アッという間に終わった日本シリーズ。選手の能力も層の厚さも桁違いでソフトバンクの強さばかりが際立っていた。今試合も先発させた和田を2イニングで降板させた。リードを奪った展開で実績のあるベテラン左腕を降板させるところに、層の厚さを感じさせるし、リリーフした松本も150キロを超える真っすぐで巨人打線を力でねじ伏せた。攻撃でも初回、やっとの思いで先取点を奪った巨人をあざ笑うかのように柳田が逆転2ラン。得点差以上に、巨人には永遠に勝ち目がないように感じさせる圧勝で締めくくった。 セ・リーグを独走で優勝した巨人が、完膚なきまでにたたきつぶされた。これは巨人だけの問題ではない。今季はコロナの影響で変則的なシーズンになったが、開幕前に首をかしげるルールが採用された。パ・リーグでは首位と2位の間でCSが行われると発表されたが、セ・リーグはなし。CS制度が導入されてからの歴史を振り返ってほしい。パだけがプレ