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指笛奏者の検索結果1 - 15 件 / 15件

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指笛奏者に関するエントリは15件あります。 旅行観光 などが関連タグです。 人気エントリには 『カルロス・ゴーンの逃げた国に行ったら色々終わってた話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売』などがあります。
  • カルロス・ゴーンの逃げた国に行ったら色々終わってた話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

    つい先日レバノンという国に行ってきた。日本人からしたらカルロスゴーンが逃亡した先としてお馴染みのあの国である。この国は中東のパリと呼ばれるベイルートを始めとして欧米人観光客が多く訪れる綺麗な国であった。昔は。 しかし近年は宗派間の対立、格差社会の進行、政府の腐敗が重なり経済や国民生活は落ちぶれていった。ただでさえ弱っていた所をコロナとベイルート港爆発事故が襲い完全に失敗国家と成り果てた。カルロスゴーンどんまい。 と言うわけで今回は経済崩壊した国家で過ごしてみるとどんな状況なのかを書き連ねていきたいと思う。 街中にいるヒズボラ民兵まず最初に首都ベイルートでは1日の約半分しか電気が使えない。夜間と昼数時間程度電気が流れるだけである。外貨準備高がほぼ底をつき発電用の燃料が買えないからだ。僕らの行った時はまだ半日使えた。酷い時は3日間完全に電気止まってたらしい。クソ ここ最近ロシアによるウクライナ

      カルロス・ゴーンの逃げた国に行ったら色々終わってた話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
    • ホンジュラスでコカ⚪︎ン中毒者にバッテリー借りパクされたから家に立て篭もって徹底抗戦した話(前編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

      ※当アカウントは特殊な訓練を受けています、良い子はマネしないでね! ※当地ホンジュラスは。10万人あたりの殺人件数が世界ランキング1〜4位をここ10年間彷徨っており殺人事件の90%以上が捕まらない国です、判断ミスったら射殺されます、以下の記事はあくまで酒のつまみとしてお楽しみください 始まりこの旅程のルート この日はエルサルバドルの首都サンサルバドルからホンジュラスの北部にあるコパン・ルイナスという遺跡観光都市に向けて移動していた。早起きして7時には出発しエルサルバドルを出国してホンジュラスへと入国したのは午前11時前のことである。 いいペースで動けていたがこの時通過したエル・ポイという街からコパンへはオコテペケ、ラ・エントラーダという街を経由しないと辿り着かない。乗り換えが多い区間であった。 国境からオコテペケで乗り換えラ・エントラーダへと向かう。この路線は一発で行けるはずであった。が、

        ホンジュラスでコカ⚪︎ン中毒者にバッテリー借りパクされたから家に立て篭もって徹底抗戦した話(前編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
      • ホンジュラスでコカ⚪︎ン中毒者にバッテリー借りパクされたから家に立て篭もって徹底抗戦した話(後編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

        途中マチェーテを返してくれと言われたがこのまま夜になってこちらが眠くなったタイミングで邂逅すると分が悪いので拒否した。なにせあっちはコカインを吸って眠気が消えている可能性があるのだ。 戦場でヒロポン打たせた眠らない兵士と相対するようなものである。こちらは眠らないとダメなタイプである。寝込みを襲われたら勝ち目がない。 ビール缶を傾けながら投石に対して逆に投げ返したりしていたが結局そのまま時間は徒らに過ぎて日付を跨ごうとしていた。これはまずいな。 昨日バッテリー寝ている間によくわからん理由で借りパクされたので自分自身寝ている間にやられると何やられるか自信がない次第である。色々策を練った結果、どこかに隠れて寝ても蚊の攻勢により睡眠不足に陥る可能性が高いので部屋に立て篭もることに決めた。 自分を守る為もあるし、相手の寝床を占領することで相手に睡眠させる機会を与えない戦法である。コカインの効能がどれ

          ホンジュラスでコカ⚪︎ン中毒者にバッテリー借りパクされたから家に立て篭もって徹底抗戦した話(後編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
        • 北朝鮮でAV見せたら大ウケした話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

