人だった曾祖父から「白蓮庵」の号を受け継ぐ平木孝志金沢学院大特任教授は「加賀茶道を伝える場に育てたい」と話す。 平木屋の建物は藩政末期に再建されて以降、現在も染め物業が営まれる。往時から明治期にかけての古い建築様式が残り2021年に市文化財に指定された。 平木教授の曾祖父にあたる3代弥平が「白蓮庵」を号し、家業の傍ら紫(むらさき)遠州流の茶道をたしなんでいたが後代に受け継がれず、茶室は戦争を経て、長く使われないままになっていた。文化財指定を機に建物の修復を行うことになり、昨夏から工事を進めた。 6畳の茶室は椰子(やし)の床柱や網代(あ

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                                      • 鉱山坑道にトロッコ復活 レール完成、6月運行 小松・尾小屋|地域|石川のニュース|北國新聞

                                        ●61年ぶり、新たな観光資源に 小松市の旧尾小屋鉱山の坑道跡に敷設が進められていたトロッコのレールが24日までに完成した。丸太で囲われ、閉山した1962(昭和37)年当時の趣を残す空間を生かそうと、市と愛好者でつくる「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」が作業に取り組んでいた。復活の運行は6月に予定し、関係者は北陸新幹線延伸に向け新たな観光資源にしようと意気込んでいる。 尾小屋鉱山資料館近くにある坑道跡「尾小屋マインロード」は全長約600メートル。今回はこのうち約110メートルにレールを取り付けた。県内外の会員延べ50人が協力し、S字の場所を設けるなど6日間かけて敷設したという。 トロッコには、守る会が所有するバッテリー機関車などを使用。1度に6、7人程度を乗車させることができ、人が歩く程度のスピードで往復させる予定だ。 閉山以来61年ぶりとなる運行再開は6月25日で、現時点では、周辺の市ポッポ

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                                        • 金沢版トレビの泉、投げ銭7倍 昨年12月~今年3月 コロナ収束、観光客戻り急増|社会|石川のニュース|北國新聞

                                          ●金沢駅もてなしドーム地下の人工池 「金沢版トレビの泉」と呼ばれる金沢駅もてなしドーム地下広場の人工池で、昨年度に投げ込まれた硬貨の総額が前年度比84%増の4万4703円となり、新型コロナ前の2019年度を上回ったことが金沢市への取材で分かった。感染収束に伴って観光客が急増した影響とみられ、特に昨年12月~今年3月は前年同期の約7倍に急増。投げ銭の総額は入り込みの多さに比例し、街中のにぎわいを示すバロメーターとなっている。 投げ銭は、北陸新幹線開業直後の15年度に過去最多の5万6035円を記録し、16~19年度は3~4万円台で推移した。しかし、コロナ禍の20、21年度は駅利用者が減少したことで、いずれも2万円台に落ち込んでいた。 2005年に完成した人工池は、もてなしドームの地上と地下をつなぐ階段の下にあり、北陸新幹線の開業以前から硬貨を投げ入れるスポットとして注目を集めた。後ろ向きにコイ

                                            金沢版トレビの泉、投げ銭7倍 昨年12月~今年3月 コロナ収束、観光客戻り急増|社会|石川のニュース|北國新聞
                                          • 〈1.1大震災〉ゴジラ岩、陸続きに 珠洲・馬緤の名所|社会|石川のニュース|北國新聞

                                            能登外浦の沿岸は大規模な土砂崩れで道路が今もあちこちで寸断されている。内浦側から峠道を抜けて外浦に出ると、珠洲市馬緤(まつなぎ)町の沖に浮かんでいた「ゴジラ岩」が海岸から陸続きになっているのが見える。地震による地盤の隆起が原因とみられる。 ゴジラ岩は高さ約2・5メートル。2003年に米大リーグ入りした松井秀喜さん(能美市出身)の愛称にちなみ、話題を集めた。 ゴジラ岩近くの駐車場西側の道路は土砂でふさがれたまま。駐車場に車を止めた埼玉、群馬両県警の警察官が隆起して新たにできた海岸を歩いて、西へ約1キロ離れた避難所の大谷小中にパトロールに向かった。

