台風6号は鹿児島県の奄美地方などを暴風域に巻き込みながら東へ進んでいます。沖縄地方ではこのあとしばらくの間、九州南部と奄美地方ではあすの夜にかけて発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生するおそれがあり、厳重な警戒が必要です。 また、10日の木曜日ごろにかけては九州をはじめ、西日本と東日本の太平洋側で平年の1か月分を大きく上回る記録的な大雨となる可能性があり、台風から離れた地域でもハザードマップを確認するなど早めの備えを進めてください。 気象庁によりますと、台風6号は7日午前0時には鹿児島県奄美市の東南東160キロの海上をゆっくりとした速さで東へ進んでいるとみられます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径220キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。 この時間は、鹿児島県の奄美地方のほぼ全域と沖