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  • ルソーやホッブズの社会契約説とベンサムの功利主義:社会を運営するための2つの考え方/理論 ~生理的とも思える功利主義の意味とみんなのためにひとりひとりの個人が自分をゆだねる社会という全体 - 日々是〆〆吟味

    社会契約と功利主義 〜社会を運営するための2つの考え方/理論 ベンサムの生理的と思える功利主義 社会の中心の措定 〜個人か個人を越えるものか 経済学と功利主義 〜神の見えざる手と個人の自由 気になったら読んで欲しい本 『世界の名著 ベンサム/J.S.ミル』 土屋恵一郎『怪物ベンサム』 ルソー『社会契約論』 ホッブズ『リヴァイアサン』 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2019/11/13/070013 社会契約と功利主義 〜社会を運営するための2つの考え方/理論 ルソーの社会契約論はみなの意見をまとめることによって社会を運営していこう、という考え方かと思います。しかしこれとは違う考え方もありますね。どんな考え方といいますと、かの有名な功利主義というものです。つまり人間には自分の利益がありそれを積み重ねたような、いわゆる最大多数の最大幸福というも

      ルソーやホッブズの社会契約説とベンサムの功利主義:社会を運営するための2つの考え方/理論 ~生理的とも思える功利主義の意味とみんなのためにひとりひとりの個人が自分をゆだねる社会という全体 - 日々是〆〆吟味
    • 民主主義へと至る政治の在り方と考え方 〜神/天(王権神授説)から人、人格(道徳主義)から能力(君主論)、本音から建前(社会契約説)という政治理論の変化【丸山眞男『日本政治思想史研究』】 - 日々是〆〆吟味

      近代以前からの政治原理の移り変わり 為政者自身をつっつく 〜道徳 人格より実力 〜マキャヴェリズム 人の手による政治 〜民主主義と選挙 みんなの意見 〜社会契約 気になったら読んで欲しい本 丸山眞男『日本政治思想史研究』 マキャヴェリ『君主論』 ルソー『社会契約論』 山形浩生『要するに』 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2019/11/12/070010 近代以前からの政治原理の移り変わり こうした為政者のイメージ利用を政治家の責任にしておいてそれで済まされるかというと、そうはいきません。というのも、そうした態度は近代以前の考え方だからです。 為政者自身をつっつく 〜道徳 昔は政治家というのは文字通りの特権階級でした。日本ではお殿様とその下につくお武家様のやることで他の大多数の人たちは無関係でした。それはなにも日本だけではなくどこでもそうだっ

        民主主義へと至る政治の在り方と考え方 〜神/天(王権神授説)から人、人格(道徳主義)から能力(君主論)、本音から建前(社会契約説)という政治理論の変化【丸山眞男『日本政治思想史研究』】 - 日々是〆〆吟味
      • ロバート・ジョンソンの“クロスロード伝説”や“悪魔との契約説”はなぜ広まったのか?

        Home Extra便 ロバート・ジョンソンの“クロスロード伝説”や“悪魔との契約説”はなぜ広まったのか? - TAP the POP ロバート・ジョンソンのクロスロード伝説と悪魔との契約説 デルタ・ブルーズマンのサン・ハウスが、ウィリー・ブラウンらと組んでジューク・ジョイントを回っていた1930年代初頭のある土曜の夜のこと。一人の少年が何度も自分を見に来ていることに気づく。少年はギターを弾きたがっていて、両親が寝静まった後、窓からこっそり抜け出して3人の演奏を聴きに来ていたのだ。 休憩の時間になると、俺たちはギターを置いて外に出る。夏の間は無茶苦茶な暑さだから、身体を冷やしてたわけだ。で、俺たちのいない隙に、あいつはギターを持ってジャカジャカやりだすのさ。やたらうるさいだけだったから、それを聴かされる客はたまらない。「あんたでもウィリーでもいいから、あのガキをやめさせてくれないか。みんな

          ロバート・ジョンソンの“クロスロード伝説”や“悪魔との契約説”はなぜ広まったのか?
        • 社会契約説 - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ

          気づくと教師になっていた俺は、どうやらジャージを学校内で着こなすタイプの教師のようだった。俺が今いる部屋の外のプレートには、体育教官室と書かれていた。 「お前らさ、全然反省の態度が見られないんだよ」 俺はちょうど持っていた竹刀を、床にたたきつけた。俺の前に立っているしょぼくれた三人は、揃いもそろってビクッとなった。一番隅っこのトマス・ホッブズを俺は見た。 「ホッブズ、お前、授業中に何書いてたんだよ。俺様の保健の授業中によ」 「……『リヴァイアサン』という本を書いていました」 ホッブズは蚊の鳴くような声で言った。 「聞こえねーよ!」 「僕は、『リヴァイアサン』という本を書いていました」 「わけのわからないことを言うな。なんだ、何かのモンスターが出てくる話か。ポケモンの話を書いていたのか」 「違います。国家を巨大な怪物――リヴァイアサン――にたとえ、社会契約に国家の起源を求めつつも、国家主権へ

            社会契約説 - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ
          • ジョン・ロックの社会契約説と立憲主義

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            • 【社会契約説】政府は不要!?なぜロックは政府を必要悪とみなしたのか - 日本史はストーリーで覚える!

