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星雲賞の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 星雲賞受賞作にして藤井太洋のあらたなる代表作といっても過言ではない、未来の戦争を描き出した長篇SF!──『マン・カインド』 - 基本読書

    マン・カインド 作者:藤井 太洋早川書房Amazonこの『マン・カインド』は、至近未来ー近未来を主な舞台に選び、現実の社会情勢や技術の延長線上で様々な短篇・長篇を発表してきた作家、藤井太洋の最新長篇だ。最新とはいっても本作はSFマガジンで2017年〜21年まで連載しており、翌年の星雲賞(日本のSF賞で、SF大会の参加者の投票で決定される)の長篇部門を受賞している。 つまり連載当時から高い評価を受けていたわけだが、なぜ単行本化が今日まで伸びたのか? といえば理由は僕も何も知らないが、単純に忙しかったのか、もしくは連載版に比べて大幅に加筆修正をしたそうなので、「より完璧な」形を目指すのに時間がかかったのだろう。そんなこんなで期間があいたこともあって、連載版で読んではいるものの初読のような気持ちで読み始めたのだが、いやーこれがおもしろかった! 本作の舞台は2040年代の未来。この世界ではAIドロ

      星雲賞受賞作にして藤井太洋のあらたなる代表作といっても過言ではない、未来の戦争を描き出した長篇SF!──『マン・カインド』 - 基本読書
    • 第54回星雲賞受賞作。――劉慈欣『流浪地球』レビュー【評者:加藤 徹】 | カドブン

      中国大ヒット映画原作、SF短編集!『流浪地球』レビュー 書評家・作家・専門家が《新刊》をご紹介! 本選びにお役立てください。 SFと「科幻」――劉慈欣文学の魅力 書評:加藤 徹(明治大学教授) サイエンス・フィクションを、日本人は「空想科学」と訳し、中国人は「科幻(かげん)」(科学幻想)と訳す。 空想科学と科幻。英訳は同じSFでも、文学ジャンルとしての両者の性格は違う。 私たちが暮らしているこの地球は、二つの世界に分かれている。ゴジラ的な映画を作れる「空想科学」系の国々と、作ることが許されない「科幻」系の国々だ。 日本人は、怪獣が東京を焼き、自衛隊の戦車を踏みつぶす映画を好む。アメリカ人も、宇宙人がホワイトハウスを壊し、UFOが米空軍の戦闘機をハエのようにバタバタと落とす映画を楽しむ。イギリス人も、十八世紀の小説『ガリバー旅行記』でガリバーが小人国の王宮の火事を小便で鎮火して以来、実在の国

        第54回星雲賞受賞作。――劉慈欣『流浪地球』レビュー【評者:加藤 徹】 | カドブン
      • 「ダンジョン飯」が星雲賞コミック部門を受賞、アート部門には麻宮騎亜

        「ダンジョン飯」はダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金や食料を失ってしまった冒険者・ライオスの一行が、襲い来るモンスターを食べながらダンジョン踏破を目指すファンタジー。ハルタ(KADOKAWA)で2014年2月から2023年9月まで連載され、単行本は全14巻が発売されている。2024年1月からはTVアニメも放送中だ。 またアート部門を麻宮騎亜が受賞。自由部門には、日本のアニメーションにおける巨大ロボットのデザインとその映像表現の歴史をたどる企画展「日本の巨大ロボット群像-巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」が選ばれた。 1970年に創設された星雲賞は、日本で最も長い歴史を誇るSF賞。前年に発表されたSF作品およびSF活動を対象に、「日本SF大会」参加者の投票により受賞作品が決定する。部門は日本長編部門、海外長編部門、日本短編部門、海外短編部門、メディア部門、コミック部門、アー

          「ダンジョン飯」が星雲賞コミック部門を受賞、アート部門には麻宮騎亜
        • 星雲賞作家 草野原々、長編SFを自費出版で刊行 鉱物と自動人形の逃避行を描く

          SF小説家・草野原々さんによる長編小説『コズミック・アルケミスト』が3月20日(水)に刊行される。 定価は790円(税込)。出版社を介さずKindleでの自費出版となる。 デビュー作『最後にして最初のアイドル』で星雲賞を受賞した草野原々草野原々さんは『最後にして最初のアイドル』でデビュー。 『ラブライブ!』二次創作から星雲賞へ アイドル、百合、ソシャゲをSF化した異端小説 小説家・草野原々さんによる『最後にして最初のアイドル』の文庫版表紙が公開された。発売は1月24日(水)。 表紙イラストを手がけたのはTNSKさん。漫画『ブ… 草野原々の新作『大絶滅恐竜タイムウォーズ』 星雲賞受賞作家の注目作 小説家・草野原々さんが『大絶滅恐竜タイムウォーズ』(ハヤカワ文庫JA)を12月19日(木)に発売する。 SF作家としてのデビュー作『最後にして最初のアイドル』と同じく、表紙イラストはTNSKさんが手

            星雲賞作家 草野原々、長編SFを自費出版で刊行 鉱物と自動人形の逃避行を描く
          • 2024年 第55回星雲賞

            星雲賞は、日本のSF及び周辺ジャンルにおいて最も長い歴史を誇るアワードです。前年1月から12月の間に発表された作品および活動の中から、日本SF大会参加者による投票で決まります。 第55回星雲賞は、4月23日から5月31日にかけて投票が行われました。 受賞作(受賞者)の発表は6月5日(水曜日) 正午にインターネット上で発表されました。 受賞式は2024年7月6日、長野県で開催される第62回日本SF大会(やねこんR)において実施されました 2024年 第55回星雲賞 受賞作 【日本長編部門(小説)】 Best Japanese Long Story

            • 麻宮騎亜™@KIA_ASAMIYA 第55回星雲賞アート部門受賞!コミケ日曜 東 “ス” 71ab on X: "とうとう、家族や親に対して侮辱発言やサークルへの攻撃予告等も来たので、当分はSNSへの関わりをやめようと思います。 仕事や、サークル活動、イベント告知などは新規に【太陽系旅団】のアカウントを作って、スタッフに託します。"

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