                                              〈1.1大震災〉ゴジラ岩、陸続きに 珠洲・馬緤の名所|社会|石川のニュース|北國新聞
                                            • 〈1.1大震災~連載ルポ〉とどまるか、離れるか 被災者葛藤|社会|石川のニュース|北國新聞

                                              ●「津波は怖い。でも」 被災地で仮設住宅の整備が進む。珠洲市内で建設が始まった2カ所は、いずれも津波の浸水想定区域。避難所に身を寄せる高齢者の多くは「津波は怖い。でも、ここで暮らしたい」と口々に話す。津波被害に遭った三崎町の男性もその一人。自宅が波にのまれ、市外への一時的な避難を検討しているが、「ここで漁師をして畑をしたい」と本音を明かす。とどまるか、離れるか。葛藤が続く。(珠洲支局長・山本佳久) ●浸水区域で仮設整備 地震では能登半島沿岸の各地で津波が発生した。京大防災研究所などの現地調査によると、珠洲市三崎町寺家(じけ)には高さ4・7メートルの津波が到達したとみられる。 寺家の海沿いに並んでいた古い家屋は、津波でほぼ全壊、半壊した。同所で漁師をしている奥浜敏孝さん(68)の自宅にも波が押し寄せ、持ち船2隻は流された。1日以降、妻と息子と3人で、高台にある避難所で過ごしている。 避難所近

                                                〈1.1大震災~連載ルポ〉とどまるか、離れるか 被災者葛藤|社会|石川のニュース|北國新聞
                                              • 日テレ、4月から原作あり作品を3本ドラマ化 トラブルはナシ「関係各社の皆様と丁寧に確認をしながら製作」|オリコン|北國新聞

                                                日テレ、4月から原作あり作品を3本ドラマ化 トラブルはナシ「関係各社の皆様と丁寧に確認をしながら製作」 日本テレビは7日、2024年春の改編説明会を行い、4月からは「ドラマDEEP」枠『肝臓を奪われた妻』(毎週火曜 後0:24~後0:54)新ドラマ枠“土ドラ9”『花咲舞が黙ってない』(毎週土曜 後9:00)、日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(毎週日曜 後10:30)の原作ある3作品がドラマ化されることを改めて発表した。 【写真】迫力ある悪魔を背に…鍵を手に持つ間宮祥太朗 伊原六花が主演する『肝臓を奪われた妻』は、LINEマンガで累計閲覧数1億3300万ビューを超えた韓国発の人気漫画が原作。物語は、主人公・優香が理不尽に肝臓を奪われてしまうという衝撃的な展開から始まる。誰しもが応援したくなる痛快な復讐劇となっている。しかし、単なる復讐ドラマでは終わらない。最愛の人から裏切られ、

                                                  日テレ、4月から原作あり作品を3本ドラマ化 トラブルはナシ「関係各社の皆様と丁寧に確認をしながら製作」|オリコン|北國新聞
                                                • 建物判定「危険」25・7% 石川・内灘町、液状化深刻|全国のニュース|北國新聞

                                                  石川県は5日、能登半島地震で液状化被害があった同県内灘町で建物の応急危険度判定を実施した1679棟のうち25・7%に当たる432棟が建物内に立ち入らないよう求める「危険」と判定されたと明らかにした。液状化が発生したとされるエリアが集中した西荒屋、室の両地区では4割程度が「危険」と判定。県によると、液状化と傾斜のある地盤の流動が重なり、被害が深刻化した「稀なケース」と考えられるという。 道路の隆起やひび割れ、土砂流出などの被害が確認されたほか、水道管が破損した影響で町全体では約570戸の断水が解消されていない。 液状化は、地震の揺れで地盤が液体のように流動化する現象。

