松原正樹のシティポップにおけるギタープレイをセレクト 2016年2月に帰天された、松原正樹さんのお誕生日ということで、80年代シティポップ10選を、という話を突然いただいた。スタジオミュージシャンとして1万曲のレコーディングに参加したと言われているが、必ずしもクレジットが残っているわけでもないので、今回はある程度クレジットとして残っているものから印象的なギタープレイを紹介することにする。どこまでをシティポップとするかは微妙だが、印象に残る作品、編曲家としての松原正樹さんがクレジットされている作品等を中心に選んでみた。 歌謡曲においては一聴して印象的なギタープレイが多くみられるが、シティポップとカテゴライズされる曲では必ずしもそうではなく、サウンドを彩るリズム楽器、ハーモニーのひとつとしての側面も強い。そのあたりが、「一億人を振り向かせる」(©スージー鈴木)歌謡曲と、「わかるやつだけわかれば