薬屋のひとりごとに登場する羅漢という人物 彼は生まれながらにして人の顔が判別できないという病気を持っている これは失顔症と言って人の顔が判別できない病気である。 羅漢の場合は完全に人の顔が碁石や将棋の駒みたいに見えているため かなり重度な障害と言えます。 失顔症は現実に存在する病気です。 人の顔を覚えるのが苦手という人はいますが完全に覚えられない人間というのは普通の人にはいません。 人間は人の顔を見極める能力が非常に高いからです。 お札に肖像画が描かれるのは少しの違和感でも人の顔であれば気がつけるからです。 失顔症の割合 失顔症、相貌失認とも呼ばれる病気で「100人に1人」の割合でいると言われています。 側頭部や後頭部に存在する顔領域と言われる部分に障害があるから起こる病気 先天性相貌失認 後天性相貌失認 先天性の場合、胎児の時になんらかの原因で人の顔をすばやく認識する機能が低下した状態で