並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

学び方の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 問いに向き合う著者の真摯な姿勢:マシュー・ウィリアムズ『憎悪の科学』|Makoto Okada

    マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』を「いま、そこにある現実」と捉えるのは難しいことではない。それほどに私たちは時代の変曲点にいる。 一方で、その感覚を内面化する方法は人それぞれだ。直感や自らの体験から敷衍して何かを感じる人もいれば、『侍女の物語』が書かれた1980年代という"あの時代"を振り返り、自分たちが何を見ていたのか、何を感じていたのか、あるいはどう振る舞っていたかということを内省的に潜っていく方法もあるだろう。 ただし、私たちにできることは意外と表面的だ。wikipediaを見たり、他の論評を参照したりはするかもしれないが、知の様式に則って自分の中に浮かんだ問いを深めていくことは容易ではない。それにそこまではしない。人とはそういうものだ。私たちは流動体のように変形しながら周囲の流れの渦の中で生きているし、あまり何かを深刻に受け止めすぎることをよしとしない風潮に身を任せる方が楽

      問いに向き合う著者の真摯な姿勢:マシュー・ウィリアムズ『憎悪の科学』|Makoto Okada
    • 無職になって7ヶ月経った感想。|くる(kuru)

      こんにちは。 こちらの連載も7ヶ月目に突入しまして、嬉しい限りです^_^/ あの・・・ 決して、連載を続けたくて無職しているわけではないんですけどね・・・? noteをサボりまくった結果、最後にnoteで文章を投稿したのは7/5なので、約2週間のブランクを経てこの記事を書いています。 やっぱり、文章を書くことは頭の中をぶん回している感じがして良いですね。 凝り固まった身体を動かすのも気持ちが良いけど、こうやって日記のような文章を書くのは、まさに頭の中のストレッチです。 さっそく近状報告します。 まずは、引き続き職業訓練校にて勉強をしています。 私の通っているコースは3ヶ月のコースのため、今月末で修了です。 いまはラストスパートで、修了制作に取り組んでいます。 正直いまが一番忙しいです・・。 朝から晩まで授業課題のことを考えているのですが、この感じは大学の頃と似ているなぁと思いました。 ただ

        無職になって7ヶ月経った感想。|くる(kuru)
      • 風が奏でる「いのち」の賛歌 造形作家・新宮晋 - こころの時代〜宗教・人生〜

        1970年の大阪万博では、岡本太郎ら巨匠と並ぶ芸術家の1人として出展。以来、世界各地で活動を続けている造形作家・新宮晋さん。風から受け取ったメッセージとは 風を受け優雅に動く巨大な彫刻。風の向きや強弱によって次々と姿を変える作品は、風の動きを翻訳する装置のようだ。作者は半世紀に渡り自然と共に創作活動を続けてきた“風の彫刻家”新宮晋(しんぐう・すすむ)さん86歳。「風には国境がない、人種差別もない」「人類は風と共に移動し暮らしてきた」という新宮さんに芸術活動で得た、風という地球のいぶき、いのちのメッセージをきく。

          風が奏でる「いのち」の賛歌 造形作家・新宮晋 - こころの時代〜宗教・人生〜
        • ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 | ゲンロンスクール

          ゲンロン批評再生塾も、ついに四期目を迎えることになった。 すでに修了生の数は百名を越えており、総代のみならず各界で書き手として活躍を始めている者も多い。 三期やってきての成果はどうかといえば、立ち上げ当初の期待と不安を思い起こせば、まずは上々と言ってよいのではないかと思う。 だが、もちろん、まだまだ足りない。 そもそもこのプログラムは、私たちが仮に「批評」と呼んでいる営みと試みを「再生」することが目的だった。 そのためにはむろん「批評」とは何であるのか、何であり得るのか、何であるべきなのかを、あらためて問い直すことが必要となる。 そのうえで、その「批評」なるものを再び生み直すことを求めてきたわけである。 それは「再生」だけでは駄目なのだ。 第一、そもそも「批評」は過去においても十分な意味と意義を持っていたことがあっただろうか? 「批評」は、存分に生きていたことがあっただろうか? 影響力のあ

            ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 | ゲンロンスクール
          • くあちるの元恋人に会ってきた話|くあちる

            なんだかんだで一週間経ったので話します。 元恋人と会いました。相変わらず可愛かった。流石は初恋相手。悔しい。病む。 ほんと未練たらたらでクソ情けない始まり方ですが、まあぼちぼちつらつら書いていこうと思います。 ただいまメジコンODしてるので文脈が少し支離滅裂だったりするのはご了承ください。 ◇◆◇ 池袋駅前。僕は遅刻した。彼女から普段は1日に1回しか返信がないLINEが今日に限っては何度も返ってくる。 しかし内容は待ち合わせ場所についての連絡しかなく、もはやこれだけで数日分のLINEの会話量は既に消費している。LINEってこんなツールだったっけ? 遅れたと言ってもほんの数分程度。謝って許されるレベルだからまだいい。そしてこれはデートではない……とはいえ女性との約束の時間に間に合わせられないとは男として恥を晒してしまったと思った。 池袋駅前にGIGOというゲームセンターがあります。今の時期は

              くあちるの元恋人に会ってきた話|くあちる
            1