              こんにちは。本宮貴大です。 今回のテーマは「【社会契約説】政府は不要!?なぜロックは政府を必要悪とみなしたのか」というお話です。 今回の主人公は社会契約説の2人目であるイギリスの思想家、ジョン・ロック(1632~1704)です。 その上で、「政府は不要!?なぜロックは政府を必要悪とみなしたのか」を見ていきながら、ストーリーを展開していきたいと思います。 本題に入る前に社会契約説における前提知識を復習しておきます。 私達は一人で生きていくことは出来ません。 そこで人々は社会を形成し、みんながそれぞれの役割分担をするようになりました。しかし、社会を作った以上、集団生活となるため、必要最低限のルールや決まりを守らなければいけません。このような人間が生きていく上で必要最低限のルールや決まり、法律のことを「自然法」と言います。 同時に人間には以下のような欲求があります。 「安心して暮らしたい」 「自

                【社会契約説】政府は不要!?なぜロックは政府を必要悪とみなしたのか - 日本史はストーリーで覚える!
              • 詳説:コスミデス&トゥービーの社会契約説 Cosmides & Tooby (2007) - えめばら園

                Moral Psychology: The Evolution of Morality: Adaptations and Innateness (A Bradford Book) 作者: Walter Sinnott-Armstrong,Christian B. Miller出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2007/10/19メディア: ペーパーバック購入: 1人 この商品を含むブログ (1件) を見る Sinnott-Armstrong, W. ed. (2007) Moral Psychology: The Evolution of Morality: Adaptations and Innateness Ch.2 Cosmides. L. and Tooby, J. "Can a General Deontic Logic Capture the Fact

                  詳説:コスミデス&トゥービーの社会契約説 Cosmides & Tooby (2007) - えめばら園
                • 財布を落として気付いた「バチがあたる」という概念が持つ社会契約説的な一面ともうひとつ - CLIP STUDIOと液晶タブレット買ったけど使いこなせるのかこれ

                  先日もブログで記事にしましたが、結構な金額が入った財布を落としました。 正確に数えてなかったので分かりませんけどウン十万円は確かに入っていたと思います。 二つの側面に気付いた「バチがあたる」ということ 財布の大きさ、器の大きさ 二種類の失敗 「バチがあたる」社会契約説的な一面 ネガティブなことを受け入れる道具としての概念 後日談 二つの側面に気付いた「バチがあたる」ということ 僕にとっては高額なお金が入った財布を落として気持ちの整理を自分なりにつけようとしたときに道徳教育などでよく使われている「バチがあたる」という概念を利用してなんとか心の平安を取り戻そうとしている自分がいることに気が付きました。 そしてこの概念にはふたつの側面があるということに気が付いたのです。 ひとつは社会契約説的な一面。 そしてもうひとつはネガティブなことを受け入れるための道具としての一面です。 財布の大きさ、器の大

                    財布を落として気付いた「バチがあたる」という概念が持つ社会契約説的な一面ともうひとつ - CLIP STUDIOと液晶タブレット買ったけど使いこなせるのかこれ
                  • 【社会契約説】なぜホッブズは絶対王政を支持したのか - 日本史はストーリーで覚える!

                    こんにちは。本宮貴大です。 今回のテーマは「【社会契約説】なぜホッブズは絶対王政を支持したのか」というお話です。 今回の主人公は社会契約説の先駆者であるイギリスの思想家であるトマス・ホッブス(1588~1679)です。 その上で、「なぜホップズは絶対王政を擁護したのかを見ていきながら、ストーリーを展開していきたいと思います。 本題に入る前に社会契約説における前提知識を復習しておきます。 突然ですが、あなたはたった一人で生活することが出来ますか。想像してみてください。一人で食料や飲み水を確保しなければならなかったり、洋服や住居も一人でつくらなければいけません。 どうでしょう。きっと限界があるはずです。 そこで人々は社会を形成し、みんながそれぞれの役割分担をするようになりました。そうすれば、みんなに食べ物が安定的に供給され、洋服や住居も、もれなく行き渡ります。 しかし、社会を作った以上、集団生

                      【社会契約説】なぜホッブズは絶対王政を支持したのか - 日本史はストーリーで覚える!
                    • 【社会契約説】市民革命を現実化してしまった思想 - 日本史はストーリーで覚える!

