中国・貴州省で7月7日、路線バスが突如道端の貯水池に転落し21人が死亡した事故で、現地の公安当局は12日、運転手が自殺のために故意にバスを転落させたと発表した。 【動画】バスが速度上げ貯水湖に転落する瞬間 転落の瞬間映像に事故が起きたのは7月7日の正午過ぎ。貴州省安順市で、路線バスが突如、左折して車線を乗り越えると、急加速してそのまま道路を横断し貯水池に突っ込んだ。 警察や消防が救助活動にあたり、37人を引き上げたが、そのうち21人が死亡した。運転していた男(52)も死亡した。 この様子を捉えた監視カメラの映像がネットで拡散されていた。さらに、バスには中国の大学の統一入学試験を受ける学生も乗っていたことから、中国では原因などに注目が集まっていた。 酒を詰め替え...現地の公安当局は12日、事故について調査結果を公表し、運転手の自殺だったと結論づけた。バスに故障はなかったという。 発表による