                                                    建物判定「危険」25・7% 石川・内灘町、液状化深刻|全国のニュース|北國新聞
                                                  • 全住民に義援金5万円 被災地6市町全国の寄付139億円配分|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                    能登半島地震の義援金配分委員会は1日、石川県庁で開かれ、甚大な被害を受けた七尾、輪島、珠洲、志賀、穴水、能登の6市町の全住民に1人当たり5万円を配分することを決めた。全国から寄せられた139億円を第1次配分の原資とする。災害関連死を含む死者、行方不明者に対して20万円、全壊世帯には20万円を届ける。 県は、住民への義援金一律支給は「全国的に異例」としている。30日までに県や日本赤十字社県支部、県共同募金会に届いた義援金は169億2559万円に上る。 支給対象は今年1月1日時点で6市町に住民票があった12万4744人で、窓口が整い次第、県で申請を受け、支給する。第1次配分は迅速に義援金を被災者に届ける点を重視し、手続きを簡素化することを申し合わせた。 液状化の被害を受けた内灘町など6市町以外の被災者や、住宅が準半壊や一部損壊、床上、床下浸水の被害を受けた世帯へは2次配分で対応する方針。 人的

                                                      全住民に義援金5万円 被災地6市町全国の寄付139億円配分|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                    • 〈1.1大震災〉「特定非常災害」指定へ 首相、全国の給水車集結指示|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                      本ページに記載の記事・写真などの無断転載を一切禁じます。著作権は北國新聞社またはその情報提供者に帰属します。

                                                        〈1.1大震災〉「特定非常災害」指定へ 首相、全国の給水車集結指示|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                      • 人口減「一気に20年分」 輪島市町野・金蔵、90→14人に 〈1.1大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                        「たった1カ月で、ほとんど人がいなくなった」。輪島市の山あいにある町野町金蔵。区長の井池(いのいけ)光信さん(68)は集落消滅への危機感を口にする。1月1日以前は53世帯90人が暮らしていたが、2月1日時点で14人にまで減少。「いつか戻りたい」との声は多いものの、土砂でふさがれた市街地への道路は復旧が見通せず、そのまま地域を離れてしまう可能性もある。 金蔵では地震で3割近くの家屋が損傷し、残った住民が集会所でほそぼそと暮らす。市街地へ向かう道路は寸断され、支援物資を受け取りに行くだけで1時間近く車を走らせなければならない。 不便な生活が長引く中、集落からは次々と住民が離れていった。ある人は市街地の避難所へ、ある人は金沢の子どもの家へ。井池さんは2050年に集落の人口が11人になるとした国の推計を引き合いに「人口減少が約20年分も進んでしまった」と嘆く。 井池さんらとともに集会所に避難する石

                                                          人口減「一気に20年分」 輪島市町野・金蔵、90→14人に 〈1.1大震災~連載ルポ〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                        • 能登とり貝 1個最高2万5000円 金沢で初競り|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                          七尾湾産養殖トリガイ「能登とり貝」の初競りは16日、金沢市の石川県漁協かなざわ総合市場で行われ、最高等級「プレミアム」(200グラム以上)が1個2万5千円で競り落とされ、過去最高だった昨年の1万5千円を上回った。能登半島地震で養殖に使う設備が破損し、出荷量は例年の2割減が見込まれる中、養殖業者からは「苦労が報われた」と喜ぶ声が聞かれた。 同日朝に水揚げされたプレミアム1個を含む319個が出荷された。プレミアムは金沢市の鮮魚店「上島商店」が購入。市村祐太郎店長(36)は「復興を応援したいと強い思いで買わせてもらった」と話した。店頭には並べずに取引先に販売する。 この日は特大(180~199グラム)が1個6千円、大(150~179グラム)が4千円と例年より約4倍の値が付いた。能登とり貝生産組合の小泉一明組合長(74)は「地震で大変な思いをして養殖しただけに、高値を付けてもらってありがたい」と感

                                                            能登とり貝 1個最高2万5000円 金沢で初競り|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                          • ひまわり、花の都で咲き誇れ バスケット女子・赤穂、2度目五輪へ 被災の地元七尾「希望与えて」|スポーツ|石川のニュース|北國新聞

                                                            ●前回逃した「金」期待 パリ五輪のバスケットボール女子代表に選ばれた七尾市出身の赤穂ひまわり選手(25)=デンソー=は、能登半島地震の被災地出身者として特別な思いで大舞台に挑む。小学生まで過ごした七尾市は今も震災の爪痕が残り、復旧は道半ば。親族や関係者は前回大会を上回る金メダル獲得に期待し、「大活躍して復興の希望になってほしい」と花の都で大輪を咲かせる姿を待ち望んでいる。 赤穂選手は184センチの長身で攻守に存在感を示し、2度目の五輪切符をつかみ取った。5月の公開練習では「東京五輪の時、実家に帰ると声を掛けてもらう回数が増え、注目度が違うことを体感した」と話し、パリ五輪でもプレーして能登を励ましたいとの思いを明かしていた。 2大会連続となる代表選出を受け、七尾市バスケットボール協会の長野真一会長(67)は「被災した能登に大きな希望を与えてほしい」と願った。 赤穂選手が帰省時によく訪れるとい

