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山さ行がねがの検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 【山さ行がねが】道路レポート 神津島黒根の未成道

    <超・簡単に前回のおさらい> 島の北端にやって来た私は、そこで地図にも描かれているトンネルと遭遇。 入口に簡単なフェンスがあったが、なぜ封鎖しているのかの具体的説明は一切無し。 果たしてこのトンネルの先はどうなっているのか? もしこの地図通りなのだとしたら、ちょっと面白そうだ…。 2013/4/2 7:37 《現在地》 島唯一の集落から海岸沿いの道路をひた走ること5.6kmで、島の北端に辿りついた。 もし自動車で来たら、ここまでほんの10分弱の道のりであろう。 なるほど、こういう走りやすい道だけを選んで走れば、神津島は大きい島ではないということが理解出来る。 この目の前に聳え立つ、迂回のしようもない柱状節理の岩山が、黒根と呼ばれる北限の岬である。 道は説明なくここで塞がれているが、形としてはまだ続いている。 そして、この先は集落があるのとは反対の東岸を南下していくわけで、“裏神津海岸”など

    • 千葉県の鋸山登山自動車道の謎「私道が私設料金所でお金を取っている」→興味深いそのロジックや他の私道の事例について

      ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 廃道に身も心も捧げるオブローダーの道路愛好家。「山さ行がねが」主宰。 実業之日本社「日本の道路122万キロ」ほか執筆。コミックキューン連載中「はいどう!」の監修者。 ツイートに🦆が登場したら、山行がの更新が近い合図カモ?!クワッ!! yamaiga.com リンク Wikipedia 自動車道 自動車道(じどうしゃどう)とは、日本の道路運送法に基づく道路であり(すなわち道路法に基づく道路ではなく)、専ら自動車の交通の用に供することを目的として設けられた道路を指す(道路運送法第2条第8項)。 下記の二種類に分けられる: 道路運送法に基づく自動車道は、道路交通法と道路運送車両法が適用される(道路法に基づく道路と同様)。 一般自動車道はその道で自動車道事業を経営しようとする者が国土交通大臣(かつては建設大臣と運輸大臣)の免許を受けて建設し供用する。 専

        千葉県の鋸山登山自動車道の謎「私道が私設料金所でお金を取っている」→興味深いそのロジックや他の私道の事例について
      • 日本の離島を訪れると「ナンバープレートのない車」が闊歩してる事例がある→島に公道が無かったり、車検が事実上不可能だったりと理由がある模様

        ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 廃道に身も心も捧げるオブローダーの道路愛好家。「山さ行がねが」主宰。 実業之日本社「日本の道路122万キロ」ほか執筆。コミックキューン連載中「はいどう!」の監修者。 ツイートに🦆が登場したら、山行がの更新が近い合図カモ?!クワッ!! yamaiga.com

          日本の離島を訪れると「ナンバープレートのない車」が闊歩してる事例がある→島に公道が無かったり、車検が事実上不可能だったりと理由がある模様
        • 【山さ行がねが】隧道レポート 掛川市の岩谷隧道

          2011/3/4 12:34 ここは東海道筋の宿場と茶の産地で有名な掛川のはずれにある、何の変哲もない丁字路。 ここが出発地点だ。 「地図」はもうちょっとだけ待ってね。 お目当ての「変なもの!」が出て来たら、すぐに明かします。 うふふふふ。 掛川に住んでる人ってきっと、「東海道」と「茶」の二言だけで掛川の紹介を済ませようとする人のこと軽蔑するだろうな。軽蔑されたくないので、もうひとつだけ掛川ミニ知識。 掛川は「電波ソング」の街らしいぞ!(wikipedia:「掛川市」より)←ホントかい! なにはともあれ、山行が“初”掛川だ~! 現行1/25000地形図にあるトンネル記号を目当てに入ってきたこの道だが、初っ端から狭いのだ。 路面には一応コンクリートの舗装がされているが、その幅は軽トラのタイヤの幅とぴったり一致。 普通車だと、この時点でちょっと怖じ気づくかと思うが、それ大正解。 特にこの先にあ

          • 【山さ行がねが】道路レポート 神津島黒根の未成道

            2013/4/2 7:54 《現在地》 今回のサブタイトル、「駆け抜けろ!! 神津島版の“アレ”」の、アレとは、もちろんアレである。 交通の難所のネーミングとしては、おそらく日本一有名なアレ。 まさか、この嵐の日に、離島でアレを披露する事になるとは思わなかったが、アレをしない限りは探索の目的を完遂出来なかったのでやむを得なかった。 その場面はもう少しで出現する。 つうか、もう見えてる。 返浜(かえすはま)ヘ向け、残り350m程度と推定される前進を開始する。 ああ、これはあかんやつや。 よくテレビのニュースなんかにも出てくる、例の、高波を見に行ったら波にさらわれるってヤツ。 こういう漁船がひとつも海に漕ぎ出しよらん日は、我々海の素人が海岸に近寄っちゃなんねぇ。 分かってる。 分かっているのに、止められない。止まらない!好奇心が盗んだピストバイクで走り出してる。 なぜなら、そこに道があるかもし

