沖縄県の北大東島の海岸に大量の軽石が流れ着いているのが見つかり、気象庁は、およそ1000キロ離れた小笠原諸島の海底火山がことし8月に噴火した際に噴出し、漂着したとみて調べています。 北大東村役場によりますと、今月4日、北大東島の海岸に大量の軽石が流れ着き、海岸に積もっているのが確認されたということです。 大きさは数ミリ程度のものから大人のこぶしぐらいのものもあるということです。 9日に地元で撮影された映像では、びっしりと海を覆う軽石が波の動きに合わせて海岸に打ち上げられる様子が確認できます。 こうした軽石は隣の南大東島でも見つかっているということです。 気象庁は、これらの軽石について、ことし8月13日に噴火が確認された小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」から噴出したものが、海流に乗っておよそ1000キロ離れた南北の大東島の海岸に漂着したとみています。 気象庁では、漂着した軽石の分析を行って、