          ジョージ・オーウェルの『1984』を読んでいたら""comrade""という懐かしい単語が目に止まったのである思い出に浸りたい。 ※この文章はお下劣な話なのと内容が内容だけに朝鮮総連関係者等が見て当該関係者が処刑や粛清されるリスクがあるので登場人物や状況など多少の脚色を加えています。 訪朝 もう何年も前のことである。僕は北朝鮮ツアーをほぼ終え中国と国境の街に来ていた。訪朝している間には軍人に色々勘違いされ銃口を向けられながら携帯を没収されたり、その後過度のストレスから発熱するも二度とない北朝鮮旅行と思って身体を張っていた為、鴨緑江が見えた時はだいぶ気が楽になっていた。 平壌から乗った列車を降りると新しい観光ガイドがついた。いわゆる監視員という奴である。平壌市内や別の都市に行った時はこれとは別のツアーガイドがいたが、この国境の街はツアーのオプションで僕とインド人の二人しかいなかったので列車に

            北朝鮮でAV見せたら大ウケした話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
          • カザフスタンにある世界で唯一民間人が入れる核実験場跡に行き水爆で出来た人造湖で泳いできた話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

            世界で唯一民間人が入れる核実験場跡、旧ソビエト連邦の秘密研究都市、いずれもセミパラチンスク核実験場跡を形容する言葉である。なんと甘美な響きであろうか。 この地にチャガン湖という円形の湖がある。なぜ丸いかと言うとこの湖は水爆によって出来たクレーターに水が溜まって出来た物だからである。衛星画像で見てみると本当に丸いのがわかる。 チャガン湖の衛星画像この湖は1965年、旧ソビエトによる「国民経済のための核爆発」計画の一環として行われた地下核実験によって誕生した。 チャガン川の川底地下178mに設置された140ktの核爆発により幅400m、深さ100m、高さ20~38mのクレーターができ、穴に溜まった水により人口湖「原子の湖」が爆誕した。 この場所を知った瞬間、「あ、これは僕が行かねばならぬ場所だな」との使命感に駆られた。 僕は核武装論者で核兵器を作りたいが為に大学で物理工学を専攻したぐらいには核

              カザフスタンにある世界で唯一民間人が入れる核実験場跡に行き水爆で出来た人造湖で泳いできた話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
            • ホンジュラスでコカ⚪︎ン中毒者にバッテリー借りパクされたから家に立て篭もって徹底抗戦した話(中編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

              ベネズエラ難民ごっこ流石に満足したのか吸うのをやめてタクシーを探し始めた。すると他の乗客が乗っていた三輪タクシーが止まったのでそれに乗った。後ろに3人前に一人、運転手も入れたら5人も乗っている。俺の荷物も合わせたら5.5人分の重さもあって最初タイヤが動かなかった。 他の男たちが一回降りて一旦押しながら静止摩擦係数を超えるように押すとようやく動き出した。ふぅ。まぁ俺は後ろに座って何もしてないけどな。 順調に走り出し町外れにある建物の前まで来ると三輪タクシーから降りるように言った。コカイン兄貴はここの近くだわ。そう言って歩き始めると建設途中で放棄されたコンクリの建物の中へと入っていった。 もしかして、ホームレスでここを根城にしているのかこいつ??ここで寝るのなら野宿と変わんなくないかと思っていると部屋の隅から灯りがついて突如としてマチェーテを持った老人が現れた。 ホームレス老人の根城クックック

                ホンジュラスでコカ⚪︎ン中毒者にバッテリー借りパクされたから家に立て篭もって徹底抗戦した話(中編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
              • イラクでチャリ爆走してたらシーア派の高位ウラマーに謁見したりテレビ出演する事になった話①|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                皆さんこんにちはご機嫌よう。2ヶ月ほど前、外務省と色々ゴタゴタがあった後、暫く普通にツイートしていたツイ廃の僕がほとんどツイートしなくなったので一部の人は気付いてたと思う。僕はイラク旅行を強行していた。 外務省に何回も渡航中止勧告を受けた。両親からも祖母からも電話がガンガン飛んできた。外務省のやった事は仕事だし正しいのは否定しない。でも僕は好奇心に抗えなかった。ただ僕はどこぞのフリージャーナリストみたく紛争地帯の真実を届ける責務があるんだ!みたいな高尚な正義感は持ち合わせてない。 好奇心は全てに勝る。どの分野においても僕は自分の知らない世界に到達出来る事に至高の喜びを感じてしまう。よく言えばフロンティア精神に溢れてるし悪く言えば自制出来ないただの馬鹿だ。 まぁそんな自分語りはこの旅行記の本質ではないのでここで終わりとしておこう。それでは本題に入りたいと思う。 シーア派の聖地カルバラへ 幹線