                                                              ひまわり、花の都で咲き誇れ バスケット女子・赤穂、2度目五輪へ 被災の地元七尾「希望与えて」|スポーツ|石川のニュース|北國新聞
                                                            • 能登島沖に南国の魚 イタチザメ、クロカジキ、ネズミフグ…|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                              ●海水温高く特産は低調 七尾市能登島沖で10月以降、世界3大危険ザメのイタチザメ(タイガーシャーク)や大型のクロカジキ、ネズミフグなど、南国に分布する魚が相次いで水揚げされていることが分かった。専門家は例年より高く推移する海水温が出没の原因とみている。一方、能登の冬の味覚である養殖カキ「能登かき」やナマコの水揚げは低調で、漁師は「海の異変」に危機感を募らせている。 今月4日、七尾市能登島鰀目(えのめ)町の鰀目漁港で、熱帯や亜熱帯の海域にすむ体長約1・8メートルのイタチザメが水揚げされた。人を襲うどう猛なサメで、のとじま臨海公園水族館で飼育や研究に携わってきた池口新一郎元副館長は約40年前に1匹を確認したのみで「非常に珍しく、海水温が影響しているのは間違いない」と話す。 同じ日に別の定置網に掛かったのは体長約3メートルのクロカジキ。池口さんによると、半月の間に熱帯魚であるキンチャクダイが20

                                                                能登島沖に南国の魚 イタチザメ、クロカジキ、ネズミフグ…|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                              • のと鉄道が全線再開 地震から3カ月 住民涙「ずっと待っていた」復興へ一歩 |社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                能登半島地震で被災した、のと鉄道(石川県穴水町)が6日、約3カ月ぶりに全線で運行を再開した。通勤、通学の足となっている鉄道が再開し、「ずっと待っていた」と日常の回復に涙を流す住民も。能登へのアクセスが改善され、関係者は「復興に向けた第一歩になる」と期待を込めた。 【動画 のと鉄道が全線再開】 穴水駅で出発式が行われ、馳浩知事と沿線自治体の茶谷義隆七尾市長、吉村光輝穴水町長が激励。のと鉄道の中田哲也社長は早期再開に尽力した関係者に謝意を示し、時折声を詰まらせながら「ただの運行再開にとどまらず、私たちの絆の強さや未来への希望の象徴となる」とあいさつした。 再開一番列車の出発合図を担当したのは、能登鹿島駅(穴水町曽福)で花壇の手入れを続ける佐藤まゆみさん(72)=同町鹿島=。穴水駅の一日駅長として進行の合図を出すと、午前6時12分、「がんばろう能登」と書かれた桜色のヘッドマークを付けた列車がゆっ

                                                                  のと鉄道が全線再開 地震から3カ月 住民涙「ずっと待っていた」復興へ一歩 |社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                • 被災家屋で窃盗被害 エアコンやタイヤ 珠洲署捜査|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                  ●住民「火事場泥棒やめて」 最大震度6強に見舞われた珠洲市で、被災家屋からエアコンやタイヤが盗まれる被害が23日までに2件確認された。いずれも住民が被害届を提出し、珠洲署が窃盗事件とみて捜査している。このうち1件は「全壊」と判定され、5月の地震後は空き家となっていた。住民は「火事場泥棒のようなまねはやめてほしい」と憤っている。 被害はいずれも、地震の揺れが激しく、家屋の損傷が多かった正院町正院で確認された。 正院町に住む浦秀一市議によると、被害に遭った住民が21日にエアコンを取り外そうと全壊と判定された住宅に入ったところ、昨年春に購入したばかりのエアコンが何者かに持ち去られていた。地震の影響で戸がゆがみ、被害当時は鍵を掛けられない箇所があったという。 この住宅から100メートルほど離れた別の住宅の倉庫では、アルミホイール付きのスタッドレスタイヤ12本が持ち去られていた。 被害者の隣に住む8

