逆、歴史に学んでいるからこそ中国もロシアも「信用や名声が国家の発展にかかわることが」幻想だと思っている。 同じ歴史を経たとしても、立場が異なればそのとらえ方も反対になる。 ネバー・アゲイン・レゾルーション(二度と繰り返さない決意) https://www.riabou.net/entry/2015/08/16/140156 たとえば、日本が太平洋戦争から学んだ一つが国家目標達成の手段として軍事力や軍事組織に頼らない、ということであり、これをD・ボブロウは、戦後日本の「二度と繰り返さない決意(ネバーアゲインレゾリューション)」の一つと呼んでいる。(安全保障の国際政治学 p322) 戦争の歴史から、二度と繰り返してはならない、という思いを抱くのは日本だけではありません。中国もそうです。しかし、どんな教訓を得るかは、国によって異なります。 中国には、アヘン戦争以来、延々と列強に植民地化され、日本