                  イラクでチャリ爆走してたらシーア派の高位ウラマーに謁見したりテレビ出演する事になった話①|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                • 指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売|note

                  トルコでボッタクリに遭い有刺鉄線を乗り越え逃げ、アルメニアでマダニに噛まれるも生き延び、アフガンでタリバンに36時間軟禁され、アントニオ猪木と同時訪朝し、ベトナムで詐欺師にスカウトされ、サウジでゲイに強姦されかけ、カザフで水爆で出来た湖で泳ぎ、カンボジアでロケランで学校を破壊した

                    指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売|note
                  • ギアナ三国密入国体験記|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                    皆さんはギアナ三国を知っているだろうか?私の友人や読者の中の百戦錬磨の旅行オタク達からは「そんなの常識だろう」と返ってくるかも知れない。 ただ大多数の人間は多分知らないと思うので地理やらそこを踏まえた上でこの文章を認めていきたいと思う。南米一周旅行者ですら飛ばしてしまう人の方が大多数の地域だからだ。 まぁ旅行・地理オタクは落ち着いてもらいたい。今回は通常のルートを逸脱した行程を辿っているのでそのエピソード部分は楽しんで頂けるであろう。 ※ 今回のルート及び、手段手法は推奨させるものではありません。個人的にも入出国スタンプ収集が出来ず面白い反面、マイナス面もあります。当記事を参考にし、いかなる事態が起きようと当方は一切の責任を負いません…..。 ではまず地理から話そう。ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナの3つは南米の北にある3つの小さな国である。(仏領ギアナはフランスの海外県であるがいちい

                      ギアナ三国密入国体験記|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                    • タリバン政権下のアフガニスタンVISA取得奮闘記|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                      先日アフガニスタン・イスラーム首長国を旅行してきた。ご存知の通りタリバンの作った国である。去年2021年の8月、アフガニスタン・イスラーム共和国は瓦解しタリバンが全土を掌握しアフガニスタンには新生国家が樹立された。 日本語は勿論のこと新体制での観光ビザ取得の記録は英語でも執筆時点では見つからなかった。多分このnoteは初めての新アフガニスタン国家の観光ビザ取得のレポートになるだろう。 最初のアフガニスタン渡航計画さて、アフガニスタンに関して少し思い出話をさせていただきたい。アフガニスタンへの渡航計画自体は今回が初めてではなかった。時は2021年の夏、私はイギリスに来ていた。理由は過去に書いているので暇があったら読んでほしい。 イギリスはこの時ワクチン接種ペースが日本より早く、不法移民や観光客でも無料で打つことができ、ノービザで入国した僕でも1回目を打つことができていた。 日本を発った4月の

                        タリバン政権下のアフガニスタンVISA取得奮闘記|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                      • 男しかいない国〜アトス自治修道士共和国〜(前編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                        もし男(女)だけの世界があったら……?そんな仮定をした事はないだろうか?Twitterの男女論でも異性嫌いの主義者達がたまに主張する世界線である。 今回は男しか入れない国に行ってみた。それがアトス自治修道士共和国。その名の通り修道士たちが強大な自治権を持った事実上の国家だ。 この国の住人は全員オス。外部から入れる性別もオスのみ、修道院で飼っている家畜も全部オスである。道ですれ違うのは全員おじさん、修道士はもちろん男性。僕も男性。犬も馬も全部ブツをぶら下げていた。 繁殖行為ができないので人間も動物も外部から供給されることで成立し、ここでの居を構えた者は生涯この地に住まい、それ以降死ぬまで女を見ることなくここで祈りを捧げ続ける。 そんな宗教自治国家であるこの国に入るのには巡礼ビザを取得しなければならず、異教徒で巡礼が許可されるのは1日にたったの10人までとなっている。普通は数ヶ月前に予約をしな