            • 長野の山中で見つけた散弾銃をぶっ放された標識、恐らく道路が通れない腹いせだが世紀末を感じる

              ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 廃道に身も心も捧げるオブローダーの道路愛好家。「山さ行がねが」主宰。 実業之日本社「日本の道路122万キロ」ほか執筆。コミックキューン連載中「はいどう!」の監修者。 ツイートに🦆が登場したら、山行がの更新が近い合図カモ?!クワッ!! yamaiga.com

                長野の山中で見つけた散弾銃をぶっ放された標識、恐らく道路が通れない腹いせだが世紀末を感じる
              • 営業はしない。ライバルも見ない。プロ廃道探索者の「自己防衛の仕事術」 - Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)

                「フリーランスは専門性が必要な時代」と言われることが多くなりました。でも、専門性とは、いったい何なのでしょうか。わたしはライターをしていますが、グルメに旅行におもしろ記事まで、書けそうなものは何でも手当たり次第に書いています。自分の専門性って何だろう……そんな悩みを持つフリーランスも少なくないはず。 そんなとき、ふと気付いたのです。「ニッチでオンリーワンなお仕事をしている人の生き方に、専門性を身につけるヒントがあるのでは?」と。 今回お話をお伺いしたのは、日本で初めてプロのオブローダー(廃道探索者)として生計を立てている平沼義之さん。失礼な話ですが、正直「どう稼いでいるのか」がまったく分からない職業です。そんな平沼さんにお仕事について聞いたら、「営業はしない、ライバルを見ない、他のものに浮気しない、妥協しない」と返ってきました。 1977年生まれ。日本初のプロオブローダーとして、道路探索を

                  営業はしない。ライバルも見ない。プロ廃道探索者の「自己防衛の仕事術」 - Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)
                • 【山さ行がねが】道路レポート 神津島黒根の未成道

                  <今の状態は…?> “ 封鎖された長いトンネルを抜けると、そこは大崩壊地だった。 ” 神津島最長の大黒根トンネルの先に待ち受けていたのは、先ほどまでの2車線舗装路とは余りに異質な風景であった。 果たしてここに道は作られていたのか、それとも工事は完全にトンネルでストップしていたのか。 今回は波濤逆巻く海岸線を歩いて、この足で道の有無を確かめる。 なお、地図を見る限り、ここから頑張って500m東へ行ければ、「返浜」という場所に辿り着けるはず。 そしてそこには何かしらの道が待っているようなので、未成道になった気持ちで、あそこを目指そう。 2013/4/2 7:45 500m先の返浜を新たな目的地として定めた私だが、今見えているのは、150mほど先にある無名の岬である。 その先の地形は全く窺い知れない。 そして凄く気になるのは、あの岬の基部に見える顕著に凹んだ部分のことである。 私はあれが、実はト

                  • 【山さ行がねが】道路レポート 神津島黒根の未成道

                    ※ このレポートは、「廃線レポート 神津島の石材積出軌道」の続きの時系列となります。 先に向こうをお読みになる事をオススメします。 私はいま雨の中、帰りの船の出航の有り無しとその時刻を気にしながら、島北端部へのスピーディな遊撃作戦を展開している最中である。 そしてスタートから1時間30分が経過した現在、ふたつのターゲットのひとつめ「石材積出軌道」の探索を終え、つづいてもうひとつの… コードネーム: 都道終点 へのアプローチを開始するところだ。 だがその前に、皆さまにお伝えしておきたい。 私がなぜ、ここへ行きたかったのか。 見てくれよ!! → 変だぜー!! 黄色い都道の線が、結構長いトンネルを出た途端に突然 ブツッ! と切れている。 現場はまさに採石場が山頂にあった神戸山の北麓で、神津島の最北端である。 そして、この「終点?!」の600mくらい手前にももう1本トンネルが描かれていて、その入口

