少子化対策、問われる実効性 「税源偏在」で防戦も―小池知事 時事通信 内政部2024年07月08日07時02分配信 東京都知事選での勝利を受け、あいさつする小池百合子氏=7日午後、東京都新宿区 3期目を迎える東京都の小池百合子知事(71)は、「子育てと教育にお金がかからない都政」を訴えてきた。少子化に歯止めがかからない中、対策の実効性を高められるかが問われる。一方で、豊かな財政状況を背景に、都は子育て支援に多額の予算をつぎ込んできた経緯もあり、他の自治体からは東京への税源偏在を問題視する声も出ている。税制改正論議の活発化が予想され、小池氏が「防戦」を強いられる場面もありそうだ。 <東京都知事選挙2024>関連ニュースをもっと読む 小池氏は2期目の任期中、0~18歳の都民に月5000円を給付する「018サポート」や、高校授業料無償化の所得制限撤廃をはじめ、大胆な子育て支援策に取り組んだ。それ