                                                                    被災家屋で窃盗被害 エアコンやタイヤ 珠洲署捜査|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                  • 金沢―大阪間9410円 北陸新幹線と特急、現行より1620円高く 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|経済|石川のニュース|北國新聞

                                                                    ●小松―東京で1万4600円、加賀温泉―東京で1万4930円 ●JRが料金発表 JR西日本は22日、来年3月16日に金沢―敦賀間で開業する北陸新幹線の料金を発表した。金沢―大阪を新幹線と在来線特急で乗り継いだ場合、運賃と指定席の特急料金の合計は9410円となる。現在の特急「サンダーバード」を利用した場合の7790円と比べて1620円高くなる。小松―東京は1万4600円、加賀温泉―東京は1万4930円で、いずれも現行に比べ640円安くなる。 北陸新幹線敦賀延伸後、金沢―大阪間の移動時間は現行よりも22分短い2時間9分となるものの、敦賀駅で乗り換えが生じ、料金は高くなる。敦賀駅は3階に新幹線、1階に在来線のホームがあり移動に時間がかかる。金沢―京都は700円高い7720円となる。 金沢―名古屋も新幹線と特急「しらさぎ」で乗り継ぐ場合は9080円で、1620円高くなる。 JR西によると、運賃は線

                                                                      金沢―大阪間9410円 北陸新幹線と特急、現行より1620円高く 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉|経済|石川のニュース|北國新聞
                                                                    • 大谷投手1億4千万円寄付表明 ドジャースと共同で 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                      ドジャースの大谷翔平投手が5日、自身のインスタグラムを更新し、令和6年能登半島地震に100万㌦(約1億4000万円)を寄付することを表明した。チームを運営する投資家グループ「グッゲンハイム・ベースボール」とドジャースが協力する。 大谷は「令和6年能登半島地震による被災地支援のため、この度ドジャースと共同で寄付をいたします。復興活動に参加してくださった方々に感謝するとともに、今後も私たちが団結していき被災された方々を支援していきたいと願っています。行方不明者の早期発見と被災地域の復興を心より願っています」とのメッセージを掲載した。

                                                                        大谷投手1億4千万円寄付表明 ドジャースと共同で 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                      • 黒部峡谷トロッコ電車の橋が損傷 春の運行開始遅れる可能性も|全国のニュース|北國新聞

                                                                        黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)は9日、同社が運行するトロッコ電車の走行ルートである鐘釣橋の一部が能登半島地震による落石で損傷したと発表した。復旧時期は未定で、担当者は「修繕の進捗によっては、春の運行開始を遅らせる可能性もある」としている。 同社によると、橋桁のゆがみや枕木の破損が確認された。 トロッコ電車は黒部川沿いを走り、北アルプスの絶景を楽しめる。例年、雪の解けた4月中旬~11月末に運行される。

                                                                          黒部峡谷トロッコ電車の橋が損傷 春の運行開始遅れる可能性も|全国のニュース|北國新聞
                                                                        • 漁船を富来、金沢へ避難 地盤隆起の輪島港から|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                          ●県漁協が決定 石川県漁協は23日、輪島港に係留されている漁船を志賀町旧富来地区の富来漁港と福浦港、金沢港に移送することを決めた。隆起した地盤と船底が接したまま放置すると、船に穴が空くなどの被害が懸念されるためで、地震の被害が比較的小さかった3港に避難させる。 金沢市の県水産会館で開いた理事会で決定した。輪島港にある約200隻のうち、航行不能となった船が対象で、早期の実施に向けて現地調査を急ぐ。 県内最大の漁獲量を誇る輪島港は、地盤が2メートル以上隆起した。地震前の水深は約3メートルだったが、現在は1メートルに満たない場所もあり、船体が海底と接している船も見られる。県漁協によると、こうした船をクレーン付きの台船でつり上げて運び出し、富来、福浦、金沢の各港に係留する。 理事会では漁業者への生活支援も議題に上がった。避難所に身を寄せたり、車中泊を余儀なくされたりしている漁業者については、県漁協