                          男しかいない国〜アトス自治修道士共和国〜(前編)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                        • イラクでチャリ爆走してたらシーア派の高位ウラマーに謁見したりテレビ出演する事になった話⑤(最終話)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                          本をいただいた後「この後時間あるかい?」と聞かれたので今日はこの聖廟を見てその後同伴者の彼の実家にあるクーサという古代都市に行くつもりですと答えたら「ん〜どうしようかな、この後この聖廟で1番の偉い人に会ってもらおうかと考えてたんだけど....」 いやまじか、それってウラマーと謁見できるってことかよ。いつの間にか凄い話になってるぞ。今日1日予想外の事が起こりすぎて頭がついていってない。隣の彼のこの後の予定が気になっていたが彼は「ぜひそうしなさい」と言う。それならばこんなチャンス逃すわけがない。有り難くお話を承った。 広報責任者の彼は「では時間も時間だしお腹空いてるだろう。ご飯を食べに行こうか」と言って聖廟内を歩き出した。彼について行くと地下の大きな食堂に着いた。 「ここは世界各地から来た巡礼者達がここでご飯を食べていくんだよ。ここで提供されるご飯は無料なんだ。」どうやらこのカルバラ内では色ん

                            イラクでチャリ爆走してたらシーア派の高位ウラマーに謁見したりテレビ出演する事になった話⑤(最終話)|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                          • イラクでチャリ爆走してたらシーア派の高位ウラマーに謁見したりテレビ出演する事になった話③|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                            待っている間に日は沈んだ。「上に聞いたら今回モスク内の立ち入り許可するって」やったああああああ。まさかのまさかの聖廟内立ち入り許可獲得である。コロナ以前にほとんど外国人観光客いない逆張り大成功である。微塵も内部見学できるとは思っていなかったので感謝しきりであった。受付の責任者の人に感謝の旨を伝えると「楽しんできてね」と微笑まれた。 意外とあっさり許可がおり、なんでも交渉してみるもんやなぁと思いながら「いや、これ俺1人できてたら絶対許可降りない。今日は本当にありがとうございました。」とお礼を言った。この時点でもうこの人が詐欺師だという疑いは消えていた。詐欺師にしては親切すぎる。もしこれでも詐欺の一環だとしたら喜んでお金払わさせて頂きます!!! ウキウキしながらまた元の入口にいる警備員のところに戻ると無線で話が通っていたのかあっさりモスク内の入場を許される。キリスト教の教会と違ってモスクは結構

                              イラクでチャリ爆走してたらシーア派の高位ウラマーに謁見したりテレビ出演する事になった話③|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                            • 北キプロスのトルコ軍占領区域に日本人で1番乗りしちゃった話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                              本noteは決して北キプロストルコ共和国の渡航を薦めるものではございません。当地はトルコの保護国であり国家承認しているのは唯一トルコだけです。つまりトルコ大使館以外の在外公館が存在しません。何かあっても自己責任です。(とまぁ一応お決まりのご注釈をつけているが地域大国トルコの強力な軍事力により治安は非常に安定しており未承認国家としてはかなり難易度が低い国である。) 最初に言っておく、読者にギリシャ人いたらごめん。多分絶対に許してくれんと思うけど。 今から嬉々として書く内容は分かりやすく言うとアメリカ人が「韓国側から竹島入ったぜイェーイ!」みたいな感じである。日本人は領土問題に疎い人が多いのでこう言われても怒らない人多いだろうがギリシャ人がこれを聞いたら激昂してもおかしくない。今回はそう言うお話である。 背景まずそもそもキプロスってどこ?何でそんな揉めてんの?という方が殆どなので簡単に説明しよ

                                北キプロスのトルコ軍占領区域に日本人で1番乗りしちゃった話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                              • カンボジア サリン事件|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                                その夜、猛烈な腹痛と吐き気に襲われていた。携帯を見ると深夜3時だった。画面が暗く見えたので明るさ最大限にした。あれれ今日食った屋台メシハズレ引いたかな? 症状はさらに悪化する。取り敢えずトイレに駆け込み嘔吐する。元々逆流性食道炎だったので綺麗に吐けた。これですっきりして二度寝できるかな?と楽観した瞬間もう一回強烈な吐き気がきた。まぁ2回連続で波来ることもあるよな。 問題はそれだけで終わらなかった。吐き気が止まらない。3回目からもう吐くものがなくなって胃酸が直接出てくる。あの特有のほんのりと苦い強烈な酸味だ。 4〜5回吐いた後でトイレの手洗い場所から水を飲む。生水に当たることなどどうでもよかった。喉が焼けていた。意識が混濁しながらまた便器に顔を突っ伏した。おぇぇぇぇぇぇ。 その時点で 何回目か分からなくなっていたが取り敢えずはマシになった。吐きすぎて体がフラフラしたのでもう一度ベッドに戻る。

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