「子連れ去り」問題で出版社提訴 「正しい報道を」妻が会見 2022年12月14日20時07分 記者会見するフィショ氏の妻=14日、東京都千代田区 夫婦関係破綻後に日本人の妻が子供を連れ去ったと日本在住のフランス人男性バンサン・フィショ氏が主張していた問題で、妻側が14日、誤った情報を広め名誉を傷つけられたとして、出版社などを相手取り、損害賠償と記事削除を求める訴訟を東京地裁に起こした。妻は同日、弁護士と共に東京都内で記者会見し、「正しい報道を」と訴えた。 「共同親権」どう考える 賛否両派に聞く 訴えられたのは出版社のプレジデント社、飛鳥新社と社団法人の「チルドレンズライツウォッチジャパン」の3団体。妻は「(離婚訴訟が)係争中で、話すべきではないと思っていたが、夫側の主張のみが裏付けなく世界中に発信された」と述べ、子供の名前を含む情報を流すなど、メディアを巻き込んだフィショ氏の一連の行動を非