三重県四日市市は中心部の再開発の一環として理系を中心とした大学設置に向けた費用などを盛り込んだ新年度当初予算案を2月の市議会に提出する方針を固めました。 四日市市では中心市街地を通る「中央通り」の再開発を進めていて、JR四日市駅周辺には大学の設置を検討しています。 これまでに暁学園が経営する四日市大学と四日市看護医療大学、それに国立の三重大学を誘致するなどの案が上がっています。 こうした中、四日市市は理系を中心とした大学を設置するとして、「基本構想」を策定するための費用を盛り込んだ新年度当初予算案を2月の市議会に提出する方針を固めました。 具体的には、地域のニーズや学生確保の見通しの基礎調査を行うほか、有識者会議を設置し、大学設置に向けた具体的なスケジュールなどを検討するとしています。 市は大学設置によって若い世代を呼び込み街の活性化を目指すとともにコンビナートなどの工業地帯を有する自治体