川口覚さんは2004年に芥川賞作家の吉田秀一さんが監督・脚色した映画『Water』に出演。主人公の一人、圭一郎役を演じ、本格的に俳優活動をスタートします。 映画やテレビドラマなどに出演する一方、2009年に演出家・蜷川幸雄さんが主宰する劇団「さいたまネクスト・シアター」の第1期生として参加。 2012年、蜷川さん演出のもと7代目ハムレットを演じます。 「さいたまネクスト・シアター」は、次代を担う若手俳優の育成を目的に、公演を通じて実践的な俳優の育成を行う劇団として、当時から大きな注目を集めました。 蜷川さんといえば、短気な性格で、厳しい演技指導で有名でしたね〜。口よりも手よりも先に、灰皿が飛んでくるというスパルタ式! 川口覚さんは、その厳しい指導のもと、2014年の春まで数多くの蜷川さんの舞台に出演し、俳優としての演技を磨いてきました。 在籍期間は5年を超えており、かなり実力派の俳優さんと