                      こんにちは。本宮貴大です。 今回のテーマは「【社会契約説】市民革命を現実化してしまった思想」というお話です。 社会契約説とは何でしょうか。 簡単に説明します。 社会契約説とは『契約』という言葉が含まれていますが、誰かと誰かが約束をしているのです。 誰と誰でしょうか。そう、国家と国民です。 では、その両者は互いに何を約束しているのでしょうか。 そう、自由と平等です。国家は国民の自由と平等を約束するために権力が与えられ、国民もその権力を国家に委ねているのです。 なぜこのような思想が生まれ、当時の社会にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。今回は社会契約説の生まれた経緯と、社会におよぼした影響を説明したいと思います。 社会契約説とは啓蒙思想と自然法思想が融合したことで誕生した思想です。自然法思想とは、人間が生まれながらに持っている自由と平等の精神のことで、この思想を後ろ盾にアメリカ独立革命やフラ

                        【社会契約説】市民革命を現実化してしまった思想 - 日本史はストーリーで覚える!
                      • 伊勢崎市議会議員 伊藤純子 on Twitter: "主権の所在について。通説だと全国民の代表➕有権者の代表を足して二で割る折衷折衷と、法律の専門家から伺いました。これが国民主権の所以であると。しかし日本は万系一世の皇室を戴いているので、護憲派の指摘するフランス革命流の「社会契約説+人民主権論」は馴染まない、との考えを支持しています"

                        主権の所在について。通説だと全国民の代表➕有権者の代表を足して二で割る折衷折衷と、法律の専門家から伺いました。これが国民主権の所以であると。しかし日本は万系一世の皇室を戴いているので、護憲派の指摘するフランス革命流の「社会契約説+人民主権論」は馴染まない、との考えを支持しています

                          伊勢崎市議会議員 伊藤純子 on Twitter: "主権の所在について。通説だと全国民の代表➕有権者の代表を足して二で割る折衷折衷と、法律の専門家から伺いました。これが国民主権の所以であると。しかし日本は万系一世の皇室を戴いているので、護憲派の指摘するフランス革命流の「社会契約説+人民主権論」は馴染まない、との考えを支持しています"
                        • 高校倫理:社会契約説

                          倫理たん @rinritan 社会契約説(自然権思想)についてやるときに抑えておきたいのが、ホッブズ・ロック・ルソーの三人ね。この3人がそれぞれどのような状態を「自然状態」とし、人々がどのように「社会契約」し、どのような「政治形態」をとること理想としたかをしっかり対応させて覚えてね♪ 倫理たん @rinritan 社会契約説を説明する為の用語から解説するわ。まず、「自然権」というのは人間が生まれながらに持っている権利のこと。「自然法」は、人間が理性から導き出した法のこと。「自然状態」とは国家や社会が成立していない状態。 倫理たん @rinritan そして、「社会契約」というのが、お互いの自然権を保証するために個人同士が契約を結んで自然状態から脱却すること。「社会契約説」というのが、「社会契約」することで社会(国家)が成立するという思想なのね。 倫理たん @rinritan まずは、自然権

                            高校倫理:社会契約説
                          • 【社会契約説とは】ホッブズ・ロック・ルソーの違いからわかりやすく解説|リベラルアーツガイド

                            社会契約説・社会契約論(social contract)とは、政府は人々の同意(契約)によって設立されたものであり、政府の役割は人々の権利の保護にあると考える思想のことです。 17世紀以降の西欧から生まれた思想ですが、社会契約説(社会契約論)は現代社会の成り立ちから現在の政治学の議論まで、とても強い影響を与えています。 もし当時、このような思想が生まれていなければ、私たちが暮らすこの世界は違う形だったかもしれません。 社会契約説について学ぶことは、現代社会の成り立ちや社会科学について深く学ぶためには、避けられない思想なのです。 そこでこの記事では、 社会契約説の定義や意味、影響力 当時の思想家が考えたそれぞれの社会契約説の違い 社会契約説について学べる書籍 などについて詳しく解説します。 気になるところから読んで、ポイントを覚えてください。

                              【社会契約説とは】ホッブズ・ロック・ルソーの違いからわかりやすく解説|リベラルアーツガイド
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