                    • 【山さ行がねが】道路レポート 国道291号 清水峠 新潟側

                      おそらく、日本でもっとも有名な廃道の一つである。 多くの廃道ファンや国道ファンが、畏敬を込めて、こう呼ぶ。 清水国道 と。 清水国道の歴史は古く、明治の初期にまでさかのぼるのであるが、これは後にしよう。 それよりも、先に現状から説明したい。 清水峠は、群馬県と新潟県の県境(上越国境)上にあり、列島の中央分水界をなす、海抜1,448mの峠である。 この道は国道291号に指定されているが、峠の前後あわせて約28kmが「自動車交通不能区間」となっており、俗に言う“酷道”のひとつである。 これはおそらく、全国でも最長クラスの国道における自動車交通不能区間であるが、それでも群馬県側の大半は登山道になっていて、多少健脚であれば誰でも歩くことが可能である。 そして、素晴らしい景観を誇る清水峠に立つことも出来る。 だが、新潟県側の大半の区間(約12km)は廃道になっていて、 ここ何年、或いは何十年の間、誰

                      • 【謎】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る(後編)ヤマグチ探検隊 北海道小樽市

                        Googleマップで旧道の下調べをしていると海岸から程近い海中に、四角い構造物を発見。付近には旧日本陸軍の特攻艇基地もあった事から、この四角い構造物も基地に関連した物では?との仮説を立て現地に向かった。ゴムボートに乗って陸地から到達困難な入江に上陸。ついに謎の解明に向けて動き出すのであった。 【注意】動画での見解は間違っていた事が判明しています。 本当の真実はこちらで解説しております↓ 【訂正編】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る!真実は他にあった... 北海道小樽市 https://youtu.be/5dSIfzs_wLk 前編をまだ見ていない方は是非↓ 【謎】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る 北海道小樽市 https://youtu.be/Lwffm8wWz7I https://youtu.be/5dSIfzs_wLk 今回の動画に出てく

                          【謎】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る(後編)ヤマグチ探検隊 北海道小樽市
                        • 【謎】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る(前編) 北海道小樽市

                          Googleマップで旧道の下調べをしていると海岸から程近い海中に、四角い構造物を発見しました。現地で空撮も行い、本当に存在する事を確認。興味本位から調査を進めて行くと、やがて歴史的な出来事と密接に関係している可能性が出てきた。更にはすぐ目の前に人工的な洞窟らしきものまで... 解明に向けて大掛かりな調査に発展するのであった。 後編はこちら↓ 【謎】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る(後編)ヤマグチ探検隊 北海道小樽市 https://youtu.be/GNgmiR4kUyM (後編では間違った答えでお伝えしております事、予めご了承ください) 本当の真実はこちらで解説しております↓ 【訂正編】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る!真実は他にあった... 北海道小樽市 https://youtu.be/5dSIfzs_wLk ヤマグチ探検隊の活動記録↓

                            【謎】Googleマップで発見!海中に沈む謎の構造物に迫る(前編) 北海道小樽市
                          • 過酷な“酷道”から賑わいの“街道”へ ~再生する「国道289号八十里越」~ 前編

                            「今後5か年程度で全線開通の見通し」ーー2021年4月27日、国土交通省は「国道289号八十里越」の開通時期の見通しについて、初めてこのように時期をかなり絞った形で明言しました。このニュースは、地域に住む方々にとってだけでなく、実は全国の道路ファンにとっても大きな驚きをもって迎えられています。 いま「八十里越街道」として生まれ変わろうとする本エリアの特集記事として、今回はその最も重要なトピックである国道289号、いわゆる「八十里越」の道路そのものに焦点を当て、その特徴や魅力をディープに、マニアックに、前後編で掘り下げます。前編では遠い昔にさかのぼり、地域の暮らしとともに改良・再生の道を歩んできた歴史を、そして後編では、現在進行形で開通工事の進む現場取材から見出した未来を、道路マニアの目線からお送りする、今もっともディープな「八十里越」の特集記事をご堪能ください! ▲只見町叶津にある国道25

                              過酷な“酷道”から賑わいの“街道”へ ~再生する「国道289号八十里越」~ 前編
                            • 【山さ行がねが】隧道レポート 草木トンネル (旧三遠南信自動車道)

                              草木(くさぎ)トンネルとは、おそらく日本中でここにしかない、 高速道路から一般道路へと転落したトンネルである。 レポートのタイトルにある「三遠南信自動車道(さんえんなんしんじどうしゃどう)」は、その名の通り、三(三河)・遠(遠江)・南信(南信濃)の各地方を結ぶ、我が国の高速道路のひとつである。 今回紹介する草木トンネルとその前後の道は、この三遠南信自動車道の旧道である。 高速道路の旧道といえば、【道路レポート:中央自動車道旧道】もそうだったが、それと大きく異なっているのは、こちらには現道が今のところ存在しないという点だ。 にもかかわらず旧道があることを不思議に思われるかも知れないが、草木トンネルとその前後の道は三遠南信自動車道として建設されたが、その後の計画の変更によって、一般道路に格下げされたのである。 そして、新たな「三遠南信自動車道」はと言えば、まだ完成していない。 現道はないが、旧

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