のと鉄道(穴水町)は、能登半島地震からの復興を願い、能登さくら駅の愛称で知られる能登鹿島駅をデザインした特別な印「鉄印」を作成した。臨時ダイヤが通常ダイヤに戻る20日から、穴水駅で販売する。 鉄印は縦13センチ、横10センチで、満開の桜のトンネルと列車の写真を水彩画ふうにデジタル加工した。今年は4月6日の全線開通に合わせて満開となり、同社の新たなスタートを美しい桜と駅利用者が祝った。 鉄印に会社名をしたためた中田哲也社長は「復旧、復興が少しでも早く進んでほしいとの願いを込めた」と話した。鉄印は1枚300円(税込み)。