山陽新幹線の博多駅から南に9.2 km[3]の所にある車両基地(博多総合車両所)までの回送線を旅客線化した路線である[4]。 新幹線用の設備を使用し、新幹線車両を使用するが、最高速度は120 km/hで「全国新幹線鉄道整備法」の定義から外れるためJR西日本では「新幹線鉄道」ではなく「普通鉄道」として当時の運輸省(現在の国土交通省)に認可を申請した経緯から「在来線」としている[5]。一方、施設そのものは新幹線の構造物であるため新幹線特例法の対象となっているほか、当路線の列車を運転するのに必要な動力車操縦者運転免許の種類は「新幹線電気車」であり、在来線電車の「甲種電気車」免許では運転できない。 博多南線と同様に、新幹線用設備を使用するものの旅客営業上は在来線として運行する路線には、東日本旅客鉄道(JR東日本)の上越新幹線から分岐し、上越線の支線として扱われる越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間がある