                                                                            漁船を富来、金沢へ避難 地盤隆起の輪島港から|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                          • 災害ボランティア560人分、3分で埋まる 27日から被災地で活動|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                            七尾、志賀、穴水の3市町で27日から活動する災害ボランティアの募集が24日始まり、27日~2月2日の7日間の計560人分は24日正午の受け付け開始から3分で埋まった。ボランティアには23日時点で1万3200人が石川県に登録しており、被災地への派遣は初めてとなる。2月3日以降の募集は今後行う。 県によると、ボランティアは災害ごみの片付けや運搬に当たる。1日当たり七尾市20人、志賀町45人、穴水町15人が日帰りで被災地に入る。現地での活動時間は約4時間となる。 募集は県が開設した特設サイトで事前登録した希望者を対象に行われた。登録者は23日時点で県内約3600人、県外約9600人となっている。

                                                                              災害ボランティア560人分、3分で埋まる 27日から被災地で活動|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                            • 羽咋―七尾、再開は22日以降 JR七尾線 15日から高松―羽咋運行|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                              能登半島地震で運行を停止していたJR七尾線は15日始発から、高松―羽咋間で本数を減らして運行を再開する見通しとなった。 JR西日本は七尾線の羽咋―七尾間の普通列車、金沢―七尾間の特急列車についても、22日以降の再開を目指し復旧を進めている。

                                                                                羽咋―七尾、再開は22日以降 JR七尾線 15日から高松―羽咋運行|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                              • 〈1.1大震災~連載ルポ〉再び被災「来年はいい酒を」 珠洲・蛸島の造り酒屋大打撃|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                                珠洲支局勤務から離れて2年半、珠洲市内の風景は記憶と大きく変わってしまった。黒瓦の美しい町並みが印象的だった蛸島町の様子が気になって足を運ぶと、多くの家屋とともに造り酒屋の建物が倒れ、がれきが散乱していた。昨年5月の地震で壊れた酒蔵を直し、酒造りを始めようとしていた直前の地震。今季の酒造りは絶望的になったというが、「来年はいい酒を届けたい」という関係者の言葉が胸に響いた。 蛸島の街を歩くと、1階部分が崩れた建物の前に造り酒屋の軒先に掲げられる杉玉が転がっていた。崩れていたのは1915(大正4)年創業の櫻田酒造の店舗や倉庫。取締役の櫻田朋子さん(51)は「直しても、また地震が起きるかもしれない」と不安を口にした。 倉庫が崩れて原料の酒米が使えず、今季の酒造りはできなくなった。約2千本の在庫もすべて売り物にならなくなった。 近所の自営業多原健次さん(60)は、櫻田酒造の酒は晩酌だけではなく、地

                                                                                  〈1.1大震災~連載ルポ〉再び被災「来年はいい酒を」 珠洲・蛸島の造り酒屋大打撃|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                                • 七不思議堂が新潟で宿に 吉崎・蓮如記念館の登録文化財|地域|石川のニュース|北國新聞

                                                                                  ●11月に移築、解体進む 浄土真宗中興の祖・蓮如上人の史料を展示する吉崎御坊蓮如上人記念館(あわら市)の国登録有形文化財「七不思議堂(ななふしぎどう)」が11月、新潟県妙高市の赤倉温泉に移築され、1棟貸しの宿に生まれ変わる。明治期に砺波市で築造、約40年前に現在地に移った古民家で、富裕層や外国人向けの宿泊施設とするため、不動産事業を手掛ける東京の民間企業が購入し、移築に向けた解体工事が進められている。 七不思議堂は、熊谷組社長や科学技術庁長官を務めた熊谷太三郎氏の妻の実家・根尾家の主屋として1881(明治14)年に砺波で建てられ、1979(昭和54)年にあわら市吉崎に移された。 建物は切妻造(きりづまづく)り、桟瓦葺(さんがわらぶ)きの木造2階建てで、砺波地方の伝統建築様式「アズマダチ」の構造と意匠を備え、2012年に国登録有形文化財となった。蓮如上人にまつわる民話を福井の伝統工芸品で再現

                                                                                    七不思議堂が新潟で宿に 吉崎・蓮如記念館の登録文化財|地域|石川のニュース|北國新聞