魏の鍾会(しょうかい)は4歳で『孝経(こうきょう)』を読み、7歳で『論語(ろんご)』、8歳で『詩経(しきょう)』、10歳で『尚書(しょうしょ)』、11歳で『易経(えききょう)』、12歳で『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』『国語(こくご)』13歳で『周礼(しゅうらい)』『礼記(らいき)』を学んだそうです。 エリート教育の基礎を着々と学びながら育った感じですよね。前近代の中国の知識人の基礎的教養といえば「四書五経(ししょごきょう)」を思い浮かべますが、そもそも「四書五経」って何なんだか、何のために読んでいたのか、調べてみました! 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなど